癌患者の体力温存の難しさ
父のお腹の具合は横ばい、カモミールも最初は調子も良さそうだったが途中から浮腫み対策で買った小豆茶の方が味的にも日本人にぴったり合うのだろう。今は小豆茶を美味しいと熱心に飲んでいる。
水の飲みすぎ、という点も注意が必要と思うのだが、発汗も相変わらず相応にあるためあまり極端に制限することが怖くて、喉の渇きとともに本能的に飲んでもらうままにしている。何が正しくて何が間違っているのかすべてが模索なので毎日へとへとである。
癌とわかってから、体力温存の大切さを理解していたつもりであるが、それでも1年経過して、今はしんどさがpeakにある様子。痩せすぎ、浮腫みもあるので運動もそこそこ必要、立ち眩みも若干あり、ようやく色んなものが食べられてきてはいるものの、極端に食事量が増加しているわけでもないので下がりきってしまった体力から戻ってくるのがしんどいのだろう。
こればっかりは私にできることがなくて付ける薬もなくて毎日歯がゆい。本人が弱気になっているところについ「もっと頑張って、もっと本気をだして」と叱咤激励してしまいそうになる。喉元から殆どでかかってるのだ。喉から出て喧嘩も何回もした。歯がゆいけれど、自分までマイナスな気持ちに引っ張られてはいけないと思って、なんとか自分を律している毎日ではある。
高齢だから?若い人でも罹患すれば類似した壁はあるだろう。工夫次第で解決できることは数多やってきた。それでも何度も何度も立ちはだかるのがこの癌というものなのか。
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