【書評】愛に彷徨った時に読む本
私の運営する、結婚相談所は、愛とか恋とかわからない男女が多い、ひとの愛し方を知っていても、表現が過剰であり、相手を傷つけたり、相手を察しなかったりする、逆に、表現が乏しい人などは、自分の想いを伝えるのが難しかったりする。愛のバランスが取れない人が多い
実は、私もそのひとりであり、自分なりに考え続けてきた成れの果てで「結婚相談所の代表」をやっているといっても過言でないだろう。
この本は、そんな、「愛に彷徨う」ひとや「恋愛依存症」、「愛ってなんなん」って、愛に惑わされ流浪する「愛に彷徨う」ひとに呼んでほしい一冊である。辻仁成の曲とかかけて聞くと深みが出そう、闇堕ちしても知りません。
禿は結婚できないのか?
この著者の名前を知っているだろうか?あの、「嫌われる勇気」を書いたアドラー研究の第一人者でもある、岸見一郎先生の本である。
アドラー心理学は、弊社でも運用している。弊社の会員さんはコンプレックスを持った会員さんが多い、中にはコンプレックスを結婚できない、モテない、ひとに受け入れられない理由としているのである人が多く、
「私は薄毛(禿)なので、モテないし結婚できない」という人がいるが
「なら、ジェイソンステイサムさんは?モテて、かっいいやん」と私は言い返す。
「自分は禿だから、モテない、結婚できない」と理由をつけているだけである。アドラー心理学を簡単に言うとこんな感じだ、
「禿をさらけ出し、どうモテるか目下研究中である。」聞きたい人は私の所までききに来てください。話は長いぞ
婚活本・恋愛本はたくさんあるが
私も「オタク婚活まじめます」(すばる舎)「オタクによる、オタクのためのオタク婚活相談室」(秀和システム)の2冊ほど婚活・恋愛本を書いているが、私は書くときに、婚活本・恋愛本のような「キラキラ幸せ本」は書きたくなかった、私も、禿で「どうしたら禿がモテるか?」を会員と真剣に考えてたほどのくそダサいオトコで、白いTシャツ着て、紺ジャケ羽織り、リュック背負い、○○Jの結婚相談所の男性仲人にいそうな「キラキラオヤジ」じゃない、俺は「そんなガラじゃねぇ」キャラが違う
地味子、地味男の多いオタクにはには響かないと思ったからだ、どれだけ婚活の手法を簡単に誰も実践しやすくわかりやすいか?で本を書いた。あえて心理学的に理論的でない本を書いた、
この本があったら、あえて避けた
「愛とためらいの哲学」があったからだ、会員さんを見て「愛とかわからなさそう」と思ったら、「愛とためらいの哲学」を読めという、この本を読むだけで、何となくであるが「愛は哲学」と思えてくる。多少なりとも「愛」が理解できる。私もその一人だ、「相談所を運営する方は読んでほしい」(たぶん読まないな)
愛が育っていない…あなたに
本来愛とかは、子どものうちから親子関係、交友関係、男女関係育むものであるが、環境や出来事、負の経験から、蝕ばまられていく。「好きな人からいじめなどを受けた」など、育まれた「愛が」壊され、修復もせず偏って成長する。成長しないそのままのひともいる、「未熟である」
恋愛体力って
私は、会員さんに恋愛経験があるか?ないか?を面談時に調べている。「恋愛体力」と呼び、幼少期から鍛えていくものと考え、恋愛は体力と同じでフィジカルトレーニング(男女間のふれあい)をきちんと積まないと恋愛がうまくいかない。基礎体力である「愛」未熟だと恋愛体力は育たない
恋愛体力がない人の成れの果て
恋愛体力が乏しい人が
恋愛などで補おうとするが、いいようにもてあそばれ小傷ならいいが「傷つけられ」蝕まれた穴は埋まらない
埋めようと、書籍を読むが、都合のいい恋愛論ばかりで、多少楽になるが、蝕まれた穴は埋まらない、
医学に頼るが、薬漬けにされたて、穴がある事を忘れさせてくれる。逆にどんどん蝕まれれていく。ほとんどの婚活ジプシーはこんな感じだ最終的にはお薬たくさん渡されて「ジャンキー」に成り下がる。儲かるのは医者だけだ
安心しなさい、みんな「おかしい」
他人事のように、ごく一部の話だとみなさん思われるが、「大半がおかしい」ので心配しないでほしい。愛が完璧な人などいない、いても「気持ちわるい」だけだ。そんなのは「神」だけでいい、みんな品のない下衆な「人間だ」どこかで傷を負い、心の奥底で病んでいる。「どう自分を守るか、奈落に堕ちないか」を考えてほしい
あなたが「愛に生き詰まった」ときに読んでほしい
婚活していて、「なんで受け入れてくれないんだろう」と孤独に思うことがは、あなただけでなく「誰にでも思う」誰もが通る道だろう。そんな時に呼んでほしい本でもある。必ず何かあなたの心の中に何かを残してくれるはずだ。恋愛本や婚活本ではない、ひとの愛の神髄にふれることができる一冊
婚活を始めようと思う人も、まずは「愛とためらいの哲学」を読んでほしいあなたの婚活の戦略が変わるはずだ。
読んで行動できる人は人生に革命が起きる
読書ジャンキーは、「本を読んだだけで満足してしまう」どれだけ本を読んだか自慢し、小学生の芦田●菜のように「読書量」を競う、小学生なら許せるが、大人でやっちゃだめだ、どれだけ読んでも「多読賞」はもらえない。口ではなく、身体から知識が体臭のようにぷ〜んと臭いぐらい滲み出すぐらいでないとカッコよくもない。くそダサいだけだ
本を読んだだけで満足せず、「行動することが大事だ」ハローワークでヤニを吸い、会社のクロだのシロだのいう連中と変わらない、「行動に移す」ことが大事だ、行動に移して失敗しても「違う」と書籍のせいにし、アマゾンレビューで星一つつけて「この本は嘘だらけです」とか書くのなら、自分の頭で考え、「トライandエラー」を繰り返せ、「自分に革命を起こせ」そんな革命を起こさせてくれる本である。