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#6【9月21日 わ】

今日の天気はくもり!今日の気分は近所のスーパーで買ったサーターアンダギーがおいしくてご機嫌だよ!芝居を観に行ったら、芝居が良すぎて体調が悪くなったわからお送りします!

💡前回の質問への回答


最近、オタクをしていて泣いたことor爆笑したことを教えてください!

オタク交換日記#5

良い質問ですね……(ニチャ笑顔)
社会人1年目で一人暮らし7年目、ただし手元の金だけは増えた私は、今生活の中心がオタクにあるので私の喜怒哀楽は全てオタク由来のものなんですが、最近めちゃくちゃぶち上がったことを聞いてください。

先日、ミュージカル俳優が沢山出演するコンサートに行きまして、推しの俳優さんも出演していました。 そこでミュージカル『ミス・サイゴン』の主人公が歌うエモエモエモ曲を推しが歌ってくれたんです。
この、『ミス・サイゴン』がどのような作品かと申しますと、平たく言えば蝶々夫人。我々世代だと舞姫の方がイメージしやすいかな?みたいな胸糞話です。
ベトナム戦争末期、米軍兵クリスはたまたま一夜を共にしただけのベトナムの娼婦の少女キムと恋に落ちてしまう。しかし終戦間近の混乱の中2人は離れ離れに…キムのことを想いつつもクリスはアメリカでの辛い生活に耐えきれずにアメリカ人の妻を持つ…。そうとは知らずに彼と愛し合っていると信じ待ち続けるキムはアメリカを目指し、残酷な真実を知ってしまう………。 みたいな話です。概要だけ読むとクリスお前……!!って気持ちになるんですが、3時間観ると色んな感想になります。

そんな『ミス・サイゴン』は2026年に上演予定がありまして、現在絶賛キャストオーディション中(のはず)です。 そんな中コンサートで推しが曲を歌いました! しかもそれが1日限りのコンサートの完成度ではなかった!!めちゃくちゃ完成してた!!
クリスって役は演じる俳優さんの解釈でかなり印象が変わるんですが、数年前に観た本公演の役者さんの解釈と比較して語れるくらい完成してた!!! ので、私は推しの中にクリスが既に居ること、この世に推しの演じるクリスが存在することを勝手に確信して、歌の良さも相まって歓喜の涙を流しました。どう考えてもまだオーディションは終わってないので、出演が決定してるとかでもないんですが、私は勝手に2026年に狂えることを確信しています。なおこの流れを数ヶ月前にも別作品でやって見事に振られ、職場で大声で電話して先輩にやんわりたしなめられています。

でも私は確信しています。2026年に推しの演じるクリスに会えることを……。
みたいなオタクの歓喜エピソードでした。
皆様、2026年のミス・サイゴンをどうぞよろしくお願いします。(推しが出なくても私はこの演目をチケットが取れただけ観ますのでご安心ください)

😑つれづれ


いや全然手持ち無沙汰でも暇でもないんですが、私の今の感情的にこの話に相応しいのはこれです。

先日、優しい友人(ンゴ)にチケットを譲ってもらい、新テニミュを観てきました。 私はテニスの王子様もテニミュも通って来なかったオタクで、ネットミーム的に存在を知っているだけだったんですが、ミュージカルオタクをしているとこの演目は絶対に色んなところから流れてきます。
推しも過去に出演してたし、私の周りの信頼のおける舞台オタク達も数年前から次々とテニスのオタクになっていました。 私はというと、そんなオタク達を眺めながらテニミュという存在を遠巻きにしていました。原作未履修かつ2.5次元にもあまり興味がなかったので……。

なのに何故新テニミュを観劇させていただくに至ったかというと、別ジャンルの推しグループが立て続けに週刊誌で熱愛記事を書かれたからです。 リアコでは断じてないけど荒れるファンダムを見て心が不安定になっていた私に尊敬する友人は言いました。

「そういうときは別のエンタメで脳を焼けばいい。私の手持ちのチケットを1枚譲るから新テニミュを観なさい。」

は〜〜〜〜〜〜信じられる〜〜〜〜〜〜〜持つべきものはオタクの友達〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ということで無事新テニミュを観劇して参りました。
観劇にあたって、さすがになんの情報も無いと困るので、ンゴ宅で突貫合宿を行い、全国大会の流れと新テニミュ過去作2本(3本あるのに何故か2本)を鑑賞させてもらい、なんとなくの流れを理解して臨みました。
結果、無事脳を焼かれとっても元気になりました。(ほんとに最後の30分位で急に脳が焼けた感覚があった) そしてテニミュ云々というより自分のオタクとしての癖に気付きました。

私は、「先輩」という存在が、好き!!!!!!(あと歌の上手い人間)


人のため、後輩のために苦しい道を選びとり、弱い姿を見せまいとする存在、なんでこんなに尊いんだろう…? 自分が弱くても強くても、誰かのために強くあろうとする存在、そんなの応援したいに決まってるし、いつかそんな存在が全てを捨てて自分のために生きる姿が見たいじゃんね……。
なので、前回のぶいぶいちゃんの日記に登場した塚原さんは、多分私にめっちゃ刺さります…。

あとは、映像で新テニミュを履修した段階で「えっこの人発声が良い!歌が上手い!」って思ってた俳優さんが、私の好きなグラミュ演目にゴリゴリ出演されてた方だと気づいたときは自分の耳に自信が持てました。(前述のミス・サイゴンにも出演歴のある方でした、その方が演じる役がまた「先輩」で…………………)


💓最近のクソデカ感情


ちょっと前なんですが、『浪費図鑑』という本に出会いました。
様々なジャンルのオタクが、己の趣味にどの程度金を使い、どんな生活をしているのか、そして自身はそれをどのように認識しているのか、を書いた同人誌発の書籍です。 ちょうどその頃色々あってオタクという生き方に悩んでいた(今も悩んでいる)私に激刺さりし、貪るように読みました。
文筆家では無い一般のオタクたちの赤裸々な文章は、同じくオタクである私を励まし、勇気づけてくれました。 良すぎてその日のうちにもう1冊買って人に送り付けるくらい良かった。
その中でも特に良かった言葉を2つ引用させてください。オタクって最高!

誰かが何かを好きなことには理由があって、きっとその誰かにとっては無駄ではない、意味のあること。その浪費は必ず何かに繋がっていく。

劇団雌猫『浪費図鑑』

いや、これ、本当にそう、、、オタクだけで構成されている自身の自我の幼さと至らなさに凹んでいた私はこの部分でめちゃくちゃ泣きました。

コスパ良すぎ。コスパ良すぎ。ありがとう天国。

劇団雌猫『浪費図鑑』

は〜〜〜〜〜〜〜〜オタクって堪んない!! この、文筆家からは絶対に生み出されない勢いいっぱいの文章の味わい深さ、、、、、 オタクって最高だし私はやっぱりオタクを眺める事とオタクな自分が好きだなと思いました。
オタク辞めらんないよ〜〜〜♡

ちなみにこの日記を書くためにもう一度本を開いたら、また違う言葉が刺さったので、その時々の読み手の心情によって何度も楽しめる本だなと思いました。最高。


🫶これから楽しみなこと or 今回の感想


書きすぎたかな…長々と駄文にお付き合いいただきありがとうございました。 オタク交換日記、めちゃくちゃ楽しみです。ミリしらジャンルであっても、誰かの熱量を感じる文章を読むのって楽しい!(でも自分の駄文は嫌い) 毎日とっても楽しみにしてます。
どんなに長くても私は歓迎です。
めちゃくちゃ語って欲しい!

自ジャンルで楽しみなことと言うと、今年の冬から来年の春にかけて大作の上演が続きますので、楽しみです。冬までは「レ・ミゼラブル」に備えて邦訳された原作を様々なバージョンで読もうと思います。来年の春には推し主演の舞台「キンキーブーツ」が控えてますので、年度始めの忙しい時期にどれだけ仕事を休めるかに挑戦する予定です。
観るまで絶対絶対死ねない。
これから上演予定の様々な演目にご興味をお持ちいただけましたら、いつでもご連絡ください。
1枚くらいチケットなんとかしますんで一緒に劇場に行きましょう。

🤔次の人への質問


最近、推しや好きコンテンツが自分に与えている影響について自覚した瞬間を教えてください!

私は、子供の頃大好きだった小説を久しぶりに読んだら、登場人物の考え方が私の中に息づいていることに気付いて胸が熱くなりました。
オタクって、人生じゃん……?


次はけつざむらいちゃんです!よろしくね!!

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