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ほぼ日weeksカバー再考 「tragen」が思いの外良かった
ほぼ日手帳weeksのカバーとして「ひきだしポーチ・姉」を購入したのですが、思いの外大きかったうえに、思いの外モノが入らず、こりゃ再考だな、となりまして、手帳会議の際に気になっていたもう一つのカバー「tragen」を思い切って追加購入してみたところ、これが思いの外良く、「こんなことなら最初から買っておけば良かった!」という結論のお話です。
第一印象とひきだしポーチ・姉との比較
tragenが届いて開封した第一印象は、「お!!小さい、薄い、軽い」です。ひきだしポーチ・姉の第一印象と真逆でした。並べてみるとこんな感じです。
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結構大きさが違うなという印象です。ひきだしポーチ・姉の方はtragenに比べてかなりゴツいな、という印象なのです。tragen、さすがは手帳カバーとして設計されているだけあります。(当然だけど)
そう、別にひきだしポーチ・姉が悪いわけではないです、そもそも手帳カバーではないのだから。ただ、weeksが入るという触れ込みを見て、私のように手帳カバーの代用になるのではないかという期待を込めて買ってしまうと、あれれ?と思ってしまう人もいそうだな、ということです。
コンパクトに、かつ大容量の筆記具もスマートに持ち歩きたいなら、断然tragenの方がおすすめです。
tragenの詳細とモノを入れてみたところ
まずカバーの上部に来る部分が大容量のポケットになってます。中はベージュのナイロンで、中身が見やすい明るさ。このあたりの配慮は嬉しい。
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ペンを10本くらい入れても全く問題ない容量です。試しにマイルドライナーを8本ほど入れてみましたが余裕です。
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驚くべきは、これほどのペンを入れた状態で閉じても、パンパンになっていないところです。下の写真のようにスマートな顔で澄ましてました。私が思うに、tragenの凄さは、大容量の収納力というよりも、大容量の収納力なのに、パンパンに見えないスマートさ、ではないかと思います。いくら大容量でも、パンパンだと見た目が悪いから結局モノ入れられないじゃん、となるんですけど、そういうことにならなそうです。
当然ですが、手帳も入れやすいです。
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ペンホルダーは一つ。革製。ただし、かなり細い。これはペンのフックを引っ掛けて使うタイプですね。uniball oneのフックは問題なく挟めました。
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ただし、愛用している万年筆LAMMYのフックは太過ぎて引っかかりません。LAMMYを引っ掛けたい人はご注意を。ポケットに入れるしかないですね。ここはもう少し太めのホルダーだと良かったなと感じます。
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気に入った点
まず気に入った点から。先に述べた通り、思いの外コンパクトで軽量、なのに大容量で、ポケットにたっぷりモノを入れてもパンパンに見えない点。これは本当に最高です。
ナイロンはあまり好きではないのですが、思ったよりもやさしい風合いで手触りが良く気に入りました。
ディテールでは、ジッパーの引き手部分。レザーがおしゃれであるだけでなく、しっかりと大ぶりで使い勝手もいい機能美なのが◎。
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残念な点
残念な点はとにもかくにも埃が付きやすいという点。これは買う前から心配していたのですが、やはりかなり付着します。上記の拡大気味の写真を見ていただくと分かるように、結構ばっちり埃が付いていると思います。実物は、付いていてもそこまで気にならないかな、という感じがしないでもない(苦笑)…うーん、でもやっぱり気になるかな。コロコロなどの粘着テープで埃を取りたくなりますが、まあ、許容範囲…かな?と思えなくもないです。ひきだしポーチ・姉のブラックの方が埃が目立つ印象だったので、まだまし、という感じでしょうか。もう少し埃が付きづらい素材だと嬉しいんですけどね。気づくとパタパタと埃を払う癖がつきかけてます。
あとは細かいですが、表面にある革製のタグが、私には邪魔に思えます。公式サイトによれば「さりげない遊び心」ということですが、私には全く不要です。
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さらには裏面のポケットの縁にも革製のタグがあります。さらにさらに、内側の革製カードポケットにも「HOBONICHI」の刻印がありまして、実に3箇所にもタグが存在する。これはいい加減やり過ぎです。ここまで来ると「さげりない」ことは全くなく、むしろ主張が過ぎます。内側の刻印だけで十分だったように思います。無駄なタグは取り除いてしまいたいけれど、本体が傷みそうなので我慢します。無駄を排除したシンプルで洗練されたデザインって、本当に難しいものです。
とはいえ、総じて満足度高く買ってよかったです。2025年を待たずに、もう使い始めようと思います。(しっかし、埃付くなぁ〜涙)