朝靄のなかに消えたサムライ【京セラ】
みなさま、しばらくご無沙汰でした。
先月4,180えんで買った京セラサムライZ2、とうに試し撮りは終えていて、現像もしたのですけど、なかなか記事にする気が起きなかったのです。
あまりにもあんまりな結果だったもので…泣
あたくし史上最強のあれ
まあ、写真みてくださいよ。
なんで屋内なのに靄がかかってる?
はい、これがすべてを物語っています。
さっさと言いましょう、
がっつりレンズにクモリがあります。
一眼レフなんだから買うとき気づけよじぶん…
そもそも性に合わないと以前思ったオートフォーカス、速度と駆動音を気にしなければ、優秀とは言わんけどまあまあ、なのか?
しかしそれ以前の問題ではありますな。
被写体次第では、ひょっとしたら絵になるかも知れないが、仮にもこれをエモいと言うのは問題が多すぎる気がする。
AEの精度は、時代相応というか価格相応というべきか…これを逆手にとって印象的な絵づくりに生かす、気にもなれない。
結論。中古カメラにも「ちゃんと買い」を
サムライZ2、動作は概ね確実だったので、期待していたのですが…
カメラ自体についての評価というよりは、ジャンクカメラに関することで、前にも博打みたいなもんだと申し上げた身ではあるのですが、どうにも最近負けが込んでいます。
今回は電池込みだと6,000えんオーバーとダメージも大きく、それを使い回すにしても、2CR5が使えるカメラって、どれもAFの電子式フィルムカメラしかないです。
まあ、よく考えて買えよ、と言い聞かせることですね。
やはりプロの眼でチェックされた個体を買うに越したことはない。
最近はネット経由で中古品買うことも多くなっています。
それでも説明みて、敬遠することは可能です。
前にも書いたことですけど、旧いものはどれも訳ありがあたりまえ、いいことしか説明に書かない出品者はあぶないし、たとえそうでなくても見落としもあり得ます。
人間はアップデートできる
どうしても地方のカメラ屋さんは…あるだけで有難い面もありますけれども、ない街の方が遥かに多いと思いますから…品揃えという面では、ネットに負けることがありますね。
しかしない物は「ない」ことを知るのも、現代を生きるわたしたちには必要かも知れません。
代わりに、web上では知らなかった、興味がなかったカメラに目を惹かれ、お迎えする可能性だってなくはない。
それってすてきな気がいたしますが。
たとえ夢にまでみたカメラであっても(サムライをユメにみたわけじゃないですが)、現実を知ると案外幻滅するおそれもなくはない。
ぜんぶみておきたい気持ちもわかるけど、夢は夢のままにしておく選択肢も、あってもいいのかな。
本でいえば、時代を超える名著もあるだろうけど、改めてよんだら、それほどでもない可能性だってあるでしょう。
じぶん自身が年齢とともにアップデートした証拠かも知れない。
まあ、ジャンクにくりかえし手を出して痛い目にあっているあたくしが、どれだけアプデしてるかしてないか。
みなさまのご想像にお任せします、笑。
お読みいただき有難うございました。
KYOCERA SAMURAI Z2
25mm-75mm 1:4.0-5.6
kodak Colorplus 200
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