AIイラストの何が問題かってのを上げてみようぜ
はじめに
どうも
うち、ネットでイラスト描いている名無しの端くれです
まあ2次創作でえっっっっなイラストばっかり描いてるんであまり表に出せませんけれど
それなりに独学で勉強して絵が上手くなったと思ってもいいのではないのかな???
と思いたい
そう思い込んでいたい
そう思わせてくれ頼む
そんなくらいの低レベルの趣味絵描き野郎です
イラストって楽しいよね
キャラもの描いてもいいし、芸術的な絵を描いてもいいし
今ってネットに絵をあげていろんな人に見てもらえて
絵を評価したりコメントしてもらったり
たまに変な人も来るけれどブロックももちろんできるし
だいぶ融通の利く時代になったなーって思う
ただ、上手くなるんだ俺は、と躍起になってイラストを描いているときに、とんでもない黒船が2022年に来やがった
AIイラスト旋風
いうなれば画像生成してくれるサービスに登録したらAIに
こんなテイストで、こんな構図で、こんなシチュエーションで、こんな塗りで絵を仕上げてくれ
ってプログラムで指示を出したら完成されたイラストが出力されるっていうやつ
画像生成エンジンやね
で
どうもこのAI問題、絵描き以外の人には軽視されている気がしてならない
この問題、パクる以外にもいろいろな問題があるんだってのを理解してほしい
正直文才もないし読みやすさも考えていないようなとりとめのないメモを並べたようなブログだけど、見出しだけでも見て考えてもらえればうれしい
著作権ガン無視
まず第一の問題にこれ。
クリエイターの作品を、参考という体で真似て私が作りました、私のモノです!って自分の作品として挙げる行為。
これは完全に権利を無視してる
漫画業界にもよくあることだけど、線画、構図をパクったってのがかなりある
これって、個人や会社の著作物を転用して作ったことになる
まず、この時点でえ?何がいけないのっていう倫理観がない人はどうしようもないんだけど
著作権っていうのは、企業ないし人が作ったもの全てに当てはまる
こうしたい!
ああしたい!
あんな風に表現したい!
伝えたい!
そうしてクリエイティブしてこの世に具現化したものには著作権があるわけ
歌に漫画、ゲーム、舞台、ダンス、いろんなものに付与される
で、AI絵師の中にはその人の表現を悪用して自分のものだと言い張っている連中がいるのね
全部じゃないだろうけど
以前からこういう諸問題のために、所謂サインやコピーライト表記、ウォーターマークとかデジタル透かしっていうのがある
サインはそのまま、芸能人やそのイラストの作者が描くあれね
コピーライトっていうのは会社がよく「© 2023 ○○○○Corp.」とかそういう文字が書かれてある奴
ウォーターマークは予めイラストに著作物悪用禁止のために貼り付ける半透明化させた文字を載せるやつ
解像度別にこの値段で買えますっていうサンプル写真なんかに多いよね
デジタル透かしっていうのはその名の通り、著作者の作ったサインをうっすら半透明化してイラストに紛れ込ませることで、輝度やコントラストを変えると浮かび上がる、あぶり出しみたいなもの
個人イラストなんかによくみられるね
でさ、これらの効果、AIにあるかっていうと
全く効果がない、と思う
何でかっていうと。
AIはあくまでもその著作権対策のために貼り付けたものも一つの絵と認識してしまう。
全部参考資料として吸収し、新しいイラストに仕上げてしまうんだ。
夜景の写真に差し込んだウォーターマークを、AIが彗星の軌道のように仕上げてしまったらもう意味がないわけだ。
デジタル透かしなんてもってのほかで、AIがちゃちゃっとパクって仕舞えばそんなもの効果がなくなるわけだ。
わかりやすいモノを例にするね。
スレイヤーズっていう、30年前後継続されている伝説的なライトノベルがあるんだ。
そのイラスト担当のあらいずみるい先生がTwitterにイラストを挙げる際、見た限りほぼ間違いなくイラストにサインを付けて投稿してるのね。
自分のモノですよって。
AIはそのサインを絵の一部として判別して別のモノに描き変えてイラスト生成できるわけ。
これぱっと見、剣とかペンとか、小刀にも見えるなーってAIが判断したらそれに勝手に描き変えられちゃうわけ。
怖くない?
のれんに腕押しだよ、まったく対策が意味をなさない。
前々から思ってるけど、これ画像ファイルのプロパティ内にコピーライトを残しておいてペイント/ドローソフトを載せてネット上に展開するって出来ないのかしら
AIイラストやスクリーンショットにはそういうプロパティ挟みが出来ない様にしたら著作物として言い張れるのに
こういうのは法整備とかネットでの問題等色々あるのかもしれない
AIイラストで埋め尽くされる未来
これ自分が思ったことだけれど
AIで金稼ぎしてったらイラストっていうジャンルそのものが衰退すると思うんだ
まずAIが仕上げるってことは
プログラムの要領さえよければ効率よくイラストを仕上げられるわけね
ということは
AIは、いろんな絵を参考にして学習しているからさ
構図、線画、着色、彩色調整までを素早くパパっと仕上げられる
しかも背景まで勝手に仕上がる
つまり、イラストレーターに依頼するよりも作業効率がいいうえに
プログラム打つだけだからポンポン大量生産できるわけ
この点はすごい事なんだけど
AIの方が圧倒的に見栄えのいいイラストを素早く作れるってことは
一個人で頑張って絵を描いている人達の絵が見つけにくくなるわけさ
ああしよう、こうしようと楽しんでイラストを描いている最中にどんどんネット上にAIイラストが挙げられていくと、そっちの情報量で埋もれてしまう
好きなタッチ、好きな塗り方、好きなテイストで描いている人の絵に巡り合える機会がなくなってしまうワケ
具体的な問題としては
まず結構ネットでは個人依頼っていうのが出てきている
テレビCMとかだとココナラっていうサイトが有名だけれど
Pixiv・Fantiaでも一個人にイラスト依頼をかけられるようになっている
Skebっていうサイトでもかなりクリエイターよりの依頼受付サイトとして知られてきているよね(多分)
で
こんな絵が描きたいけれど描けないよなー
こんな構図描けないよな
このキャラの絵を見たいけれどなかなか描く時間もないし
っていう場合に依頼をすることで絵を描いてもらえるわけだけれど
もし、ここにAIが入ってきてしまったら
個人よりも圧倒的に制作スピードのあるAI絵がネットで埋もれる
個人のイラストがAIイラストばかりで見つけられなくなる
依頼者とクリエイターの巡り会いがどんどん減っていく
ってなって、所謂CtoC(個人と個人)の出会いが生まれなくなってしまうわけ
絵のビジネスなんて結局個人間の出会いから始まり、そこから企業依頼に繋がるわけだから
そこで出会いがなくなるとBtoCの発展もなくなってしまう
絵を描く人は減っていってしまって、AI絵ばかりになってしまって、無個性のビジネスになっていってしまう可能性すらある
それにもしそんな産業になってしまったら
絵を描く人の母数が減ってしまうよ
自分の描いた絵なんてAI以下だしなあ
塗りしょっぼいし
メリハリもないし
頑張って描いても10日かけて描いても全然見てもらえないし
考え抜いて描いたって、目いっぱい表現したって世間じゃAI絵ばっかり人気だし
絵なんてやーめた!!
って筆を折る人も、多分今もいるだろうし
恐らく今後もどんどん出てくる
じゃあ残るのは一部の頑張って生き残った手描きのイラストレーターと
大量の無個性AIイラストばっかりになる。
なんも発展しない産業になってしまう。
んで寿命や事故、病気でその手描きの人たちも消えてしまったら
何も面白くないジャンルになっちゃう。
イヤだよそんなの。
こういうのに一番直面しやすい人っていうのが、数百から1万前後のフォロワーを持ってるイラストレーターだと思う。
今の世の中ネット全盛期。
SNSでフォロワー数が宣伝になるなんて言う時代
もし世間的にあまり知られていないけれど
めっちゃ実力もセンスもある人がこういう事態に巻き込まれてしまったら
自分の絵の価値を信じられなくなるかもしれない
もしビジネスの契約が1年以上先まであるとかなら需要があるからいいけれど、自分空いてますっていう人ほどこの被害に逢いやすいんじゃないかな
レベルを吸い取るという冒涜
これ個人的にはひどいなと思っていて
みんな、絵を描くために何が必要だと思う?
センス?
勉強?
トライ&エラー?
客観性?
集中するための体力?
コミュニケーション?
社会性?
全部です。
絵で食っていくのに横のつながりもいるし。
長時間考えながら絵を描くから体力もいるし。
毎日構図を参考にするために本を見たり写真を撮影したり。
その難しい構図を身に着けるために何度も描いて練習するし。
体の筋肉を把握するために、自然の色調を身に着けるために絵画見るだろうし。
納期を守るためにきちんとコントロールできる能力も必要だし。
全部必要よね。
まずそもそも、絵を描くのに何がいるか。
僕は上記のモノを踏まえた上で考えることだと思う。
どうやったら綺麗に塗れるか
どうやったら綺麗に見せられるか
どうやったらいい表情になるか
どうやったらもっと動きのあるイラストになるか
どうやったら他の絵に負けないパンチのある絵になるか
どうやったらもっとふわっと柔らかい印象を出せるか
こういうのをずーっと考えながら、プロのイラストレーターって描いて失敗してを繰り返して経験値を積み上げていくわけ。
ドラクエと同じで、負けたら経験値を積んでクリア、っていうのを延々繰り返しているわけ。
自分が今まで過ごしてきたもの。
感じたもの。
意識してきたもの。
それらが全部イラストに反映されてくるわけ。
で。
そういう幾多の過程を踏んだ上でイラストを仕上げてみんなに見てもらって。
はたまた自分の絵を客観的に見た上で、さらに
ここがいまいちだったな…
ここがわからないまま描いてしまったな…
この部分は自分の経験値がなかったために、学びがなかったために描けなかったから描写が悪いな…
狙った構図をしっかり描き切れなかったな
よしもう一度だ!
って。
まるでバネのように精神を持ち上げて描いていくからどんどん上手くなるわけ。
もちろん、そういうのを幼い頃から意識して描いている人だっているだろうし。
なかなか上手くいかないけれど何度も描いている大人だっていると思う。
でも。
それで仕上げた人の絵ってやっぱり目を引くしいいなと思えるし。
素晴らしいなと思うんだ。
そういう形で絵を描くから、キャリアや経験も積みあがる一方年月も掛かることもある。
ほんと修行なのよ、絵を描くのって。
で。
じゃあ悪いAI術師は何をしているか。
その人の考えに考え抜いた、経験を積み重ねて出来上がったイラストをほぼパクリして
あーこの人のテイスト素敵だしちょっと絵柄変えて自分の作品って言いきっちゃおー!!
うっひゃーこれで俺も副業で金稼ぎじゃ!いぇーい!
あなたの絵のおかげで俺は楽に金稼ぎできました!ありあとざいぁぁーっす!!
っていう考えのもとプログラム組んでお金稼ぎしてるわけ。
腹立たない方がおかしいよね。
これって普通の会社員に例えたらさ、
自分が営業として大手の会社と取引して契約結べました。
その横には鼻ほじって何もしてない先輩がいます。
会社に戻って報告しようと思ったら「あ、私が契約取りました!」って先輩が言ってきました。
結果、自分の手柄が奪われた。
はぁ?
っていうのとほぼ同じよねこれ。
同じことされたらトラウマなるわこれ。
信頼もくそもない。
自分が積み上げてきたキャリアと、その結果生み出した作品そのものを悪用されるってわけ。
普通のイラストレーターは、これも会社員に例えると
先輩と一緒に営業回りしました。
先輩がどういう立ち回りで、どんな思考、どんな態度で仕事をしているかを見てきました。
先輩と僕とで違う部分を知り、そこを補う(ないしはもっと得意分野を伸ばした)スタイルを見つけました。
先輩とは違うスタイルだけれど営業で仕事取れました。
ってのをやっているわけ。
たまに「絵柄を真似るのはどうなの」とか「塗りが変わらないしパクリじゃね」って見たことあるけど。
ま・と・も・なイラストレーターはこうして成長してるわけ。
全然違うのよ。
AIイラストなんて綺麗だからいいじゃーん!って思ってる人。
AIイラストで仕事できないのー?って思ってる人。
AIイラストで金稼ぎできるじゃーん!って言ってる人。
こういう事なんだよって知ってほしい。
いやほんとに。
AI術師は虎の威を借る狐そのもの
でさ。
AI術師って、よくTwitterで自分が出力したイラストをTwitterに貼って、それを武器にあおりツイートやリプをしてる人。
もっとひどいのは、それでお金の収益をスクショして見せつける人、ここ最近見かけるよね。
あれって客観的に何してるんだろうと思ったの。
あれって、
「AI開発者が作ったAIを使って絵を出力している自分ってすげー!」
って言ってるのよ。
それってつまり、
AIを開発していない自分が、
AIの存在におんぶにだっこなのに、
機械に自分が負けを認めて、
自分がソフトを使えるようにして、
自分の絵を出力してもらって、
自分の作品スゲーだろ!って言ってるわけ。
客観的にみてさ。
自分バカじゃない?って思わない?
関西の人なら、自分アホじゃない?ていう方が通じるかな。
この間も。
AIを使いこなしている自分のすごさを知れ!みたいなツイート見かけたけどさ。
それを言っていいのは開発者だけだろ。
勘違いしてるんだよ。
偉大なAI様の能力の高さを思い知れ!って言っている小間使いが威張っているのと同じなのよ。
ここで勘違いしないでほしいんだけど、僕はAIはすげー能力高いな、ってのは間違いなく感じてる。
月に契約料は必要らしいけど、それであんな高品質なイラストを出力できるのはとても素晴らしい。
ただ。
これも勘違いしないでほしいのは、それはAIに対してだけであって、人がすごいとは一ミリも思ってない。
もちろんそれを使いこなすためにプログラムをめちゃくちゃ勉強したりさ。
AIの出力を何時間もやって理想のイラストを吐き出させたっていうのは、努力だと思うよ。
でもさ。
それで他人にけんか腰になったり、
絵のトレース主に煽りリプしたり、
違反しているイラストで収益上げたり、
今まで培ってきた文化を顧みずに死に装束のイラストを上げたり、
人の積み上げたものを崩して自分がすごいと思う態度を見せるのってさ、
違うじゃん。
お互いにフェアな環境で勝負をして切磋琢磨して成長しあっているのがイラストレーターの世界なのにさ。
AI術師の自分たちを貶める行為で、問題にした上でさらに蔑むのさ。
くっそかっこ悪いじゃん。
もっと「AIにしかできない表現」っていうのを突き詰めて勝負しろよ。
プログラムで同じイラストを描いてマウント取ったってだっせえだけなのにさ。
そんなんだから、誰がプログラム組んでも同じようなイラストしか見せられない大量生産のコピーしか作れないんだよ。
表現を突き詰めるっていうクリエイターとしての志を持って勝負しろよ。
虎の威を借る狐から、自分が主導権を握るようになれるまでプログラム貫いて勉強しろよ。
AIイラスト問題はボーカロイドと同じか?
で。
この問題を憂いてる時に、ふと思い出した歌姫がいた。
初音ミクだ。
初音ミクが出た当時って。
いわゆる機械音声に歌わせてサンプル音源載せて曲を作るスタイル。
これを批判する人もいた。
自分の歌声が嫌いな人。
自分が演奏自体やセンスがなくてあきらめた人。
そういう人の救世主だった。
これってでも、AIイラスト問題と似ているはずなんだよ。
歌作りたいなら自分の喉で勝負しろよとか、
楽器くらい学べとか、
金出して依頼して作るとかしないのとかさ。
今なら言われてもおかしくない。
当時も少なからず言われているところを見た記憶ある。
でもさ。
初音ミクでここまで問題になること、なかったよね。
確か。
もちろんそれは当時のネット環境にSNSっていうものが全然少なかったこと。
僕が無知で知らなかったかもしれない。
でも、初音ミクは今年で16年。
何でここまで長生きできているのかって話だよ。
まぁ、まずはWikipediaを参照してみて。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF
ここからはあくまで個人的な観点で語ることにする。
それはまず初音ミクっていうキャラクターがいたこと。
正直あそこまで可愛いキャラクターだと批判もしづらいよね、
いや別に僕は批判するどころかすげーっていう立場だったけどね。
次に、ニコ動でネタキャラとしての側面もあったこと。
今となっては見ないだろうけど、アニメBLEACHのねぎをクルクル回す動きに合わせてIevan Polkka(イエヴァン・ポルカ)っていう曲を載せたMAD動画が流行ってたんだけどさ。
それに初音ミクに歌わせて動画を作ったら、一気に初音ミク=ねぎ持っているキャラが定着した。
所謂愛されキャラが定着したわけだよ。
出川哲郎嫌いな人って、いるだろうけど、大概人気あるでしょ?あれと同じだと思うよ。
で。
なにより大きいのは、初音ミクを使っている人たちは「個性で勝負してた」ってことが、一番大きいと思う。
例えばさ、人間ブレス吐くよね。
息を吸って、歌って、酸素が切れそうなタイミングで息を吸う。
まずこれが初音ミクにはないから、人間には難しいハイトーンな歌い方や、ブレスしらずの歌声が出せるわけ。
で、歌い方を決められるから、どこで音を切るのか、どこを繋げて歌わせるのか。
文字描くときでも、とめ、はね、ってあるけど、ああいうことを好きに指定できるわけ。
「あ」って言わせても「あ ぁ ぁ ぁ あ!」って切らせても「あぁ~~~↓↓」ってロートーンで歌わせてもいいわけ。
で。
その結果、みっくみくにしてあげるとか。
メルトとか。
ワールドイズマインとか。
今じゃ米津玄師って名前だけど、昔はハチって名義で作ったマトリョーシカとか。
いっろいろな個性的な曲が出来ていったわけ。
ここで知ってほしいんだけど。
初音ミクを使って曲を作っていった人たちは、
個性やセンスを勝負の素材にそれをソフトにぶつけて作品を作っていったわけ。
AIイラストの問題は真逆で、
他人のノウハウを積んだテイストを学習させたAIに模倣品を作って勝てる勝負をしているわけ。
初音ミクを扱うのも一般的には難しいらしいんだよ。
AIソフトを扱うのも難しいだろうさ。
でもさ、そもそもの勝負するところの前提が違うんだ。
個性とパクリの違いがなんだよ。
AIにしか出来ないイラストじゃなくて、AIで模倣して真似て評価されたがっているからそれは違うだろって言ってるわけだよ。
さっきも描いたけどさ。
終わりに
AIの問題はドローンと同じ。
導入、運用が始まったばっかりで治外法権。
だからそれを悪用する奴らが跳梁跋扈しているとても治安の悪い状態。
ただ、日本は形のないものが特に苦手なんだ。
だってさ。
Winnyは開発者ぼろくそにたたいて日本のソフトウェア発展を阻害したくせに。
AIに関しては国の姿勢としてはは寛容らしいじゃない。
そんなバカな話はないよね、まバカなんだけどさ。
だけどさ、今現時点でPixivFANBOX、Fantia、Ci-en、DLsiteなどのデジタルソフトウェア販売を行っている4つの企業が受付停止するほどに状況はひどい。
その前日にもPixivでは有名なイラストレーターがイラスト全部非公開にしたりするっていう事件もあったしね。
少なくともこういう問題は目に見える形になってきている。
これは一つの提案だけど。
トレース禁止させるプログラム提供を企業が働いて、対象ウェブサイトを限定するものにしてほしい。
それかもしくは、Pixivなどのイラスト投稿サイトや、CLIPSTUDIO販売元のセルシスなどに、制作したイラストに著作権保護のプロテクトをかけて、ダウンロードやトレースを禁止するプログラムを組んでほしい。
知ってるよ。
日本だけじゃなくって、そのイラストを無断転載しまくっている海外のイラスト投稿サイト。
rule34.xxxとか
Gelbooruとか
これらのサイトにもしイラストが転載されたら、AIを読み取る奴らはそこを対象に活動してどんどん悪用し始める。
そういう意味を含めても、画像自体にプロテクトをかけてどこにイラストを載せてもトレースできないようにする処置が必要なはず。
ここを日本企業が頑張らないと、永遠に海外に負け続けてどんどん日本市場は落ちぶれていく。
だって元をたどればさ。
AIソフトを使ってイラスト学習をさせてるってことはさ。
AI開発者に日本のイラストレーターの技術提供をして、
それをもってその国でテイストを学んで、
日本よりももっと生産力の高い国で同じようなイラストを作って市場を奪うことだってできるわけなんだぜ?
AIイラストを利用している人たちは、海外市場に技術の横流しと同じ行為をやっているわけだよ。
日本を腐らせる元を大量生産してるわけさ。
気づかないかなあ、それ。
早くAI術師っていう肩書なんとかしてほしいな
まる。