「ナルゲンボトル」を日常使いする
ナルゲンボトルとは
プラスチックの水筒です。登山やアウトドアでは非常にポピュラーな製品。私もアウトドアの際によく使いますが、実は日常的にも便利な一品です。
一見すると非常に地味なアイテムですが、今回はその特徴と活用例をご紹介します。
ペットボトルの延長線上で使える
まず、普通のペットボトル買えばいいじゃん?と思う方も多いですよね。私もTPOに併せてペットボトルの方を購入しますが、当然、2Lで購入したほうが単価が安いので、日常的には水筒を使いたいなぁと思ったのが発端です。
ちょっと興味が出たので、近所のスーパー価格で、どのくらいで元を取るのか計算してみました。
ダカラ 2L✕1本 ¥140-
→500ml当り ¥35-
ダカラ 500ml✕1本 ¥80-
→500ml当り ¥80-
ナルゲンボトル ¥1,391-(2020/6/29時点)
つまり、30回で元をとる計算に。うん、悪くないですよね!
私は非常勤講師の仕事をしているので飲み物は必須です。最初は携帯魔法瓶タイプを使っていました。
魔法瓶に関しては、温度も一定に保たれて、これはこれで最高です!
しかし問題が1つ。私は主にスポーツドリンク系を飲む事が多いです(お茶は喉の油分を流してくれるということで、めっちゃ喋る講師業には不向き)。ところが多くの魔法瓶は、「スポーツドリンクには使えない」という注意点があります。
これは、内側にシリコンやフッ素加工を施していない場合、スポーツドリンクの塩分が金属と化学反応を起こすという理由のためです。最近のものは色々と大丈夫なようですが、それでも傷やサビがついていると危険なので、使わないほうが無難かな~と思います。
そこで次に使っていたのが、軽くてプラ製のプラティパスでした。
私は、室温のスポーツドリンクって結構好きなので、日常的にはこれがすごく使いやすかったです。魔法瓶は洗う手間もありましたが、それに比べれば手入れも楽です。飲んだ分へっこんでコンパクトになるし、これはこれで気に入ってるのですが、少々「飲みにくい」という欠点があります。
演習の休憩時間中、ごぱぁっと漏らした事数回。慣れればどうってことないのですが、やっぱりタポタポと動くソフトボトルでは飲みづらいので、ハードボトルの水筒に落ち着いた次第です。
安全性が高い
元々は医療関係者が使っていたという経緯があり、中に入れるものを変質させない・変質されない特徴があります。BPAフリーという規格も適用されており、プラスチック臭を感じません。妊婦さん・赤ちゃんにも使えます。
熱湯・冷凍OK
耐熱温度はそれぞれ、
・本体は100~-20℃
・フタは120~0℃
なので、温か~いものから冷た~いものまで幅広く対応しています。
熱湯+ティーバッグをポーイと入れてお茶を作ったり…。
事前に水を入れてラップしガチガチに凍らせておけば、保冷剤を作ることもできます。※冷凍の際はフタを外す必要があります。
なお凍らせる際は、1/2量を斜めにして凍らせるのが吉!
プロテインシェイカーとしても
すごいのは、「パッキン不使用なのに、液漏れしない」ところ。なのでパーツも、本体とフタのみ。非常にシンプルです。
全然もれないので、プロテインシェイカーとしても使えます。使った後も、泡スプレーぶしゃーするだけで落ちますので簡単です。
様々な使い方がある
公式サイトはこちら!
一口にナルゲンボトルといっても、様々なタイプがあります。
飲み物として一般的なのは、ループキャップのタイプ。フタをなくさなくて済むのでアウトドアにうってつけです。他にもワンタッチで開けられるOTFタイプも人気。
飲み物だけではなくて、食べ物、(濡れないので)乾物を入れる方も多いです。よくあるのはコーヒー豆ですね。
子供用お菓子を入れたりもOK。匂いが強いもの(なんだろう…酢昆布とか??)、ペットフードの携帯なんかもアリですね。
亜流の使い方だと、牛乳などの白濁したものを入れて、下からライトを照らす…なんてのもあります。まぁこれはナルゲンに限りませんが、ただライトを照らすよりも光が拡散するため、空間全体が明るくなるというテクニックです。アウトドアや登山でもよく使われますが、ナルゲンは色のついているボトルもあるので、そういう用途に用いる時には色にもこだわるとイイかもしれませんネ!
以上、シンプル故に、活用の幅が広がるナルゲンボトルの紹介でした。
【おまけ】お弁当バッグとの併用感想
以下は、第5回の記事でご紹介した、お弁当バッグとして「シュパット」と、ナルゲンボトル凍らせての併用使用した感想です。(いずれこの内容は第5回に移動させます)
まず、率直にいえばまぁまぁでした。
まず最初に…買う時にも薄々感じていたのですが、お弁当バッグって、「持ち帰る時は畳む必要がない」んですよね笑
あくまで、使い捨て容器の弁当を買う時には最高に便利ってだけで、シュパットの最大の特徴である「畳やすさ」が活かせないと感じました。今は夏ということもあり、保冷シート付きのお弁当バッグを再度使っています。
ナルゲンボトルで凍らせる、のはいいんですが、旦那自身が冷たい麦茶必須というわけでもなく、職場でテキトーに飲み物を調達しているようなので、これもあまり使わなくなりました。
これはナルゲンや用途がどうのこうの、ということではなく、あくまで私と旦那的には「あってもなくてもいっか~」って感じ…というだけで、水筒をよく使っている方なら、やはりオススメのテクニックだと思っています。
ただ「シュパット」そのものは、サイズ感もふくめて結構気に入ってるので、バッグに常時するようになりました。
これが最高に便利!
今まではデカいショッピングバッグしか持ってなかったので、普段は持ち歩いていませんでした。出先で急に「やっぱり買い物袋必要だった…!」て時に何度か救われています。で使い終わったらすぐコンパクトにたためます。
当初の予定とは異なりますが、もうひと回り大きいサイズもそのうち購入すると思います。