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米Fiservがファースト・データを買収
電子商取引システムを提供する米ファイサーブ(FISV)は、決済サービス大手ファースト・データを220億ドル(約2兆4000億円)で買収する。
ここ10年の金融企業統合としては最大の部類に入り、米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社KKRにとって、ファースト・データへの大型投資が実を結んだ格好だ。再上場した上での、買収ということもあり、二度美味しいのかもしれない。
では米ファイサーブ(FISV)とはどんな会社か?
同社は、老舗のシステム・インテグレターでフリーキャッシュフローが潤沢。米国の金融機関からのシステム運営・維持を主な事業として、そこから生まれるお金をうまく再投資してきた会社。地味で目立たない存在と思っていたが、今回、ファースト・データに目をつけるところは、経営陣が優秀なのでしょう。
株価はどうかというと。素晴らしいの一言に尽きる!
キャッシュ・フローが手堅く、その上、先を見据えた投資を行うことで、株価は、5年間で約3倍。これは、もっと評価されてもいいかもしれないと思います。ファースト・データ買収後に、どのような会社になっていくのか、興味深いです。