短編物の冒頭

以前から実はなにか短編小説のようなものを書いてみたいと考えていた。ついさっきふとした時に使えるのではないかと思う文章が浮かんできたので忘れないうちに記しておきたいと思う。メモに書いておけばよかったのだけど客観的な意見も欲しかったので共有してみることにした。

----------------------ココカラ------------------------

夜、突然大きなバスが爆発した。

以前から隣町で爆破テロが続いているというニュースを耳にしていたので、すぐにそのことが頭に浮かんだ。

とてつもない音に私は目を見開きバスの方角に釘付けになった。

その中から唯一幼い子どもが出て来るのが見えた。それをみて私はすぐさま走りだした。こんなに幼い子にはとても刺激が強すぎると思ったためか、単に救いたいと思ったためか。一心不乱にその子を抱きしめた。大丈夫だとそう何度も自分にも言い聞かせるように。

だが、泣くこともなくお母さん、お母さん怖かったよって言ってる。私はお母さんじゃないと言うけれど聞かない。混乱しているだけだろうと思っていた。

自分自身も混乱する中、助けを呼ぼうと思った矢先に次の爆発があった。次の爆発はとてつもない爆発で、音と業火が広がり夜ということを忘れるほどだった

私はあまりもの音に尻もちをついてしまったが被害にあった子どもは微動だにせずに佇んでいる。火が広がりあたりが業火により明るくなり子どもと私の顔を強く照らした。

ようやく私は、"そのこと"に気づき息を殺しながら噎び泣いた。



客観的な意見をもらい、これを頑張って完成に近づけようと思う。

それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?