見出し画像

道具に触発される気持ち

新しい道具に触れると、自分の「できる」が広がって、作りたい気持ちが湧いてきます。今回は社員旅行で借りたカメラをきっかけに、ぜーんぜん興味がなかったVlog動画を作った体験を書いてみようと思います。


5年ぶりの社員旅行

わたしの所属するDSCL Inc.では、コロナ禍を経て5年振りに社員旅行が実現しました。今回の行き先は、世界最大の魚類「ジンベイザメ」と泳げるということで選んだフィリピンのセブ島です!

せっかくジンベイザメと泳ぐのだから、水中で動画を撮りたいと思い、友達に水中で使えるカメラを借りることにしました。


新しい道具に出会う①

友達が貸してくれたのは『DJI osmo action4』というアクションカム。

キューブ状の本体に大きいレンズ、前後に液晶。スティックにカチャッとはまる感覚。横位置だけでなく縦位置でもスティックに取り付けられる!バッテリー充電ケースもシンプルでかっこいい!

公式サイトより

使い方を教えてもらううちに楽しくなり、「あれもできるのでは?」「これもやりたい!」と、つくりたい気持ちが湧いてくるのを感じました。はじめは水中の動画だけこれで撮ろうと思っていましたが、旅行の全編をosmo actionで撮ってみることに。


練習する

セブ島の前に、長野の上高地に行く予定があったので、ハイキングの様子を撮ってみることにしました。

実際に使ってみて、MAXの広角で撮ると対象がかなり遠く見えてしまうこと、カメラモードになっているのか動画モードになっているのかを注意する必要があること、ずっと手に持っていると邪魔なことなどが分かりました。

広角すぎて遠い

上高地での練習から、下記を改善しました。

  • 広角はオフにするか低めの倍率に

  • 動画を撮るときは、録画の秒数表示が出ていることを確認する

  • ストラップをつけて、肩から下げられるようにする


いざ社員旅行へ

空港、ホテル、海、レストラン、移動中など、シーンが変わるごとにちょこちょこ動画素材を撮っていきます。観光地で見つけたこわい着ぐるみや、カラオケ売り場で熱唱する店員など、おもしろを見つけたときも撮っておきます。

家庭用カラオケ売り場で熱唱

余談ですが、アクティビティの現地スタッフの方々はGoProなどアクションカムの操作に非常に慣れていて、地上でも水中でも、動画や写真を自在に切り替えて撮ってくれました。ホスピタリティがすごい。


旅行をする中で、みんなの遊びモードがどんどん強くなっていくことに気づきました。3日目ともなると、大笑いする、モノマネをする、口数が多くなる、見つけたことを熱く語る、ボドゲの新しいルールを作るなど、いつも以上に遊び感が強くなっています。

「仕事をするにも、まず自分たちが好きになり楽しむ」というのがDSCLの姿勢ですが、個人的に、仕事に追われる日々の中ではだんだんと固いモードになっていってしまう気がします。そんな中で、久しぶりに遊びモード全開のみんなと過ごしたことは、とても印象的な体験でした。


新しい道具に出会う②

朝8:00に日本に帰ってきて、そのまま寝ると体内時計が狂いそうなので、早速動画を編集することに。

今回はDJI公式レコメンドの動画編集アプリ「LightCut」を使用しました。

公式サイトより

このアプリでは、撮った動画をスマホに取り込まずに、カメラをつないで動画編集ができます。何ギガもある動画をスマホに取り込まずに作業ができるのはとても助かりました。

動画のテンプレートや、文字入れやアニメーション、シーン切り替えのトランジション、フィルタなど多くの素材や編集機能が詰まっていて、動画編集を楽しめます。音楽素材も提供されていて、スマホですべての編集作業を完了できました。

編集中は、社員旅行中に印象的だった、みんなのテンションの変化が感じられるようにと思いつつやってみました。(具体的には、日を追うごとに声が大きくなる「乾杯!」に現れている気がします。)

色々なシーンをつなぎ合わせ、音楽をつけてみると、大幅にエモが添加された動画ができあがりました。

旅行を記録し、切ったり貼ったりして形にする作業の中で、自分がこの旅行の中でどんなところが面白いと思ったのかなどをふりかえることもできました。


道具に触発された、つくりたい気持ち

貸してもらったカメラがあまりにも良く、いろんな場面の動画を撮ってみたい気持ちになったので、カメラを買ってしまおうかと思い巡らせています。
(さらに、カメラを使いたいがために、スキンダイビングのライセンスをとりたい気持ちも湧いてきています。)

道具に触発されて、自分の中にあるつくりたい気持ちに改めて気づいた旅でした。



いいなと思ったら応援しよう!