2023年の活動まとめ
はじめに
2023年も終わりなので、今年の活動をざっくりと振り返ってみました。
僕の活動自体は、2022年の10月にX(twitter)でAI絵を載せ始めたのがスタートです。
1月
ちちぷい紅白戦
AIイラスト投稿サイト「ちちぷい」の企画に参加しました。
かぐや姫をモチーフにした「月へと帰る夜」というイラストがギリ50位にランクインした記憶があります。
プロンプトを載せましたが、見ての通り実際に竹取物語の一節を入力してます。ちなみに当時は日本語の入力機能は無く、完全にただのノイズです。
AI画像展
本来はAI画像コンテストの上位50作品が展示されるイベントでした。
しかしNovel AI主催のコンテストで最終選考まで残ったので、滑り込みで一緒に展示させてもらえる事に。
↓コンテストのサイト(登録してなくても見れるんかな?)
で、↓は実際に展示されてたイラスト。
コンテストは全部で6部門あって、2枚は別々のに参加。
左のが1位で、右のは2位。
ついでなので、Novel AIのコンテストについても少し話そうかと。
自分が1位とか獲れた要因は、ユーザーがローカルに移行し始めたとかもあるとは思います。ただ個人的に思ったのは、キャプション(絵に添える文章)の力も大きかったのかなと。
他の参加者の方の作品とかも見てたりしたんですが(開催期間中はキャプション込みで見れた)、ほとんどキャプション書いてないんですよね。
自分はイラストよりも、キャプションに時間をかけました。あと日本語だけでなく、英訳したものも一緒に載せてました。そういうのが結果に繋がったのかなと思ってます。
やっぱりイラスト単体だけじゃなくて、キャプション等々込みで一つの作品なのかなぁと思った一つのキッカケでした。
第一回AIアートグランプリ
実は密かに動画を出してました。応募作品は何処にも出してませんが、一年ほど経つのでそろそろ出しても良い気がしてます。
内容は全部AIの力を借りた動画です。ストーリー、BGM、ボイス、イラスト…等、全てAIの力を借りました。人間がしたのは編集作業です。
このイベントは自分の価値観を変える一つのキッカケになりました。
何度か言ってますが、「AIはあくまで人間の可能性を広げるツール」と感じたのはこのイベントです。それが後のボカロ活動に繋がったりしてたりもします。
※2024年1/6 更新
YouTubeに応募した動画を投稿しました。
ちちぷい武器コンテスト
こちらもAI絵のちちぷいの企画です。
ペンは剣よりも強し、という事で持っているのは万年筆です。惜しくもランクインは出来ませんでした。
一番の失敗は画像が横長過ぎて、サムネになった時にキャラが見切れて見えないという点ですね…。
3月
サラトバ
これもちちぷいの企画ですね。
「サラトバ」という世界を舞台に、各々が独自の解釈でAI絵とストーリーを作る企画でした。
↓サラトバの特設サイト
自分がまず開催前に、舞台設定が公開された時点で動画を作りました。
サラトバの4ヶ国のうちの一つ、レスランドに伝わる民謡という設定で作曲したものです。後にニコニコの企画の「ボカロ民族調曲投稿祭」に参加させてもらいました。
で、サラトバが開催され企画には何点か投稿しましたが、正直言うと片手間でした。なぜならメインが↓の動画だったからです。
元ネタはマク〇スです。
このサラトバ企画が始まった時から、これを完成させるのに注力してました。争い合う4ヶ国…、この戦いを終わらせるのはどうすれば…?
…歌しかないでしょ!と。
個人的にはとても気に入ってる曲です。
サビで一気にテンポが上がって曲調が明るくなりますよね。
それには一応理由があって、戦争の最前線に「私の歌を~」って来るんですよ。そして実際に戦いを終結させるんです。どう考えても普通じゃない。普通の曲には無い強引さ、有無を言わせない力、そんな事を考えたらこうなりました。
一番最後の「歌声よ希望への導となれ」のフレーズは本当に好き。
自分の作詞した中でトップ3には間違いなく入るくらい。
ボカコレ2023春
説明不要、ボカロイベントで最大のイベント。ニコニコが主催。
これがボカロイベント自体には初参加でした。
元々AIイラスト界隈にいた自分にはボカロ界隈は未知の領域。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルしておりました。
周りに倣ってリスインしてみたり(リスインという言葉自体、この時知った)、勝手が違うのに戸惑う事もありましたが、関わらせていただいた方々は良い方ばかりでした。よかった。ありがとうございました。
参加した曲自体は、Synthesizer Vだったり、AIイラストだったり、新しい技術に触れる中で感じた想いを歌にしました。
実は動画の最後に暗転した後に文字が出るんです。
「Now it's your turn. What will you create?」
日本語にすると「次は君の番。君は何を創る?」みたいな。
僕が今更ボカロを始めた理由は幾つもあるんです。
そのうちの一つが、AI絵は他の創作と組み合わせて真価を発揮するのかな、なんて思ったり。
前に書いたみたく、人間の可能性を広げるツールとして。
曲は作れるけど…って人でもAIの力を借りて動画を作れたり。小説の表紙や挿絵にAIの力を借りたり。別に全ての人が創作をしたい訳じゃないだろうけど。昔何かしらの創作活動をしてた…という方を割と目にするので、そういう自前のスキルと組み合わせたら何か生み出せるのでは?と思った訳です。
5月
ちちぷいトレカ企画
AIイラストのちちぷいの企画です。
ランキング上位100作品と運営選出の100作品が、実際にトレカとして販売されるという企画でした。
僕はありがたいことに、2作品がランクイン出来ましたのでトレカとなっております。(なお実物は持っていない)
その2作品のうちの1つがコレ。
これは企画が開始した直後に投稿したもので、完全に狙いにいきました。
上位作品がトレカになる。その1作品目。普通に考えたら、自分のオリジナルキャラを前面に押し出した一枚になると思います、というかそう思いました。
なので、その逆。キャラではなく背景がメインの一枚。その作戦は功を奏したと思います。
んで、もう1つがコレ。
これはさっきと違って、キャラを前面に押し出してますね。
ポイントは背景ですね。わざとちょっとチープな落書きみたいな柄の背景にしてます。キャラと背景は別々に作って1つの画像に纏めました。
これは企画の中盤くらいで投稿したんですが、それまでの投稿を見てると「人物+風景」の絵がほとんどだなぁと感じたので。その逆を意識しました。これも作戦が功を奏したのかなぁと。
好きか嫌いかただそれだけ
元々制作を進めていた曲だったのですが、↑のトレカ企画の時に色々あったので、出すのに丁度良いタイミングと思って急ピッチで完成させました。
どの界隈でもそうだけど、ランキングが絡むイベントって荒れがち。
自分の好きな事を追求しようぜ、って曲。
ボカロV系カバー2023春
↑の曲を作ってたのでスケジュール的に無理!と思ったのですが、何とか形にしました。
Raphaelの「夢より素敵な」のカバーです。
8月
ボカコレ2023夏
はい、ボカコレです。この回から開催時期が変わりましたね。
自分が参加したのはコレ。ソシャゲの夏イベントをテーマにした曲。
正直動画に関してはやり切った感があります。もちろんクオリティを上げる余地は全然ありますけど、AI絵を使う長所であるシチュエーション毎に色んな絵を使えるというのは発揮できてると感じてます。
だから一旦は動画に凝るよりは、音楽面のレベルアップを優先させようと思って、以降の動画は割とシンプル目です。
10月
グランシュライデ
ちちぷいの企画です。3月に行われたサラトバに続くAIイラストファンタジー第2弾です。今回はグランシュライデという世界が舞台です。
AI絵は何点か投稿しましたが、ストーリーは全部繋がっております。
んで、やっぱり今回もメインは動画。
おかげさまで運営賞をいただく事が出来ました。
サビで使ったイラストは投稿してありますが、ちちぷいには動画は貼れません。なのでXに載せてるだけです。
サイトに投稿出来ない動画を作る自分も大概だけど、それを評価しちゃう運営もクレイジーだと思った、いい意味で。
11月
無色透名祭Ⅱ
全員が匿名参加のボカロイベント。運営さんの代理投稿になります。
↓は後日自分で上げ直した動画。匿名の方が伸びてたのは内緒。
12月
今日だけは眠れない
クリスマスをテーマに作った曲。
ニコニコに投稿した曲の中で最も伸びてない。
個人的に曲自体は気に入っている。
手描きを始めだす
自分は全ての活動は趣味と割り切ってます。
あわよくば…とかいう考えは一切なく、稼ぐのは本業で頑張る、という考え。
だからAIで手軽に綺麗な絵が出るのも楽しいし、自分で描きながら新たな発見があるのも楽しい。作曲も楽しい。
Xのプロフにもある通り、好きな事をやってるだけ。
そのスタイルが一番自分には合ってるだけです。
さいごに
意外と長くなってしまった…。
でも音楽については全然語り足りないし、省いちゃったイベントとかもあるし…。普段からもう少し小出しに書いていった方のが良いのかなぁ?なんて思う今日この頃。
それではお付き合いいただきありがとうございました。
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