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LoupeDeck でスマート家電を操作する

masOS を対象にした記事です。
LoupeDeck を 1 ヶ月利用した所感です。
情報がアップデートされた場合、記事を更新する可能性があります。

以前、以下の記事で紹介しておりますが、我が家は Nature Remo と Switch bot と Qrio Lock と Amazon 純正のスマートコンセントと、Tapo があり、デバイスが混在しています。

このスマートホーム家電のうち、Nature Remo と Switch bot は LoupeDeck にてボタンを割り当てることができましたのでご紹介します。

画像の上段には、テレビのボタンを配置しています。
ON/OFF、8 ch ボタン、画面切り替え、画面表示、ボリューム、チャンネルを割り当てました。
(我が家の朝は、必ずめざましテレビを視聴するので、フジテレビ用の 8ch ボタンが必要なのです。)

中段には、お風呂とトイレの電気を、下段には、シーリングファンを設定しました。これは、家族から「電気つけたまま。」とか、「風呂の電気が消さないで。」などの声が聞こえたときに素早くフォローできるようにしています。

右下には [次のページ] ボタンを配置していて、次のページには、玄関や廊下のライト用のあまり使わないボタンや、一斉に電気を消すような連続処理用のマクロを登録しています。

Nature Remo

Nature Remo は以下サイトでローカル API の実行方法が公開されているので簡単に設定ができます。

ローカル API を使うと、クラウドを介さずにプライベート IP で直接リクエストするのでクラウド特有のモッサリ感がないです。

JSON データの取得方法

Nature Remo アプリケーションなどは使わず、Nature Remo に向けて赤外線を飛ばします。

青く光ったら OK です。
最後に受信した赤外線データが本体に残るようです。
本体から赤外線データを送信するとクリアされるようです。

この、Nature Remo 本体に赤外線データが保持された状態で、http GET リクエストすると、赤外線情報 (JSON) がレスポンスされます。
IP アドレスだと受け付けない仕組みになっているようで、ホスト名でリクエストする必要があります。

% curl http://Remo-XXXXXX.local/messages -H "X-Requested-With: local"
{"format":"us","freq":38,"data":[707,938,1523,937,1500,1779,...,471,538,513,528]}
%   

この JSON データを再度 POST してやると Nature Remo が動作します。
プライベート IP アドレスで送信すると、名前解決にかかる時間が短縮されて早いです。

% curl -XPOST http://XXX.XXX.XXX.XXX/messages -H \"X-Requested-With: local\" -d {\"format\":\"us\",\"freq\":3 ...

Switchbot

Switchbot はアプリで以下 Qiita のページを参考にさせていただきました。
こちらも Nature Remo とほぼ同じですが、クラウドを経由するのとトークンが必要です。

セキュリティ面では Switchbot の方が安心感がありますが、ローカル API が利用できる Nature Remo の方が便利な印象です。

Qrio Lock

Qrio Lock に関しては、API は公開されていないようです。商用利用する場合のみ利用できるようで、残念です。

本サービスのご提供は法人のみとさせていただきます。

https://qrio.me/article/release/2016/614/

他のスマート家電に関しても追加方法がわかったら、本記事を更新してご紹介できればと思います。

以上です。

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