ウィッグのメンテナンスについて
ウィッグを購入するとメンテナンスがついてまわる。基本的には購入ウィッグの説明書などに記載されているメンテナンス方法にしたがって行えばよいが、毎日ウィッグを使用するとメンテナンスが面倒に感じることもある。
生活がウィッグ中心になるのが嫌だったので、要所を抑えつつ自分なりのメンテナンス方法を模索した。
私は、リネアストリアの人毛タイプのフルウィッグを使用している。ウィッグは市販のシャンプーやトリートメントで洗い、水気をとったらヘアオイルをつける。その後はそのまま乾かす場合もあれば、ヘアアイロンなどで髪を巻く場合もある。
最近はノンシリコンシャンプーが流行っているが、ウィッグに使用するシャンプーはあえてシリコンありを買っている。ウィッグメーカーから専用のシャンプーやトリートメント、スプレーなどが販売されているが、近所のドラッグストアで買えないため、今は使用していない。
人毛ウィッグにヘアオイルをつける場合は、洗った直後にオイルをつけ、一晩おき、翌朝、ウィッグを使用する。ウィッグを使う直前でオイルをつけてもいいが、ベタベタして、浸透するのに時間がかかるようだ。
ヘアアイロンOKのウィッグは、適度な熱を与えることでウィッグの痛みが改善される場合もある。
また、夜にウィッグを洗い、好きなヘアスタイルにしておくことで、朝の忙しい時間のヘアセットを行う必要がなくなる。
乾かすときは、ウィッグスタンドに乗せて、扇風機をあてる。ウィッグの毛ではなく、ウィッグの内側のネットを乾かすことを意識する。ウィッグのネットがしっかり乾いていないと、着用時の臭い戻りや、汗で濡れたときの臭いが気になってしまう。特にウィッグのふちのゴムが入っている所や、布が分厚くなっている所がしっかり乾いているかを確認する。
平日に会社に出勤してオフィスワークをしているので、冬は週1、夏は毎日の頻度で洗う。インナーネット(髪を束ねるネット)は毎日洗濯している。
冬の場合、ほとんど汗をかかないため、月1の洗浄でもいいくらいだが、髪が汚れでテカってしまったり、髪にコシがなくなるので週1で洗っている。
夏の場合、インナーネットを毎日交換して、ウィッグの内側をきちんと乾かせば、かなり臭いを気にしなくてすむが、突然の外出などでいつもより多く汗をかくと、臭いが気になってしまうため、念のため、毎日、洗っている。
インナーネットは300円くらいで購入できるので、多めに購入し、毎日交換している。
ウィッグが清潔でもインナーネットを洗わずに使うとかなり臭いが出てしまう。
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