独占インタビューに成功!巷で話題の10分うどんって一体ナニ?
琴平に営業時間たった10分のうどん屋があるという。いくら何でも短すぎやしないか…?その謎に迫るべく、我々は徹底取材を敢行。そして、渦中の山下工場長を直撃、独占インタビューに成功したのである(笑)
■ 10分うどんって?
ーー 10分しか営業しないって、茹で時間(13分)より短いですよね。勝手ながら、心配になり直撃しに来ました。
山下 わざわざご心配していただきありがとうございます!大丈夫です(笑)
ーー 自分で大丈夫っていう人ほど大丈夫じゃないんですよね。どうして10分なんですか?
山下 普段は工場の中で讃岐うどんを心を込めて作っています。でも、その大庄屋のうどんの味をひとりでも多くの方に知ってもらいたくって、僕の昼休みの時間を利用して、手打うどんを提供させてもらってます。なので、準備や片付けなどをしていると、営業できるのは10分しかないんです。
ーー いいんですか?自分の休憩を削ってしまって。私は絶対イヤです。
山下 でも10分だけの営業にも関わらず、今ではリピーターさんにもたくさん来てもらえるようになって、本当に嬉しいです!楽しみにしてくれているお客さまのためにこれからもしっかり頑張りたいと思います!
ーー 10分うどんって、山下工場長が毎回自分で打つんですか?
山下 はい!やっぱり、打ちたて、茹でたての麺が一番おいしいですから!ぜひともこの美味しさをご提供したいです!お客様が一番味に敏感ですからね。きちんと手間暇かけた分お客様から嬉しい反応をいただけるのが楽しみです。
ーー おお!さすが讃岐うどん職人ですね!!
■ いつ行けば食べられるの?
ーー 営業時間についてお聞きしたいんですが、10分うどんは何時に行けば食べられますか?
山下 12:00〜12:10の間に来てください!ものすごくピンポイントでお願いします(笑)
ーー 聞けば聞くほど難易度が高いですね。営業日は決まってるんでしょうか?
山下 営業は不定期です。
ーー は、はい?
山下 というのもですね、大庄屋の本業は卸などのお仕事なので、製造スケジュールやお中元やお歳暮など工場が忙しいときは、営業が難しいんです。ご麺なさい!!
ーー そうなんですね。と言うことは営業日がちょっと分かりづらいですね…。
山下 当日の予定は、僕のツイッター@10pun_udonで確認していただけますので、そちらをチェックしてみてください!
ーー なるほど!ツイッターを見れば、営業情報が確認できるというわけですね。ところで、このツイッターの中に出てくる「うどん黒板」って一体なんですか?
山下 ただ10分うどんの営業情報だけを書いているだけではつまらないなと思いまして!どうせなら皆さんが楽しんでいただけるよう、僕のゆる〜い一言を黒板に書いて毎日ツイートしているんですよ!こんな感じで!
ーー うどん以外のことにも積極的に挑戦されているんですね!
山下 これからもツイッターだけではなく、色んな事にチャレンジしていきたいと思います!あ、間違えました。チャ麺ジしていきたいと思います!!
ーー あの、さっきからちょいちょい「麺」はさんでくるのやめてもらっていいですか。
山下 麺どうくさい男でスイマセン!
ーー ごめん。次行きますね。
■ メニューは何があるの?
ーー 10分うどんでは、どんなうどんが食べられるんですか??
山下 メニューは『冷たい』と『あつい』の2種類です!
ーー シンプルに麺を味わう感じですね!
山下 はい!冷たいうどんは、だし醤油とゆず酢をかけて食べるのがオススメです!
山下 あついうどんは、生卵を絡めて釜玉うどんにして食べるのがグーです!
ーー ちょっと本気で美味しそうです!私、お腹すいてきました!
■ お客様の笑顔が見たい!
ーー 10分うどん、意外と奥が深かったです。せっかくなので、最後に一言いただけますか?
山下 お客様から「おいしかった!」「ありがとう!」と言ってもらえるのは本当に嬉しいです。お礼を言うのはむしろこちらの方なのに…!毎日は営業は出来ないので「5回目にしてやっと食べれた〜!」とか「県外から来ました!」など苦労して来てくれる方々のためにも満足して帰っていただきたいです。お客様の笑顔が見れるようこれからもより一層頑張っていきます!
ーー アツアツですね!うどんだけに、工場長の想いアツアツですね!(工場長のダジャレのクセが伝染ってしまった…)
ーー でもやっぱり10分間を狙って行くのは…。もうちょっと営業してくれません?
山下 これからも営業時間は、10分っす!!
■ 店舗情報
〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町1223-9
営業時間:12:00〜12:10(10分のみ)
定休日:不定休
▼ 本人出演による10分うどん再現VTR
疑問だらけの10分うどんの真相が明らかになりスッキリしました。10分間に込められた想いは工場長の『お客様の喜んでいる顔がみたい』というシンプルなものでした。機会があれば、ぜひ10分うどんに足を運んでみてください!