[アフター]ユリアン閣下の考察[ユリアン元年]
こんばんはー。
ストリートファイターのユリアン閣下について、
研究したくなったからするよー。
時系列でいうと、おそらくは
5→2nd→(2nd前後にカプジャム)→3rd
だと思いますー。
根拠はショーンの弟子入りや、
リーフェンとメルの年齢など。
それにしてもリーフェンは5で誘拐されたあと、
3rdでも誘拐されるとはよほど優秀なんですね。
閣下のリーフェン誘拐疑惑については、
多分濡れ衣なのです。多分。
閣下の不名誉極まりない濡れ衣も晴れたことで、
他のことにも注目していきましょう。
2ndの閣下。
それにしてもこの頃の閣下、
髪の毛がふわっふわです!すてき!
というのはさておき、問題はギルとの対峙です。
ギルは閣下の力を「暗黒の力」と表していました。
ということは、相対的にギルは「光の力」を持っているのでしょうか。
5などではアーケードモードにて、「調和の光」とも発言しています。
調和の光ってなんなのさ
3rdのギルエンディングでは、
アレックスを「手助け」と称してギルと同じ姿にし、アレックスの心情に変化をもたらしていました。
5のアーケードモードにおいても、同様に多くの生物へ「調和の光」による「手助け」を行っていました。
このことからわかるのは、
ギルの姿は後天的であり何かしら心情に作用するものであること。
そして、ギルは他者にその状態を付与できること。
5では閣下の記憶にあるギルの姿を見ることができます。
その姿は肌の白い幼い少年でした。
また、二人とも額の宝石は存在せず、
朗らかに笑っている様子でした。
ギルとの不仲はギルの総統就任後なので、
二人の様子については問題ないでしょう。
しかし額の宝石やギルの姿は後天的なものであり、
何か心理的作用を引き起こすものであると推測できます。
また、ギルに行われている「手助け」は、
なぜ閣下には行われていないのか?
また、額の宝石は二人にどのように影響を与えているのかなど、謎は多く残されています。
推測にはなりますが、ギルの冷静さや達観した価値観などから精神の安定のような効果、もしくはある種の洗脳のようなものとも考えられます。
その作用が閣下には裏目に出てしまい、
感情を激しく増幅させることになった……とか。
根拠のない推測にすぎませんが、閣下の執着や憎悪の大きさへの理由づけにはなるかと。
話を2ndの閣下エンディングに戻しましょう。
議長のユリアン君呼びが少し微笑ましくもあり、
このいかつい見た目でユリアン君って呼ばれてたの……とも思います。
めでたく新総統になった閣下の前に立ちはだかるのは、倒したはずのギル。
リザレクションとか使えることですし、不死身なのでしょう。
閣下を見下ろしながら、炎を手に(燃え盛りすぎでは……?)おめでとうと声をかけます。
どう考えても煽りにしか見えませんが、
5で見たギルの閣下への態度からすると純粋に、
声援として祝っていた気もしないでもないですね。
(当然、閣下は煽りだと受け取って激怒しました)
ネクロとはなんなのか。
それから、ネクロのエンディング。
ギルはネクロを「私の出来損ないのアダム」と、
表現しました。
そして3rdの閣下はネクロに対して、
「あの男の遺伝子の匂いがする!
不愉快だ!」
と発言しています。
匂いで遺伝子が判別できるのかはともかく、
あの男というのはおそらくギルなのでしょう。
ネクロにはガールフレンドのエフィーが存在しますが、ネクロがアダムなら彼女はイヴなのでしょうか?
まさかとは思いますが、エフィーには閣下の遺伝子が混ざってたりは……しないですかね
それから二人は共通して、鍛錬は不要とも発言しています。
肉体の劣化や強化は無く、現在のまま常に保たれているようです。
動画内で1分ほど経過したとき、
鍛錬は必要無いとの発言をしています。
明らかに常人とは違う肉体の二人ですが、
それらを再現し量産することで支配へと繋げようとしていたようです。
カプジャムの閣下エンディングでは、
大量のトゥエルヴを閣下に変身させて、
行軍している様子が見られます。
これのギルバージョンをやろうとして失敗したから、「私の出来損ないのアダム」なのかもしれないですね。
でもなんで、炎と氷を使うギルを再現しようとして超電磁パワーのネクロが出来上がるんでしょう。
謎は深まるばかり……
閣下の力ってどういうもの?
そういえば、閣下の使う「暗黒の力」。
アレはどういう効果のものなのでしょうか。
ギルの「調和の光」の対とした力なのはなんとなく察しがつきますが。
具体的な効果などはないのでしょうか。
閣下が自分の力そのものへ言及することは思いの外少なく、不明瞭です。
うーん、閣下の力に関するものはこのくらいだと思います。
圧倒的な絶望と、雷光から成る力ということでしょうか。
思考や心情には影響はなく、威力で圧倒するあたり閣下らしいといえばそうなのですが。
閣下の存在とは
スト5でのコーリンが気になることを言っていました。
まるで閣下の存在そのものが異質であるかのような言い草です。
また、閣下の存在についてギルはこうも言っていました。
しかし、それは少しおかしな話なのです。
なぜならば、ギルの予備は3rdにおいて保存されていることが確認できます。
ならば、予備というのはどういうことなのか?
このことから察するに、ギルの言う文書とやらに唯一抗っている存在が、閣下なのでしょう。
ギルの言う予備であることと、閣下の異様なまでの反逆。
この二つはなにか繋がりがあるようにも思えます。
コーリンの言葉をそのまま受け取るなら、
閣下の存在そのものが間違いであること。
そして不要なはずの予備。
このことから、閣下はすでに文書から存在を消されているのではないかと推測します。
いるはずのない存在であるため、
便宜上、ギルは予備と定義した、とか。
あくまでも根拠の乏しい推測のため、大それたことは言えませんが、
閣下は自らの存在を正しいものだと認めさせるために、躍起になっているのではないでしょうか。
今までひたすら君臨するために生きてきて、
突然、文書なるものから存在を否定され、
それまでの人生を全て無かったことにされる。
誰だって、簡単には納得できないでしょう。
予言とは
文書に近しいものとして、予言が存在します。
そしてスト5において、予言された存在は秘密結社の他にもネカリがいます。
ネカリは予言では、ベガ、ダルシム、リュウの三人の魂を喰べるはずでした。
しかしながら、実際には三人の魂は喰べられることはありませんでした。
予言された者以外の前にもネカリは出現しておりますが、いずれも魂の捕食には至っていません。
このことから、予言とは必ずしも成しえることがないのがわかります。
ならば、閣下も、文書による予言をねじ伏せることは可能なのではないでしょうか?
閣下はネカリについて知っている様子でした。
バイソンのストーリーでネカリが出現したシーンに居合わせていましたが、
特に驚いた様子もなくむしろ腕試しに使う程度には実力を知っていたようです。
そして、閣下が預言者と呼ぶ存在が1人います。
そう、ローズです。
彼女は占いによって閣下の未来を暗示しました。
閣下の占い(メナト編)
まずは彼女の弟子であるメナトの見解を見てみましょう。
トランプ占いでのジョーカーだと思うのですが、
トランプでの占いには基本的にジョーカーは使用しません。
意味合いを調べたところ、切り札や障害を覆すなどもあるようですが……
ここではジョーカーそのもの。
宮廷道化師についてとして扱いたいと思います。
宮廷道化師は王からも民からも恐れられる存在とされているようです。
その理由は、身分の高いものへ唯一、批判を許されている存在だったからです。
王は自らを批判する愚者を受け入れる器の大きさが必要なため、罰することができず、
民は恐れ知らずの愚者を恐れるというわけです。
その兆しが閣下にあるというのは、果たしてどう受け止めるべきなのか。
閣下は自らを王と称しています。
それを覆す存在が、現れるということなのか?
閣下を脅かすほどの存在が現れるのか、
それとも閣下自らが誰かを脅かすことになるのか。
というか、帝王の兆しというのも気になります。
占いのひとつである、四柱推命には帝旺というものは確かに存在しますが……
帝王の兆し、というのが何を指すのかはわからないですね……
占いは手法にもよりますが、さまざまな形態が存在し、三者三様の占い方があるので具体的な判断がつきにくいです。
メナトは半人前なので、まだ占い方法や判断が確立していないのかもしれません。
お師匠のローズを見てみましょう。
閣下の占い(ローズ編)
これはまた……なんともざっくりしています。
メナトほど曖昧ではありませんが、タロットにも王は複数存在します。
どうせですから、可能性のありそうなもの全て見ていきましょう。
参考
王とは少し異なりますが、念のため。
皇帝の逆位置。閣下の象徴のような言葉だらけですね。
小アルカナにはなりますが、
これが最も現状の閣下に近しいと言えるでしょうか。
うーん、当たらずも遠からずのような。
富というよりかは権力や力そのものへの執着の方が強い気がしますね。
無感情はともかく、他はまあまあ当てはまっているでしょう。
いつも通りの閣下ですね。
これはそれほど当てはまりませんね。
バイソンとの取引を見た限りでは、約束は守るように見えました。
まあ、交渉はしてくれないのですけども。
複数の王のカードが逆位置として出た可能性もありますので、一概に言うことはできませんが、
それらしいのはソードの王やワンドの王でしょうか。
いずれにせよ、来るべき変化までの辛抱ですので、そこまで気にする必要はないと思いますね。
閣下と弱者と愚者
閣下はよく弱者、愚者、愚民など多種多様な言葉で下々の我々を呼んでいます。
そんな閣下が愚民たる我々に何を求めているのかを調べてみましょう!
反逆してきた愚者への言葉ですね。
贖罪を許す帝王の鑑。
閣下からのありがたいアドバイスですね!
閣下も愚民を支配するために頑張っているようです!
細胞レベルまでの服従がお望みのようです!
つまり、怖がられたいと!
閣下が恐ろしいので従う部下達は模範的ってことですね!
創世神もビックリのお言葉です。
それとも節電的な標語か何かで……?
愚民でも支えになれるのでしょうか!?
シンプルで分かりやすい要求!
上に立つ者の鑑ですね!
全愚民の管理とかすごい大変そうです!
閣下の支配下に居れば守ってもらえるのでしょうか?
まあ、確かに。
ベガさまは部下にしたら怖そうです。
ついに神をも超えてきた閣下!
もはや王様というより神さまです……
他者を信奉する者にも寛大な閣下。
うーむ。スパイにも寛容な閣下。
命までは取らないみたいです。
珍しくブチギレな閣下。
どうやら、若返りの術のことが気に障ったようです。
不死の遺伝子研究をしている閣下ですから、
上辺だけの若返りが気に食わなかったのかも。
こちらもかなりブチギレな閣下。
3rdでもヒューゴーにこう言ってたので、
プロレスはよほどお気に召さないようです。
ポイズンちゃん、そんな閣下をメンバーにしようとしたのでしょうか……
こんな感じで、だいたいは目の前から失せろorひれ伏せ!怯えよ!みたいなようです。
それにしても、閣下の治める世界はどんなふうになるんでしょう。
かなーりディストピアな気もしますけど見てみたいなあー。
なんだかんだ、閣下が治める世界なら、
まあ、閣下のすることだししょーがない。
みたいな感じで何事も丸く収まりそうですよね。
以上!長々と付き合って下さった方!(いるのか?)
本当にありがとうございました!
あとお疲れ様でした!
読むの大変だったと思います。
閣下の勝利メッセージ+対戦相手の閣下へのメッセージの一覧とかも作ろうとは思ってます。
下地はできてる。
ではまた。