ソウルメイト(adieu)
1日1投稿!と思っていたけれど、泊まり勤務だとどうしても仕事の日はきついですね。
でも書き留めておきたい曲は大量にあるので、平均1投稿/日ということにしておきたいと思います。
(YouTubeに曲がなかったので、Spotifyのリンクを貼ります。)
この曲が収録されているアルバム“adieu 4"。
そもそもこのアルバムを手に取るきっかけになったのは、大好きな川谷絵音が楽曲提供している「泡吹」が収録されているから。「泡吹」も言うまでもなく名曲で、収録されている全7曲の中で1番好きなのだが、その次のトラックがこの「ソウルメイト」。
あるあるかもしれないが、アルバムの中で1番好きな曲ばかり再生すると、その次の曲も気が付いたら再生されている、ということが多々あり、今回もそうだった。
そして妙に印象に残る妖しいイントロが頭にこびりつき、サビの響きが美しすぎて一気に心を持っていかれた。止めの一撃に、サビを締めくくる歌詞「埋葬してマイソウル」。これら全て、adieuの透き通っているようで独特の色気がある歌声と完璧にマッチしていると思う。「泡吹」とは少し声の表示が違う気がして、歌い分けているのだとしたらadieuの表現力はやっぱり天才的だと思う。
もう一つ忘れられないのが、2番の冒頭の歌詞「波打ち際でパンクしてキスしてもっとオールナイトでくすぐりあおうよ」。初め聞いた時はかわいらしいなあくらいで聞き流していた。
しかし、この曲の作詞作曲をしている柳瀬二郎がギターボーカルをつとめるbetcover!!の曲をSpotifyで検索すると、トップに「バーチャルセックス」というタイトルが表示されて驚愕した。恐る恐る再生してみると、「馬鹿野郎ーーー!!」というシャウトとともに荒々しくも妖しいイントロが始まった。なんだこれは。衝撃すぎて、自分がさっきまでadieuの曲に浸っていたことなんか忘れて、永遠にこの「バーチャルセックス」をリピートしていた。
話を「ソウルメイト」に戻して、先ほどの「オールナイトでくすぐり合う」というフレーズ。これはもしかしたら、波打ち際の営みを、原型がわからないくらい何重ものオブラートに包んだ表現なのかもしれない……と邪推してしまった。全くもって失礼なのを承知で、「バイオレンスなヤンキーが、実家で飼っている仔犬を可愛がる」みたいな曲だなあと思った。
というかどういう経緯で柳瀬二郎に楽曲提供を依頼したんだろう……めちゃくちゃ気になる。そしてここまでadieuにピッタリハマる曲を書き上げる柳瀬二郎は天才に違いない。これからはbetcover!!の曲も拝聴いたします。