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靴屋さんだけど靴屋さんじゃない

最近少しずつ冷えてきましたね。
こちら沖縄からですが、12月ともなるとロンTを着るぐらい(それで済んでいるとも言えますが)の季節になりました。

さて、私たちは沖縄の靴屋であることはご挨拶でお伝えした通りですが、
◯◯屋さんと言った時に、大抵の人はその〇〇を売っている事をあてにした上でお店に行かれると思うのですが、そういう意味で私たちは靴屋さんであって靴屋さんでないのです。

謎の看板

そもそも『大田製靴店』という屋号が思いのほか読みにくいらしく、いろんなところで「看板読めないあのお店」と呼ばれている事をお客さんから聞きました。
『おおたせいくつてん』、と読みます。おそらく『せいくつ』のところがなじみのないフレーズなんだと思います。

ウワサの謎の看板 昔使ってたものの復刻なんですが、フォントがいい味だしてますよね

製靴店とは

現在ではだいぶ少なくなってしまった製靴店ですが、文字通り靴を作るお店です。
昔は既成の革靴というものがあまりなかったらしく、町の靴屋さんで作られたものを履いていたようです。弊社のルーツは先々代が1929年に創業したところから始まります。

そこから92年間、手作業で靴の製作・修理をおこなってきました。
現在では装具の製作も手掛けています。

脳卒中の後遺症で普通の靴では歩けない方のために作ったブーツ(装具)

靴屋さんであって靴屋さんでない所以

つまり手作業のサービスを売りにしているので、店頭に売り物をたくさん並べている感じではないという事です。
最近では少しだけ既成の靴も取り扱うようになりましたが、方向性を限定したラインナップです。

日本のメーカーが足にトラブルがある方向けに開発したスニーカー 
なかなか良くできててお客さんからのフィードバックも良いです

敷居が高い?いえいえそんな

なので、少しニッチな業態ではあるかもしれませんが、ありがたい事に連日いろんなご相談をいただいてます。靴のこと、足のこと、それが自分であったり家族や友人のことであったりと。
自分で言うのも何ですが、お仕事中の私たちって結構フレンドリー(本当はシャイだったりする)なので、どんなことでもまずはお気軽にご相談いただけたらなと思います。

てな感じですが、またちょこちょこと私たちのことを書いていきたいと思います。
ではでは



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