親が子に無関心だとこんな子に育つ
僕の友達が書いた記事を読んで、ふっと思い出した。
安曇野移住とミニクーパーを買って運転できるまで日記
#4 『やっぱり旦那さんは頭がおかしい』
そういえば、僕が単身沖縄に移住する時、前のカミさんとその親にプレゼン(笑)したのを思い出した。みんなが理解してくれて、いいよ!と言ってもらうために。
片や、僕の親には、沖縄に行くこと"だけ"、を伝えた。
何で沖縄?
行ってどうする?
行って何する?
行ってビジネス立ち上げるのは分かったけど勝算はあるのか?
事前にいろいろ調べたのか?
お金はどうする?
大丈夫なのか?
などなど
聞いてきそうだけど、僕の親からはな~んにも質問されなかった(笑)。
「ふ~ん、あ、そう。わかった。」
みたいな感じ。
その頃は、相変わらず子供がすることに何の興味もない親だなぁ~。
マザーテレサの言葉で
「愛情の反対は憎しみではなく無関心です」
って僕の親のためにある言葉だと、ずーっと思ってた。
「相変わらず」と書いたが、思い起こせば
英語も話せないのにアメリカに留学する時も
大学を編入して、3つの大学と町を渡り歩く時も
帰って来てIBMに就職する時も
ステキなパートナーと巡り会って結婚する時も
退職してITベンチャー企業を起ち上げる時も
沖縄に移住してビジネスを始める時も
僕の至らなさで離婚する時も
もう絶対結婚しないと思っていたけど縁あって再婚する時も
まーーーーったく
大丈夫か?
どうなんだ?
とか言われたことも聞かれたこともなかった。
どんだけ無関心なんだといつもいつも思ってた。
でもね、月日が経ち、僕も子の親となり今なら分かる。
心配しない親なんていない。
それを手放して、我が子を信頼して、自由にやりたいようにやらせる。
金八先生も言っていた
「親という字は、木の上に立って子供を見る」
そんなあり方で、じっと、そっと見守り続ける。
それがどれだけ大変なことか。
それは、今でも現在進行形で進んでる。
長い年月をかけて、そんなあり方をずっと見させ続けてくれている。
僕もそんな親でありたい。
そして今出逢ってる人、これから出逢う多くの人達にも、そんなあり方でいたい。