47歳マンガ家志望 君の本当のすがた
先日、キャラの顔が描き始めと描き終わりで違ってしまうという記事を描きました。
対処法として、マンガを描き始める前に100回そのキャラを描いて手になじませるといいよとYoutubeで見て、次回はやってみようと思っていたのですが、今描いてるマンガでただ単にこなれるだけでは解決できない問題が出てきてしまいました。
それは、「キャラの理解の深度」
どういうことかというと、作品を描いていく中でその作品をネームから仕上げ完成まで何度も何度も読むことになるのですが、そのたびにキャラの理解が深まり、下書き、ペン入れの段階でこのキャラのこの時のリアクション(主に顔)はこうじゃないと強く思ってしまい、描き直してしまいます。
もちろん、その方がよくなるんだけど描き始めと描き終わりが別のキャラみたいになってしまうのです。
この場合は実際にキャラを理解しないと回避できないので、マンガを描き始める前に何百回そのキャラを描いても起こってしまう現象なのです。
困った。
世のマンガ家さんたちはどうしてるのでしょか?
沢山描くようになれば起きなくなる現象なのかな?
まあ、今は考えてもしょうがないのでできる範囲で直して作品を完成させます!
この問題は面白いトピックなので知り合いのマンガ家さんなんかにも聞いてみようと思います。
あと、これって役者も同じなのではないか?役者も撮影が進むにつれて演じるキャラの深度が深まって、顔こそ変わらなくても演じ方とか表情とかマンガ以上に細かく変化がでてしまうんじゃなかろうか?と思いました。これも今度俳優をやってる友達に聞いてみようと思います。
この問題に気が付いた時に、自分の考えた作品なのにあんがい自分でもこの作品をわかってないんだなあと思いました。
これも面白い感覚ですよね。これを描き始めや、ネームやってる段階で気が付けば作品自体をもっともっとよくできるのかもしれないなどとモヤモヤ考えながら原稿を進めています。
今回の作品は作り手として本当に学びの多い作品になっています。
今はキャラのペン入れがほぼ終わり背景に手を付け始めました。
今日の進捗
投稿用マンガのキャラクターのペン入れが終わり背景を描き始めました。
以上です。
皆さんよい一日を。
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