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ANTへの挑戦(中)

どうも、オタしまです。
というわけで前回の記事でANTを完成させるところまで辿り着いたわけですが、それからの苦労を書いていきます。

なにから始めればいいのか?

デッキは完成したものの、どう練習すればいいのか、なにをするべきかさっぱりわからずすぐに路頭に迷うことになりましたw

自分が普段一緒に遊んでいるグループは自分を含めて6人、当時のメンバーのデッキは
土地単
無色POST
青黒忍者
ホガークヴァイン
エルフ

デルバーもwillも全然いねwww
とりあえず回して感覚を掴むかと対戦してみるとコンボがよく決まります。なにも考えずに5マナ用意して「むかつき」をパなしているだけなので当然なのですが。。。
当時の自分には相手のデッキにおいてケアするカードを考え、すり抜ける知恵も技術も何一つ備わっていなかったのです。
揃ったから勝ち、揃わなかったから負けという誰も得をしないフリープレイ状態、これでは意味がないことはすぐわかったので内政フェイズに入ります。

MTGは過去の読み物や対戦動画が充実しています。
過去のANTと今のANTでは中身が結構違うのですが、それでも見ないよりはマシだろうと過去のグランプリやラストサン予選などの動画を漁りまくりました。
最近の動画だとスズさんの「ストーム王への道」シリーズは様々なデッキとのマッチアップに加え解説もあったのでとにかく参考になりました。今後の動画投稿も楽しみにしてます!!

また、読み物にしても倉成さんの当時の構築論や、くららさんのANTのコンボルートの解説(くららさんの記事は採用カードが現環境のものに近しく非常に参考になりました)を会社への往復時間に何度も読み直しました。

とまぁこんな感じで様々な媒体から知恵を得ていくのですが、すぐに壁にぶつかります。
「こんな難しいデッキで大会勝てるわけなくない?」

理解が深まると同時に勝てなくなる

少しずつコンボルートを覚えるのと同時に、なにをされると負けるのか、相手の使うメタカードへの理解が深まってきました。
そうなると組んだ当初のようにコンボも決まらなくなります。相手にされると嫌なことや、持たれたら嫌なカードを知ってしまいドローの使い方がコンボ一辺倒でなくなってしまったのです。(将来的にその方がいいのですが)
対戦環境がオンライン中心で週に2回程度しか取れないので、とにかく継続して数をこなしていくため、できない日は寝る前の感謝の一人回しは欠かしません。
また、実際に対戦してる人のプレイを間近で見たいと思い、GW中に開催されたETERNAL PARTYを観戦しに行くことにしました。本当は参加したかったのですが、参加枠がすぐに埋まってしまい参加できず。
自分のプレイの仕方が正しいのか?ドロソの使い方は?ハンデスの対象は?
その答えを求めて参加もしない会場に足を運びました。

結局見て聞いて読むのが一番の近道

というわけで会場に行き、昔馴染みの知り合いとの挨拶を済ませて上位卓から見ていくと、何名かいたので張り付いて観戦。
ANTを使っている人ってデッキのカードへの拘りが強いプレイヤーが多いイメージがあったのですが、まぁfoilの割合が多いことw
デッキの彩りやこだわりのカードって、そのデッキを回すモチベーションに繋がるので、自分も国産ゲームで遊ぶ際は必ずフルレアで遊んでましたw
予定もあったので13時くらいまで観戦、非常に学ぶことが多く、早速夜は一人回し、見て感じたことと読み漁った記事とを擦り合わせてみると、理解できなかった部分の視界が拓けました。
更にTwitterで有識者の方と繋がることができたので、リプをいただいたりして少しずつですがANTの使い方が前に進んできた手ごたえを感じました。

これ以上彩るには?

ここからは番外編のぼく個人のエピソードが混じります。
自分の使っているANTは可能な限り日語統一、初版、リマスターなどで旧枠があるものは旧枠で組んでいます。
昔ガンダムウォーでお世話になった人に「高いカードじゃなきゃトップドローもできないしマナは出ない」と刷り込まれていて、その出会いから15年、その教えを守り続けているのです。ただの精神論ですが今後もその教えは守っていきますw
そんな形で組んだANTですが、基本土地もユーロランド、島はヴェネツィアを使っていました。
これには理由があって、「ARIA」という自分の人生観に少なからず影響を与えたアニメの舞台なんですね。
見たことない人は是非見てみてください、現代人にこそあのヒーリングストーリーは必要。

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最高のアニメなんだ(最高なため)

島でこれ以上なんて、「GURUランド」くらいしかなくねー?wさすがに無理っしょーwww
と思っていたのですが…一度そう考えてしまった時点で、こだわりのユーロランドすら「妥協」に見えてきてしまいました(病気)
使っていた基本土地は4枚。
島2、沼1、森1
森はサイドで抜ける可能性もあったのでとりあえずノーカウントとしてメインボードでは3枚…

ん?案外いけんじゃね???


ぼくはフルfoilにはあまり興味がなく(foilにするのが不可能なカードがあるのが気になるため)拘っていた会場のANTの先輩達に追いつける彩りポイントはやはり基本土地しかない!!なによりこのデッキを作るきっかけとなった高橋優太選手のANTも「GURUランド」…いくぞ!アスラーダ!!
そうと決まれば早速行動!集める覚悟と、盟友『カズマ』の「統率者もうそんな遊ばないっしょw」の後押しから、統率者(ウルザ)のデッキを手放して島1枚と沼1枚を購入
こういうのは勢いが大切なんだよなぁ!!!

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うーん、よく買ったよなぁ(しみじみ)


とは言え、島の2枚目はもう紙の循環ではどうしようもないなーと思っているところに奇跡が。
少しして発売した当時のヴァイスシュヴァルツ最新弾「冴えない彼女の育て方」のボックスを盟友『136』と1ボックスずつ剥き、発売日買取20万円のSSP「加藤 恵」をぶち抜き、それを頭金に買うことに成功しましたwww

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自分は断然エリリ派なんですけどね!!!!

万に一つでもどっちかが引いたら割という約束をしてたので、買取額の半分と更なるデジカの資産を捻出し、島の2枚目をついに購入!
まさかこんな形で揃っちまうとはなー。

しかしここで当然の疑問も出てくると思います。

お前そんなデッキばっかり彩って練習してんのかって?

勿論です、毎日感謝の一人回し30分~1時間は欠かしませんし、最新のデッキレシピの追っかけ、何十回と読んだ記事の読み返しなど、腕を上げるための時間は今まで以上に取っていました。
それもそのはず、自分はこれから基本土地の最高峰である「GURUランド」を使うのに勝てなければただの成金、スネ夫以下です。
これは15年前からの刷り込みに加えた自分の持論ですが、


「デッキを彩っても自分の腕を彩らなきゃ意味がない」

これです。とにかくこの意識をもって過去国産TCGも取り組んできています。デッキのレアリティ高いのに下位卓にいるのって端から見てダサくないですか?w
昔ヴァンガードで遊んでいた頃、商業施設の中のカードショップの大会に盟友『カズマ』と参加した時、大会前に二人でフリプをしていた時の話ですが、自分はシャドパラ、相手はロイパラと、アニメの影響を受けて好きなクランのデッキを使用していました。
やはりここでもフルレアだったのですが、「すげー!全部SP だーー!!!」と、自分らのフリプを目を輝かせながら観戦している小中学生w
確かに自分も中学生のころ、地元のショップや大会で十字勲章や英雄勲章を使ってプレイしてる大人がスゴイかっこよく見えてました。

昨今のネットの発達したTCG業界でこういうことはほとんど起こらないと思います、特にMTGなんておじさんが遊んでいるのでなおさらですし、それぞれの使っているカードにもこだわりがあったりもします。
ただそれでも、自分がデッキを彩って使っているからには、その彩りに応えられる実力でなければいけないと。
ある意味使っている自分にプレッシャーを与える意味でも「GURUランド」への土地のアップグレードを行いましたw

さて次回は

次回はBMO直前までの大会の記録などを書いていきます。
最後に散々偉そうなことを書きましたが、デッキを彩って気持ちを高めたからって急に勝てるわけでありませんw
さっきまでの偉そうな内容とは嘘のようにボロ負けし続けるレポートをお届けします。

ではではシャイドリー(伝わってくれ!)


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