ヤットデタマンのラストを見て思うこと


ミレンジョ姫一行は悪い心を持っていたために、
今までのジュジャク探しが水の泡となってしまった訳ですが、それってすっごく納得いかないのです。個人的に。

だって、ちゃんと言われたルールに則って約束どおりジュジャクを捕まえたのです。
当然、悪しき心を持とうがなんだろうが王の資格はその時点であるわけです。

なのに王についた途端、天変地異を起こしてミレンジョ姫たちをナンダーラから追い出してしまう。
これかなりひどい仕打ちだと思うんですが。
最初から王につかせるつもりなど一切なく、ただカレン姫を成長させるために利用しただけ。
うーん、ミレンジョ姫かわいそう……

ダーラさんも神様なら、悪い心だろうがいい心だろうが平等に接するべきだと思うのです。

ミレンジョ姫たちが卑怯な手を使ったとは言いますが、それって見方を変えればそれだけ必死に手段さえ選ばず努力してジュジャクを捕まえたってことじゃないですか。

ただ見てただけのカレン姫より王様にふさわしいと思うんですけどね。
優しさだけではやっていけない時があるでしょうし、国をまとめるのにはミレンジョ姫くらいしたたかで負けん気の強い方がいいと思うんだけどなあ。

でもドン・ファンファン伯爵とようやく結ばれたので、ミレンジョ姫としては万々歳なのかな?

と、まぁそんな感じで悪役に感情移入してしまうのでした。おわり。

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