玄米菜食主義 癌治癒のキーワード?


「森下敬一の血液をきれいにして病気を治す自然医食療法」をよんでみた。

(表紙がみえるから引用をアマゾンにしてるけど、値段法外やな苦笑 私は図書館で借りました。)

森下敬一先生といえば、千島学説を一緒に唱えた先生として「実は血液って骨髄じゃなくて腸(?)から作られてますで」と教科書的常識を覆してもみ消された先生という認識。

この千島学説もまだきちんと読んでないけど、内海聡&船瀬俊介の「血液の闇」を読んでた感じでは腸というよりは、赤血球⇔組織細胞 可逆性がある、という認識だったような。

上記の本は一般向けだったので、小難しい話というより、色んな疾患もすべて血液の汚れからきているよ、といった感じで紹介していた。基本的には玄米菜食、肉、卵、乳禁止、みたいな感じ。

白米よりは玄米、というのと、肉を禁止するところはよしりんと相違点がある。ただ自分の考えとしてはまだ完全に玄米菜食に振り切れないところはある。風邪のときに胃腸の調子悪いときはやっぱり玄米より白米が優しく入るし、卵粥なんかが身体に沁みる感じはあるし。

ただやっぱり、意識していないと肉って取りすぎる傾向にはあるのかもしれないから、中庸という意味でも「殆ど取らないようにする」くらいが現代人にはちょうどいいのかもしれない。

あともう一つこの本でよかったのは「癌は人種によって治し方が変わる」ということ。よく癌が治った系で海外の情報も流れてくるが、日本人に適しているかは吟味が必要なのだろう。

ゲルソン療法が日本人にとって良いのか、というのも悩んでいる。
がんの食事療法 ゲルソン療法から済陽式まで - がんの食事療法まとめ
低速ジューサーで野菜果物を飲む、というのもよしりん的には咀嚼がないのと基本的には普通のご飯を、という印象なのだが、熊谷真実氏との対談の中では熊谷氏の知人の乳がんを治した人は和食+野菜ジュースの徹底だったと思う。完治の話を聞くときも結構やってる人多いから、やっぱりキーワードなのだろうか。

(父は民間療法などはやっぱり最後まで抵抗感があってうまくいかなかった。)