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私がnoteを始めた訳

noteを始めて半年が過ぎました

何故、書き残そうとしたのかを改めて考えてみました。
訪問看護師という仕事を通じて、療養する方の人生最期の大切な時間に一緒に過ごす経験をさせてもらい、伝えられたものを残したいという気持ちが始まりでした。

本人も家族や周りにいる人たちもエネルギーを使うその時、とても大きなもの、それは この後を生きていくための力になるもの、を頂いているのだと感じていました。

私が力をもらったように、その大きな力は、だれかの力になってくれるのだと信じたい。

それを伝えたいと書き始めたのですが・・・

病気と付き合いながらの生き方は、望みのある時間であって欲しい。
その人らしく生きる当たり前の日常を諦めて欲しくない。そう願っていることを上手く伝えられているでしょうか。


私はそうでしたが、看護師になって訪問看護を選ぶ人は、病院の看護に限界や疑問をもっている場合が多いように思います。
看護師として在宅療養に足を踏み入れ、自分の家に帰ることで解決する体の痛み、不快な症状があることを目の当たりにして、病院勤務の時に抱いていた想いは確信になった気がします。


安心して心穏やかに過ごすことが、人が生きていく中で、どれだけ重要なことかを知ったのです。

病気と付き合いながら過ごす方には、病気を治すために頑張っている自分を認めてもらいたい。治療が難しくなっても、それは全てを諦めることではないと知って欲しいのです。

色んな希望があっていいし、一人一人顔が違うように、色んな生き方がある。
迷いが生じたときは、こんな生き方があってもいいのだと自分を肯定してもらいたい。

たった1秒でも多く、穏やかで気持ちのいい時間を過ごすために知って欲しいことを伝えたいのです。

人生の幕引きに色んな形があると、自分や大切な人に置き換えて想像ができたら、変えたくても変えられない現実の苦しみを軽くしてくれることになりませんか。

不安や諦めでいっぱいになった気持ちを軽くして、希望を見つけて欲しいのです。

そんな想いでnoteを書いています。

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