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感覚の違い : 身を守る習慣
5/17(金)。やっとベイエリアに帰れると思うと嬉しくホッとする。私がいたところは白人と南米系の人しかいなくて、アジア人に一切会わなかった。ベイエリアはアジア人も結構多くて何となく安心感がある。
日本は基本的にどこに行ってもよく整理されていて、整頓されて、安全って外国人に言われる。普通に生きていて、日常の生活の中で命の危険を感じた事がないから日本は安全なんだろう。
ローカルの人とどこかに出かけると普段から身を守る姿勢が身についているのがわかる。
まず、車を離れる時は車の中に荷物を入れておかずトランクに入れるし、車を停める場所はあまりメンテナンスされていない薄暗い立体駐車場には停めないとか。そもそも、車の鍵も1回で全部の扉は開かない。1回鍵を押すと、運転席の扉だけ空いて、2回押すと助手席や後部座席のドアが開く。
レストランでバーカウンターで席を待っている時も人の動きに目をやって、サングラスやスマホでさえ両手の内側に置く。
現金を出しているところはまず見ない。こちらではクレジットカードが全てで、キャッシュを使う事はほとんどないけれども、キャッシュを数える時は足元でコソコソ隠しながらやっている。
行く場所と目的地がわからないのにタクシーには乗らない。タクシー運転手に美味しいお店教えてくださいっていうのはない。
凄く慎重だね。って聞くと、荷物をトランクに入れなかったから車上あらしに合ったっていう話は聞いた事がないけれど、こうやって育ってきたから習慣になっていると言っていた。
安全と言われている地域ですら、こういう動作を見ていると、普段の日本の生活からは想像を超えているなぁと思う。危ないから気をつけてと言われても、経験した事がないから気をつけているつもりでも日本人はトラブルに巻き込まれるやすいんだと思う。
幸いにもアメリカに来て危ない状況に陥った事がないけれども、必要以上に気をつけても損はない。危ない目にあって泣く事を考えたら...