CASETiFY が重い? iPhone 16 Pro Max が重い?
久しぶりに iPhone を買い替えました。iPhone 12 mini、iPhone 13 と乗り継ぎ、今回は、iPhone 16 Pro Max にしました。ケースも買いまして、取り付けた途端、家族から「重い」と酷評されたため、何がそんなに重く感じるのか調べることにしました。
CASETiFY
ケースは、CASETiFY にしました。CASETiFY は香港の Casetagram Limited という会社が販売しているスマートフォンケースのブランドです。
インスタの広告に度々出てきて、インバウンドのアジア系の観光客がよく手に持っているので勢いを感じます。
僕は、ずっと スト II 春麗モデル が欲しかったのですが、iPhone 13 用までしか展開されておらず、レンズが割れないか心配だったので、CASETiFY インパクトリングケース を選択しました。
インパクトリングケースは、カメラレンズ部分がパカっと開いて、スタンド代わりになるモデルです。
昨年、クレジットカードを整理したときに、アメックスのスマートフォン・プロテクションが気になりつつも、結局 JAL カードにまとめたので、現在も「自分たちの身は自分たちで守る。」を継続しています。
で、重さの検証結果をご報告する前に、少し、我が家のケース事情を書きたいと思います。
我が家のルール
以前、我が家では「iPhone を使うなら iFace をつける。」を家訓とし、家族 4 人が徹底してきました。息子たちは、妻が定期的にガラスフィルムを割るのをそばで見てきたため、このルールを尊重してくれました。
僕は、割れているスマホを持ち歩くのは、見栄えがよくないので、修理するか買い替えると決めています。これは、僕の勝手な考え方で、本当に家族 4 人がそれぞれ iPhone を定期的に割って、買い替えていくと破産します。
我が家には、iPhone を割らずに使い続ける施策が必要です。
iFace Reflection は脆い
iPhone X、iPhone SE の頃は、全員が iFace First Class を選択するという暗黙のルールがありました。
iFace First Class は外側がポリカーボネート、内側が TPU (ポリウレタン系熱可塑性エラストマー) で覆われるため、鉄壁の防御力を持ちます。一度購入すると、次の iPhone に替わるまで買い替える必要がないと言っても過言ではありません。
一方で、iFace First Class は分厚いのと、見慣れて飽きたのとで、家族から不評でした。
そこで、iFace Reflection 強化ガラスクリアケースを選択しても良いというルールに変えたところ、現在までに、妻と長男、次男が 1 回ずつ割って買い替えましたし、長男に至っては、iPhone を落としたタイミングでケースから iPhone が飛び出して、iPhone 自体がバキバキに割れました。次男も、ガラスサムライのカメラガラスフィルムを貼ったら、iFace よりもフィルムが出っ張って、3 回割ったのち、iPhone のアクリル部分が割れてしまいました。
以上より、iFace 以外のケースを検討していたという感じです。
ケースと iPhone と同じ重さやん!
iPhone 16 Pro Max は 9/13 に予約して、10/12 に届きました。ちょうど一ヶ月かかりました。CASETiFY も 10/15 に発注して、発送されたのが 10/17、佐川運輸の配達員さんが自宅に届けてくださったのが、10/19 だったので、4 日ほどかかりました。
ということで、iPhone を 10 日ほど裸で使っていて、その間、毎日のように息子たちが人の iPhone でドラクエウォークをしていたので、CASETiFY を取り付けた後の感想が、
「折角軽い iPhone を買ったのに重くなったやん。」
「スタイリッシュなチタンが、なんかブヨブヨやね。お父さんみたい。」
「ケースと iPhone と同じ重さなんちゃう?」
とかなり不評でした。
なぜ、そんなに重く感じる理由がどこにあるのか、本当に重いのか調べてみることにしました。
スケールで計測しました
前置きが長くなりましたが、スケールを使って、もろもろ計測しました。
以下の写真は、iPhone 16 Pro Max の、アクセサリーを含む総重量です。332g は一眼レフと比べると全然軽いのですが、これは重いと感じるようです。
確かに長男の iPhone 12 Pro Max は iFace 込みで 283g なので、50g 増えると重く感じるんですね。
iPhone 12 Pro Max 用の iFace Reflection は 47g でした。
続けて、次男の iPhone 13 とアクセサリーを含む総重量です。小さいボディのクセにイヤホンがついていたり、ストラップがあったり、299g もありました。
これに重いと言われるのは、若干、癪 (しゃく) です。
iPhone 16 Pro Max 自体は、242g なので、確かに二人が持ち歩く iPhone よりは軽いです。画面の表示範囲も大きく、カメラもゴツいのに、重量が少ないから軽く感じるのでしょうね。
CASETiFY は、68g でした。(うち、JAL の接合部が 2g)
ゴムが分厚いのと、Qi (ワイヤレス給電) 部分に金属を含むため、どうしても重くなるのかも知れません。
残りの重量は、ストラップでした。22g でした。結果、裸の iPhone から 90g が増えたことで、自分たちの普段持っている重さと比較して、体感的に重いと感じたようです。
おまけ
最後に、なぜ CASETiFY のインパクトスタンドケースを選択したか?と使い心地を書いて終わりたいと思います。
CASETiFY はウルトラバウンスケースという 10m からの落下試験をクリアする脅威の強度を誇るケースから、軽量なケースまで、ニーズに合わせたラインアップが展開されています。
僕が購入したのは、インパクトリングスタンドケースで、中ぐらいの重さでした。このケースを選択した理由はレンズを保護するプラスティックの高さでした。写真では伝わりづらいかも知れませんが、カメラレンズに NIMASO のカメラフィルムをつけています。
これまで息子たちがレンズを割ってきた理由は、iFace Reflection の高さにあると感じていました。そこで、貼り付けたレンズフィルムの高さを超えるケースを購入することにしました。
以下は、レンズ部分の拡大画像です。左がインパクトリングスタンドケースで、右
側がインパクトケースです。スタンドが稼働する分、盛り上がっているのが分かります。多分、右側のインパクトケースでも、レンズカバーをしなければレンズは守れるのでしょうが、レンズカバーを取り付けた場合は、保護仕切れない懸念がありました。
僕はほとんど出かけないので、ネットで判断しましたが、気になる方は、日本にもリアル店舗が 9 店があるので、実際に手に取って確認されてみてはいかがでしょうか。
こちらは、スクリーン側の拡大写真です。Lamicall のガラスフィルムを貼りましたが、ガラスフィルムを超えてゴムが保護してくれているのが分かります。
一方で、これだけ分厚いので、持ちづらく、重く感じるのかも知れません。
今回、いろいろなケースを検討しました。どの企業も強度と軽さと使い勝手やさまざまな要素を天秤にかけて、バランスを取りながら、ギリギリのラインを攻めてるなと感じました。
いろいろ書きましたが、iPhone 16 Pro はエッジが滑らかなので、裸で持つのが一番しっくりきます。室内はケースなしで、外出するときはストラップ付きのケースで持つのが、僕は、一番快適で安全に使えると感じています。
以上です。