愛してる
弟のことが好きだ。
いわゆるブラコンだと思う。
最近はいろいろとあって半年に1回ほどしか会えないのだけど、その日がついこの間だった。
部屋まで行って声をかけたらなんでいるん?みたいな顔をされ、それでも居続けたらまだ寝る時間なんだが?出てってくれんか?という顔をされたのでおとなしく出た。
その後は頼まれてた写真を渡した。写真はそんなに喜んでなかったけど要らなくはないらしく必要なものを置く場所に持っていっていた。携帯に入ってるデータを見たいらしく、みせたら4枚あったはずだ、と言われた。3枚だよ、と言う押し問答を何回かすると黙った。3枚だと思う。
あとはご飯を食べているところを見て、写真を撮って、2ショット写真も撮った。珍しくカメラ目線にしてくれた。嫌がってはいなかったと思う。
あとはさいきんどーお、とか、久しぶり〜とか話しかけて、出かける時間まで見送った。
最後はじゃーね、またね、いってらっしゃい、と言った。彼ははい、と言ってた。
後から聞いた話によると帰ってきた彼はあいつはいないのか、どこにいるのか、と言っていたらしい。もう帰ったよ、また来るよ、と伝えると落ち着いたみたいだ。
今日心療内科のカウンセリングでこの話をして、いやその前からなんだけど、弟は私にとってかなり大事だし、1番面白いと思うし、見返りを求めず大事にできる、いわゆる愛している人だな、と思った。愛ってこういうものを言うんですね。
状況的に彼がもし生まれてなければ、生活は違ったと思う。良かったのか悪かったのかはわからないけど、居なかったとしたらしてない苦労もあったなと思う。けど、それでもこんなに好きなのはすごいな、と思った。恨んでもいいくらいの環境なのにね。
だからこんな感じで、見返りのない好きな人ができたらいいなーって思った。