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Excel関数基礎#01|SUM関数とAVERAGE関数の使い方

こんにちは、太田こうじです。

このシリーズでは、Excelの基本的な関数を初心者向けに解説していきます。

第1回目は「SUM関数」と「AVERAGE関数」です。どちらも非常に良く使う基本的な関数ですので、まずはここからマスターしましょう!

※知っている人には簡単すぎる記事ですが、こんな感じで解説してくれるんだ~というのを知っていただければ幸いです。フォロー、スキ、コメントお待ちしています!(テーマ募集中)




SUM関数

SUM関数とは

SUM関数は、選択したセルの数値を合計するための関数です。とてもシンプルです。


実際の使い方

非常に簡単です。sumのあとに、合計したいセルを()で囲うだけです。


イメージしやすい様に、図を使って説明します。
※初回なので、くどいくらいめちゃめちゃ丁寧に説明します。


①結果表示したいセルに『 =sum( 』と入力
合計した結果を表示したいセルをクリックし、『=sum( 』と打ち込みます。このときはまだ、Enterキーは押しません。


②合計したいセルを選択(ドラッグ&ドロップ)
合計したセルの先頭をクリックし、クリックしたまま合計したいセルの一番下まで移動し、クリックを離します(ドラッグ&ドロップ)。


③括弧を閉じてEnter
最後に、『)』を入力し括弧を閉じて、Enterキーを押します。すると、選択した範囲の合計値が表示されます。


💡Tips💡

Tips①合計したいセルの複数選択
「場所が離れた2ヶ所の範囲の合計値を出したい!」という場合、SUM関数では範囲の複数選択ができます。


Tips②選択範囲を一番下まで全選択するショートカット
選択したい範囲が100行以上など多い場合、すべてドラッグ&ドロップで選択するのは大変です。そんなときに便利なショートカットキーがあります。

先頭のセルをクリックした状態で、『Shift』+『Crtl』+『↓』を押すことで、一気に一番下のセルまで選択してくれます。このショートカットは便利なのでぜひ覚えておきましょう。

範囲が狭くても使える便利なショートカットなので、無意識のうちに使えるようになるとベストです。
(このショートカット使わずドラッグ&ドロップをしている人を見ると、ちょっと恥ずかしい気持ちになります。)



AVERAGE関数

AVERAGE関数とは

AVERAGE関数は、選択したセル範囲の平均値を求める関数です。例えば、テストの平均点や、製品の平均価格を求めるときに使います。


実際の使い方

先ほどと同じデータを用いて平均値を計算してみます。基本的な使い方は先ほどと同じのため、画像は少な目でいきます。


手順
①『=average(』と入力
②平均したい範囲をドラッグ&ドロップで選択
③カッコを閉じてEnter

SUM関数と同様、範囲の複数選択やショートカットが使えます。


AVERAGE関数の注意点

しかし、AVERAGE関数には注意点があります。空欄と0の意味合いが全く違う、ということです。

以下の図で説明するとわかりやすいかと思います。

一番左の図は、3つの値を平均したものです。答えは290です。
真ん中の図は、0を含めた3つの値を平均するので答えは240です。
一番右の図は、空欄は無視されるので、分母が2になり、答えは360です。

このように、AVERAGE関数では0と空欄の場合で、計算結果が異なるので注意しましょう


どちらが正しいの?という質問には、『何を求めたいのかによります』が回答になります。

例えば、目的が『平均売上単価』を求めたい、という場合は、本当に0円で売ったのなら0と入力するべきです。一方、商品名の行が存在しているだけで、商品が売れていない場合は、0ではなく空欄にすべきです(売れていないのに、平均計算対象に含まれてしまうため)。

ちょっと難しいですが、誤った計算をしてしまうことになるので、頭の隅に置いておきましょう!



本日はここまでです!
次回は、「IF関数」を使って、条件に基づいて計算を行う方法を解説します。

もっと知りたい!と思っていただけたら、フォロー、スキ、コメント等お待ちしています!(テーマ募集中)


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