私の英語学習歴(後編)
こんにちは。再びおたまです。
前編に引き続き、昨年IELTS 7.5を取得した私の英語学習歴を振り返ってみようと思います。
後編の今回は高校〜大学(現在)について振り返ります。
※ 所々、心の声がダダ漏れになっている部分がありますがあくまでも個人の見解です…。
■ 高校(その1):帰国子女に囲まれた高校生活
晴れて高校生になった私は、国際基督教大学高等学校(ICUHS)に入学。
入学とともに、私の英語黄金時代は終わりを告げました…。
というのも、ICUHSでは生徒の2/3が海外で生活していた帰国生。帰国生ではない「一般生」というカテゴリーの中にも、海外にいた時期が幼少期だったためギリギリ帰国生認定がもらえなかったという「隠れ帰国」も多かったため、公立小中学校出身でパスポートを作ったことすらない私はレアキャラ中のレアキャラでした。(刺激的な環境です)
そのため、中学までは英語ができるほうだったはずの私は、高校入学と同時にできないほうにシフト…。
とはいえ、唯一(?)英語関連で自慢できることもありました。
それは一般生界隈では上のレベルの英語のクラスに振り分けられたこと!
ICUHSには、ELAという英語の授業があり、レベルが高い順にL1、L2、L3、L4の4クラスがあります。大まかに、
という構成です。
少しでも上のクラスに入って自己肯定感を爆上げしたい私は、意地でもL3に入ってやろうと入学前のクラス分けテストに向けてゴリゴリ勉強。
その甲斐もあってなのか、L3ポジションを獲得したのです!!(全体から見ると下から2番目のクラスですが、一般生にとってはすごいことなので自慢しときます笑)
■ 高校(その2):劣等感との戦い
しかし、私の高校生活は楽しいことばかりではありません。もちろん高校の友達は大好きな人ばかりだし、学校に行きたくない日なんて1日もありませんでしたが、ハイスペックな人が多い反面、毎日劣等感を抱えながら過ごしていました。
例えば、
「何で私は帰国生より国語ができないんだろう」とか、
「何でみんなはあんなに積極性があるんだろう」とか、
「何でみんなあんなにインスタのフォロワー多いんだろう」とか。笑
今思うと、帰国生は英語にとどまらず頭良い人が多いし、転勤が多い家庭で育った子は友達を作るために積極的にならなきゃいけないし、移住するごとに友達は倍増するわけだから地元しか知らない私と比べたらフォロワーが多いのも当たり前なことで、とてつもなくちっぽけな悩みだったのですが…
当時の私には、日常のちょっとした出来事や友達の言動が劣等感のタネになっていて、周りにはあまり言わなかったのですが、そのタネが大きくなったときには最寄駅から1人でひっそり泣きながら歩いて帰ったこともありました。
でも同時に、海外生活が長かった帰国生の子達は、もっと幼い頃からこの劣等感と戦っていたのかなと考えると、私はまだまだだな〜と、なんだか頑張れるような気がしたのです。
「刺激」と「劣等感」、この2つの言葉が私の高校生活を表現するのにはぴったりでした。
■ 大学(その1):帰国子女に負けない大学生活
高校卒業後は、「留学に行きたい」という長年の目標を達成すべく、そのまま国際基督教大学(ICU)へ入学しました。
大学でも高校と同じように、ELAという英語のクラス分けがあり、入学前に受けるTOEFL ITPの成績で、上からStream 1〜4の4レベルに分かれます。
ちなみに、高校のELAは確かEnglish Language Artsの略だったのに対して、大学のELAはEnglish for Liberal Artsというマイナーな違いがあります。(何が違うのかはよくわかってません…)
レベルの構成については、こちらの記事がとっても的確だったので貼っておきます↓
大学のELAは、英語を話すためではなく「英語で論文を書くための授業」なので、どのレベルにいてもやっている内容は同じ(らしい)のですが、上のレベルにいくほど授業スピードが早いため授業数が少なく、下のレベルになると授業数が倍増します。
私は、またしても、絶対に上のクラスに入ってやるという確固たる負けず嫌い精神を発揮して、人生初TOEFL ITPで590をマークし、見事Stream 2に!!(ちなみに、眞子さまもStream 2だったらしいですよ)
高校では下から2番目のクラスだった私は大学で上から2番目のクラスに下剋上を果たしたのです!
高校大学と比較的インターナショナルな環境に囲まれているのが当たり前になると、帰国か一般かなんて、もはや関係なくなります。
■ 大学(その2):初の海外経験
そんな私にも、ついに初パスポートを使う日が…!!
それは、大学2年生の夏でした。
ICUには、サービスラーニングというボランティアを通した学びをするというプログラムがあり、私はその中でもインドネシアで行われる国際サービスラーニングに参加しました。
もちろんインドネシアは英語圏ではないので、ローカルと英語で交流するということはあまりありませんでしたが、世界中の大学生が集まって一緒にボランティアをするというプログラムだったので、学生同士のコミュニケーションは基本的に英語でした。
プログラムの細かな内容についてはまた別の機会にお話ししようと思いますが、参加した率直な感想としては、今まで溜めに溜まった英語力をやっと実践の場で発揮することができ、「英語は自分の世界を広げる」ということを強く実感しました。
国籍も人種も違う人たちが「英語」というツールを使うだけで1つになれるというのは、ずっと海外に行けなかった私にとって感動的なものでした。
■ 大学(その3):留学足踏み中の現在
そして、昨年大学3年生になり、ビッグチャンスが到来!!
大学2年生の冬ごろからアプライしていた交換留学先の大学からunconditional offer(合格通知書のようなもの)が届いたのです!
「長年の夢だった海外留学にやっと行ける!!」
毎日嬉しさでいっぱいだったのに…
渡航予定だった9月よりも先にコロナが世界中に蔓延しました。
その後もコロナの猛威は収まる気配もなく…今のご時世、オンライン留学という選択肢もありましたが、自分の部屋がない実家暮らしの私に9時間の時差授業は厳しすぎると判断したため、留学を1年延期し休学することに。
留学に行けないというショックはかなり大きかったのですが、渡航再開までに以前よりも成長した自分を目指して、現在様々なことに挑戦中です!
↑こちらの記事でも書きましたが、休学中にIELTSを受けてOA 7.5を取得しました!(高3で初めて受けた時は5.5だったので、ここ数年でかなり成績アップ)
成績表が送られてきた時は、驚きすぎて三度見しましたが、確実に自分の成長を感じられて、とてもうれしかったです。
■ まとめ
ということで、以上が私の英語学習歴でした!
自分で振り返ってみて思うのは、「私ってつくづく負けず嫌いだな〜」ということ。
負けず嫌いな性格は、時に自分自身を苦しめることもありましたが、自分の向上心を常に高めてきたのではないかと思います。
悔しさは困難に立ち向かうエネルギー。
こんな状況の中でも、他人にも自分にも負けない自分を目指して、これからも突っ走っていきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。