撮りためたロンドンハーツ

最近テレビのバラエティ番組を見ることが増えました。
もっぱら家にいて、人と会うことも減って
１人でもゲラゲラと笑うことをすごく求めているからです。
でも元々はテレビをよく見るほうではありませんでした。
出社していたときは毎シーズンのドラマを１本見るか見ないか、
あとは有吉の壁をhuluで見るくらい。
その他の娯楽は前述のとおりhulu、Netflix、amazon primeの３本柱で過ごしています。

しかしこの状況でおうち時間が増えて、録画デッキ（言い方古い？）も買い、
録画しているのはほとんどバラエティ番組。
そのなかでもアメトーク、ロンドンハーツは、いままで見たくてもみれなかった禁断の？番組というイメージ。
撮りだめて頭を空っぽにして見るひな壇は最高です。

でも、、、
２週前、１週前、今週分のロンドンハーツを連続で見通すわたしの表情の変化↓

なんだか、みるみる元気がなくなっていってしまったのです。
なぜだろう・・・・・・・・・・・

それは「これは誰のための娯楽だろう」と思ったから

ちなみに内容はこのような感じ。

２週前「広瀬すずに名前を言ってもらえるか」
１週前「女子アナに好きな芸人として名前を言ってもらえるか」
今週「M1決勝を終えて」

ひな壇に出ているのが全部が男性芸人で、２週前は女優の広瀬すずさんに名前をいってもらえるかどうかで出演芸人の人気度を測るというものですが
つきまとう違和感、、だったら女性芸人がひなだんにいてもよくないか？
しかもこのシリーズ全編、有名女優さんに名前を呼ばれるかという企画のようだけど一度くらい男性俳優さんでもよくないか？
この「とってもかわいくて魅力的な若い女性」が「男性芸人」の名前を言う＝男性芸人大盛り上がり　という構図が、なんか気持ち悪いと思ったのは私だけでしょうか・・・

そして１週前、「女子アナに好きな芸人として名前を言ってもらえるか」
これも「女子アナ」呼びにすでに違和感を感じるけれども
今度はアナウンサーが同じ業界としてどの芸人さんと一緒に仕事をしたいかどうかのプロフェッショナル視点からの声かなと
淡い期待をして見続けました。
でも、、、結局は広瀬すずちゃんのときと同じ趣旨だった。。
男性芸能人が女性タレントに好きって言ってもらえるかどうかワイワイする、みたいな。「女子アナ」が「〇〇さんとお付き合いしたら幸せになれると思います♡」といった仕事とは関係ない異性としての評価がつづく。。。それに一喜一憂する男性陣。よく言うと、野球部の部室（？）、悪く言うと男子社員だけの悪ノリした飲み会のような・・・

なんというか、完全に油断してリラックスしてみていたお笑い番組で
こんなに考えさせられると思わなかったのです。これを女性が見て心から楽しめると思ったのだろうか。もちろん楽しめる方もいるとおもう。
ロンドンハーツってなんとなく女性視聴者も多そうだし。

でもあまり深く考えたことなかったけど、お笑いもテレビもやっぱり女性向けに出来てない部分が多いのかなと思いました。
悲しい気持ち。しょんぼり。

おしまい