CLS 高知 2022 初鰹編に参加してきました
今日は、2022/05/20〜05/22 に第9回 コミュニティリーダーズサミット in 高知 2022 初鰹編 (以下 CLS 高知) に参加してきましたので、自分なりの reCap と備忘としてレポートしておきたいと思います。
05/20 前夜祭
私ごとですが、AWS コミュニティビルダーに参加させていただいたタイミングで社長と執行役員に誘われて CLS 高知に申し込みました。ただ、二人とも予定が入っていけなくなったため、僕ひとりで参加してきました。
大阪伊丹空港から高知まで 50 分で到着。離陸したと思ったらあっという間に着きました。飛行は 40 分程度だったと思います。
空港から宿泊先のドーミーインまでシャトルバスで移動しました。途中高速道路も使って 35 分程で着きました。
運賃は現金精算ではなく、自動販売機でチケットを 740 円で購入する事前精算の形式でした。
バスの乗客は僕だけだったのでタクシーのような感じで降りるバス停も案内してくださり、「帰りのチケットはここで買えますよ。」と丁寧に教えてくださいました。
降りたのはデンテツターミナルビル前だったと思います。
前夜祭は、葉牡丹という居酒屋さんでした。
『普段スーパーで買うカツオは、ポン酢をかけて誤魔化して食べている。』と感じるほど、全く臭みがなくて粗塩でいただきました。
右手前に写っている太巻き寿司は「土佐巻き」というそうで郷土料理とのことでした。
3 次会で、バーテンダーさんに教えていただいたのですが、葉牡丹さんは昼は定食もされているということだったので、今後家族と来たときに連れていってあげたいと思います。
前後しますが、2 次会は 高知名物屋台餃子安兵衛 というお店に連れて行っていただきました。レトロな店構えで雰囲気がありました。赤坂の一屋で食べた、外観は小ぶりパリパリなのに、内側は肉汁が出てお酒の進む高知餃子でした。皆さんが飲まれていたダバダ火振をいただきました。栗の焼酎だそうで、クセもなく飲みやすかったです。
個人的にはこのポテサラがめちゃくちゃ美味しかったです!酸味が強くて一人で食べてしまいました。
締めにソライロのアサリらーめんをいただきました。チョンマゲの玉子焼きめしを食べ損ねたのは残念です。
05/21 本編
翌朝、少し仕事をして 10 時に高知城に向かいました。ドーミーインから 10 分程でした。
AD 時代に「功名が辻」の撮影で高知に来たときは、全く歴史に興味が無かったのですが、城めぐり部部長になってから、日本の100名城ブックを片手に隙あれば全国の城に登城しています。
四国は高知城でコンプリートなのでスタンプだけでも押したかったのですが、本丸まで距離があって行けませんでした。次回チャレンジしたいと思います。
お誘いいただいたひろめ市場では、オススメのカツオの刺身とたたきを塩でいただきました。特に刺身は醤油でいただきました。すごくジューシーでカツオの概念が変わりました。
セッション1 「How to make a movement 〜社会運動の起こし方。 #武闘派CIO の場合~」
武闘派 CIO の 3 名が揃って登壇されていて非常に豪華なセッションを生で視聴することができました。クラウド会の三賢人を、IT 酒場放浪記という Youtube を題材にノンフィクションライターの酒井 真弓さんが煽る展開が非常に面白かったです。
心に残ったのは、友岡さんの「オンプレミスだとセキュリティが甘いのにクラウドが危ないと主張する矛盾や、自分が雇った SIer は SLA を設けていないのにクラウドに SLA を求める矛盾」に関しては非常に共感しましたし、「大きな会社ほど、営業秘密と自社で利用しているシステムの内情 (例えば Excel か Google スプレッドシートを使っているか?など) をひとまとめにしてしまっている」という点も頷けました。
喜多羅さんの「次のリーダーを対等に扱って、行動を誉めてあげれることが大事。」や「うまくいったことをフィードバックしてあげて、手放しでやらせてあげることが大事。」といったご意見は耳が痛く、反省を感じていました。
「場所を変えたら自分が輝き出した。」「環境変えましょう。」という話は、自分が転職して体現しているのでより確信することができました。
長谷川さんの「勉強になりました。だけでは勿体無いから行動に移せ。」という言葉も刺さりました。
僕自身、チームマネージャーとして 8 ヶ月ほど経ちましたが、みんなを守り、チームを守るをテーマにやってきて少し行き詰まっていたので、来週から少しやり方を変えてみようと思える素晴らしい機会をいただきました。
セッション2 「コミュニティはあなたと会社を救う 〜明るく!開く!つながる!〜(仮)」
デジタルキューブの西村さんが話されていた「口に出すと風が吹く。」や「味を占める。」という言葉の流れから、他人を頼ることで人生のどん底から上がっていった話をお聞きして、実際は西村さんの行動力があったから変わった変化だったのだろうなと感じていました。僕自身、前職でどん底から腹をくくって AWS エンジニアとして一皮むけることができたので、行動が実を結ぶのという点に共感しました。
青山商事の平松さんが「外への扉を開いて楽しく生きよ。」と仰っていて、次のセッションでも nosson の小野さんが自分が楽しさを演じるという話に通づるものがあったと思うのですが「楽しさ」が人を動かす鍵になっていると感じました。
あと、平松さんのスライドはハイライトの使い方がカッコよくて非常に参考になりました。現地の Wi-Fi が非力だったので、スライドが途中で見れず大変残念でした。
春日井製菓の原さんが話されていた「面白い会社は作れる。」や「会社に、明るい方に腹をくくらせる」もやはり「楽しさ」が絡んでいると感じましたし、プロジェクトをオープンにして見える化するのは大事だと思いました。
他にも JBUG 広島のナカミチさんのセッションや、クリーンなプロパンガスの産学連携プロジェクトの話、人口 5,000 人を全てスマホ化するプロジェクトやサウナ、IoP、シビックテックなど魅力的な登壇が続きました。
モルゲンロットさんのステッカーをいただくことができました。早速貼らせていただきました。
05/22 大人の遠足
3 日目は大人の遠足に参加しました。
8:40 頃ホテルをチェックアウトして大通りに出ると、土佐の日曜市に出会うことができました。高知城の手前まで出店が続いていて、活気が溢れていました。
牛舎見学
バスに揺られること 1 時間、畜産されている牛舎にお伺いして「土佐あかうし」を学びました。
鼻輪が付いている牛と付いていない牛がいました。買ってきた牛など、連れて来られた牛には付いているそうで、引っ張って連れて行く際にはこちらでもつけるとのことでした。
牛は正面が見えないそうで、横から近づいて触れ合うと教えていただきました。
角は良く抜けるそうです。血が大量に出て、中から肉が見えたりすると仰っていました。ツノの当たりは硬くてゴリゴリ掻きむしると気持ちよさそうでした。
早明浦 (さめうら) ダム
早明浦 (さめうら) ダムも連れて行っていただきました。4 県に届く水瓶ということで非常にスケールが大きかったです。平日なら見学もできるそうです。
カヌーもできるとのことだったので、家族と遊びに来ようと思います。
肉焼き
お昼は道の駅で BBQ 形式であかうしをいただきました。
天井と底を焼いてホイルで巻いて余熱で仕上げていく、ブロック肉の焼き方「肉焼き法」を伝授いただきました。次回、キャンプで再現できそうです。
食品衛生法上、通常だとブロック肉の提供はできないといった決まりがあるそうで、焼き方を勉強した後は、職員の方が一口サイズに切ってくださいました。美味しくいただきました。
初参加した所感
急きょ一人で現地参加しましたが、フジテックの友岡さんが仰っていた「馴染みのコミュニティ」ではなく、全く違うコミュニティに足を踏み入れる経験を体現できました。
最初から自分一人だと分かっていたら、申し込みしなかっただろう大人の遠足も参加してみると皆さん優しく楽しく参加させていただきましたし、何より楽しかったです。
これまで、AWS に限定したイベントばかり参加してきたのでセキュリティの知識やカツオの話、メディアの話など大変勉強になりました。ありがとうございました。