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わたしが大切にしたいもの

先日のニチコレでもらったなつみさんが作った冊子がキッカケで、またひとつ自分のやりたいことが明確になりました。

めっちゃよかったの!まだ残ってたらuniranoで
もらえると思います。ぜひ!


2点ハッキリしたことがあります。

①私はこどもを大切にしたい
②私はこども時代をこどもらしく過ごせなかった大人に寄り添いたい

年齢が小さければ小さいほど、自分の気持ちの細やかな言語化はむずかしいですよね。ほんとうに伝えたいことを伝えられず、周りの大人に気を遣い、傷ついたまま年を重ねていくことがどれほど辛いことか、知っています。

こども時代をこどもらしく過ごせなかった大人がどれほど生きづらくなるか、知っています。

いい子だから愛するのではなく、愛するからいい子になるんです。

我が子を愛したいのに愛せない、愛し方が分からないという苦しみを抱え悩むお母さん。友達との距離感を間違えてしまう青年。恋人に依存してしまう自分が嫌でたまらないのにやめられない。解決しない悩みばかりが頭を埋め尽くし、苦しいとき、それらには自分だけに問題があって、自分だけに責任があって、「今」だけに焦点を置きがちで、「未来」に希望を持てなくなります。

でも、今起きてる苦しみの根本、根っこの部分は間違いなく「過去」にひっかかるものがあります。真っ直ぐだと思ってた長い糸をたぐり寄せていくと、すっごい先で絡まってたりするものなのです。

がむしゃらにほどけない。
ハサミで切ればいい?
糸ならできますね。
でも、人の心はそう簡単にはいきません。

でも、じっくり時間をかけて丁寧にほどいていけば、かならず1本の糸に戻ります。

私にも、苦しい時代がありました。
30代目前まで、幼少期に縛られていました。

今の自分がこんなに人を信じることができるのは、この年になってやっと自分を愛せるようになったからです。

この世に生まれて1番最初に経験せねばならなかった、自分を信じてくれる人がいて、その人を信じられるという経験をやっとできたからです。

これってつまり、お母さんがお子さんの
いいところをたくさん見つけて
教えてあげてるんですよね

教えてもらえなかったこと、してもらえなかったことを人に与えていくことほど難しいことはありません。

やれと言われて簡単にできるものではないのです。

悲しい事件を報道で知るたびに、この加害者はどんな子ども時代だったんだろう、どんな学童期をすごし、どんな10代だったんだろうかと考えずにはいられません。

衝撃的な事件ほど、後にルポの書籍が発売されることがあります。気になった事件の本はよく読みますが、それぞれの事件の根深い背景を知るたびに、人間にとって幼少期の環境がどれほど大切か思い知らされます。

保育や子育てに関して、これは大切にしたいなという想いや信念はすごく持っているんですが、私自身が子育て真っ最中というわけで、まだ1人も子育て完了していないのにそれらについて語るのってなんだかえらそうな気がするなぁ、性に合わないなぁと避けてきてましたが、

日日是好日でのなつみさんの姿を見て、自分の意思を公にすることが、どれほど周りを巻き込み、パワフルな力が生まれるかを痛感しました。

なつみさんに渡したハッピーブック

自分の想いをはっきり表現しているから、その想いに共鳴する方が集まってくる。私も同じく、なつみさんに惹かれ、縁が繋がった1人です。

私には、やりたいことがあります。
2025年度中の立ち上げを目標にしています。

なつみさんのかっこいい姿を見て、これまで以上にアウトプットしていこうと決めました。



こちら、耳で聞いていただける自己紹介です。2023年に録ったものですが、伝えたいことはおおよそ変わっていません。お時間あれば聞いてみてください。

最後に保育の現場に立つ人間として、この初心だけは忘れてはいけないと思っている言葉があります。私の尊敬する佐々木正美先生の言葉です。

みなさんが日常なさっている仕事は、「この子に人を信じることができ、自分を信じられる子にするためには、どうすればいいのか」を考えることです。ようするに、子どもの幸せを考えることなのですね。子どもの幸せを考える仕事の前提には、まず、みなさん自身が幸せである必要がありす。

佐々木正美/子どもへのまなざし 


やりたいことの実現に向けて、来年はよりいっそう励みます。そして近いうちにご報告できるよう、がんばります!

読んでくださりありがとうございました。


そうそう、10月19日〜10月27日まで開催の極楽あそび芸術祭というイベントで、片山達貴さんと「こどもの質問記録室」というアート展示をします。

片山さんと、こどもの質問っておもしろいよね。でも忘れちゃうんだよね。質問の内容も、なんて答えたかも、覚えてないことが多いんだよねという話から生まれた企画です。

↓こちらのウェブサイトに、詳しく思いを綴っています。また、こどもの質問もまだまだ募集してますので、ぜひ気軽に書き込みくださいませ。
(大募集してるから太字にしました 笑)


イベントの詳細については以下のHPをご覧くださいね。

たくさんのご来場お待ちしております。

極楽あそび芸術祭

日程:2024年10月19日(土)〜27日(日)

時間:
平日/12:00〜19:00
休日/19日(土)13:30〜17:30、20日(日)・26日(土)10:00〜17:30、27日(日)10:00〜14:00

会場:應典院(おうてんいん)
住所 : 大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27

参加アーティスト:水田雅也、片山達貴
コラボレーター:出雲路本製作所、井上嘉和、岩田尚登、Ochill、桂枝之進、兼松佳宏、日高由貴、堀口こみち、三浦祥敬、陸奥賢

主催:應典院(おうてんいん)
企画運営:一般社団法人Deep Care Lab
協賛:大蓮寺、パドマ幼稚園・パドマ幼稚園PTA・後援会、創教出版

Instagram:@asobi.outenin
Twitter:@asobi_outenin

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