2025年正月のPNKT日誌 1
2025年が明けてずいぶんと経った。
まあいつものことなんだが、今年も、新年を迎える準備などあまり入念にしないまま大晦日を迎え、またもや年と共に気分が改まることもなくもんやりと年末年始を迎えてしまったのだった。
不思議と、外を歩いてもその光景からはそれほど新年気分を感じられず、かろうじて、元旦のあのしんとした独特の空気感によって年が明けたことを実感できるようであった。
一応、郵便受けを確認する。律儀に賀状を下さる方も年々めっきりと減ってきた。
毎年やりとりをしていた中には賀状やめます宣言をされた方もおられた。その場合こちらからはどうしようかと思うが、まあ、SNS上で挨拶を交わして事足りるなら困ることもない。
気になるのは、今年は、賀状でしか繋がっていない方々の多くから便りがなかったことだ。何かあったのだろうか。変わりなければよいのだが。
昨年の返礼が何かの手違いで届いておらず、自分が賀状をやめたと思われたのか、先方がもう昨年限りにされたのか。
今年は夜中にPCのキーボードが壊れて焦ったりするようなドタバタは無く、去年に比べるとまだ穏やかではあった(顛末は昨年のPNKT日誌を)。
それでもこうしてPNKT日誌と題して文章を書いているくらいだから、まあまあそれなりのことはやらかしたのである。
大晦日から元日は締め切りのある作業に追われて、とにかくそれに専心することとなった。
去年も多分締め切りが、などと言っていたはずなのでいつも通りの過ごし方ではあったのだ。
昔は何かと盛りだくさんに予定が入ってきたり、出かけたりしていたものだ。
世の中では大小イベントがあちこちで開催されていて、自分のような者でも声がかかってかりだされていたし、カウントダウンなどに自ら出向いて機嫌よく騒いだりということもしていた。
それはそれで楽しかったが、例の流行り病で世の中が一変してからは、かつての賑やかさが懐かしくさえ思えたりもする。
それはある意味人々の楽しみ方が多様化・細分化されたのか、主催する側の予算の額や使い方が変わってきたとか、そんな事情もあるかも知れないが、自分には知る由もない。
自分にしたところが、歳を取ったということもあるが、近年は体調を気遣って、つとめておとなしく過ごすようにしている身であり、年末は29日のむ〜ら恒例忘年会ライブで思い切りやって終了、という流れにホッとしているのである。
カウントダウンの現場なんてやっていたら、文字通りの寝正月で、布団から出ずに過ごしているかも知れない。
そう、今まで生きてきた中で学んだ最重要事項のひとつが、最適な睡眠についてと言っても過言ではないだろう。
睡眠においてじゅうぶんな量と質を確保し続けることがどれほど大切か、自分は何年もかけて身をもって知ったのだった。
これはPNKTなら最重要事項のひとつと言っても過言ではない。
今までの長期にわたる体調の推移を自分なりに考えた結果、その原因と過程についてこのような仮説を立てて理解している。他人に話して聞かせても疑問が残るばかりだろうが、自分の中ではまあまあ理にかなっていると思う。
何年もかけて脳に高負荷をかけながら睡眠不足を続けた結果、疲労回復も十分でないまま体に相当な負荷をかけることになり、身体中の筋肉がガチガチになった。
動きが悪くなったまま酷使する足・ひじ・膝の関節が炎症を起こすようになり、挙げ句の果てに寝返りも打てないほどの激痛に見舞われるところまできてしまった。
それを今数年がかりで改善しようとしている途中だが、やはり質の良い睡眠と休息が本当に大事だと痛感させられる。
さて、PNKT日誌を標榜している割には、ここまでPNKTなやらかしについて全く出てこないと思われるかもしれないが、実はもうやらかしているのだ。
ここまでだらだら書いて、話が本旨から枝葉にどんどん逸れて全くまとまらない。これこそがPNKTの特徴のひとつなのだ。これはさる界隈では「脳内マジカルバナナ」と呼ばれている。
正月のやらかしについては次回に譲ることにする。