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MMT のお勉強

少しだけ勉強は進めたけど後から後から疑問が湧いて、何がわからないかわからない状態になった。

そもそも、MMT について調べ始めたきっかけは、とある動画のコメントで以下のようなやりとりがあったから。

自分「103 万で税金が減る〜、と言ってるけど、収入に合わせて支出を調整するのは会社や家でも当たり前にやってることでは?足りないと言っても誰も助けてくれないよ?」
とある方「国を、会社や家庭と同一視してはいけません。なぜなら、国は貨幣発行を行えるからです。家で新しくお金は刷れませんよね?詳しくは MMT で調べてみてください。」

その時、世の中には親切な方がいるものだと嬉しかったものだ。
政治関連の動画は最近みはじめただけだが、それでも対抗勢力からの罵詈雑言がお互いに飛び交っている。
そんな不毛の大地にも良心はあるもの。

MMT の勉強をしてみて、この、とあるお方が伝えたかったことが何となくわかった。

自分はつまり、家庭で言う貯金という総額が決まったところからお金を出し入れして国も運営されているような考え方をしていた。

収入として税金があるのなら、その範囲内でやり繰りをする。それは当たり前のこと。
そして、今回の税収減は生存権を保つためなのだから国を維持するために納税世帯全員の生存権を脅かすなんてことはあってはいけない。
ということは、税収減は必ず起こるものなのだから支出を見直すのは当たり前という理屈。

だが、そもそも貨幣発行を行える国には貯金という概念が存在しない。何も考えなければ何千兆だろうが何京だろうが「あるかのように」振る舞える。

これだけでも例えとして家計を持ち出すのが誤っていることはわかる。



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