リーフツアラーは VALVE INDEX でも使える
表題が全てなので、後は全て補足です。
VALVE INDEX での眼鏡の使用は、顔の大きさや眼鏡の形状に当然依存しますが、かなり厳しいため、他の手段が必須と思われます。安価で購入も容易なリーフツアラーは第一選択肢、あるいは他の手段が整うまでの代替として有望です。
リーフツアラーについてはこの記事を参照してください。
前書き:VALVE INDEX 購入!
Half-Life: Alyx に感動し、これはやはり最適化されている VALVE INDEX のコントローラでプレイしたいな~でもめっちゃ高いし売ってないからな…ともどかしく思っていた所、タイムリーなことにラックさんのツイートでツクモ通販に入荷したことを知り、勢いで購入してしまいました。(4 時間後には 14 台以上が売り切れ。)
Oculus でも VRChat でフルトラができると知り、でもベースステーションもずっと品薄(Amazon では転売価格)だったので、これで同時にベースステーションも手に入るというのも購入動機の一つでした。その後、品薄の HTC Vive Tracker 2018 がドスパラ通販で普通に売っていたので、これまた勢いで 3 個購入。無事にフルトラ環境(頭、両手、腰、両足の 6 点トラッキング)まで整いました。
VALVE INDEX(ツクモ):138380 円
HTC Vive Tracker x3 + 送料(ドスパラ):38746 円
ストラップ(Amazon):5980 円
フルトラまでの費用:183106 円。
ちなみに PC は 188750 円。
計算してみるとここ一か月で VR 関係に 371856 円も使っていた。
VALVE INDEX の眼鏡事情
ここまではとんとん拍子に進んできたのですが、やはりよく言われているように、VALVE INDEX での眼鏡の使用はかなり厳しいです。
商品説明には、「レンズから瞳までの距離の2点について物理的に調整することが可能」と書いてあり、眼鏡用のスペースも確保できそうに思えるのですが…。
実は厳しいのは、レンズからの距離ではなく、横幅でした。眼鏡を付けた状態で顔を入れるのもかなり大変ですし、つるがかなりきつく締め付けられるので、30 分もプレイしていると痛さが耐え難くなってきます…。
これはいけないと対策を調べました。
VRsatile
ラックさんもこれを愛用しているらしく、一番良さそうなのですが、製品化がいつになるかわからず、クラウドファンディングも終了していて申し込めないので、現時点では選択肢から外れます。
3DプリンタによるVR用メガネフレーム
とりあえず購入してみました。フレームの方は DMM.make で 1650 円と安価ですが、レンズは AliExpress で購入することになるので、新型某ウイルス(名前を出すと note トップに警告文が出てしまう)騒動の影響もあり、届くのがいつになるのかわかりません…。(そのため未検証。日本円での購入価格もまだ未確定。)
IPD 確認&リーフツアラー購入の時の処方箋データをそのまま入力しました。眼鏡一式が約 6000 円は十分安いと思うんですが、AliExpress のサイトの使い方が謎すぎです…クーポンが大量にあって、いろいろやってるうちに 3 ドルぐらい安くなっていたはずなのに最終価格に反映されていない…?(まあ別に良いんですが…もやもや…。)
2020/4/18 追記:最後に続報へのリンクを張りました。
リーフツアラー
やっと表題です。とりあえず直近なんとかしないと…とダメ元で Oculus からそのまま持ってきたら、なんとバッチリハマりました。(そのため若干スポンジが変色していますね…。)
思いっきり額部分を押し込んでもレンズが接触しないので大丈夫そうです。
しばらく使ってみましたが、ズレたり外れたりすることもなく、安定して使用可能です。とりあえず、これで本命の 3D プリンタ版フレームとレンズが届くまで、当面しのぎます。
Oculus Rift S はもともと目とレンズの距離があり、鮮明感が INDEX に比べて劣っていた(?)ということもあるのか、あまり気にならなかったのですが、INDEX でレンズを最接近させた状態だと、スイートスポットがかなり狭く、装着の時にちょっと調整に苦労したりとか、ベストとはいえない感じですが、十分使えます。
VALVE INDEX の横幅、なんでこんな狭く作っちゃったの…?と不満だったのですが、逆に眼鏡無しだとちょっと緩い感じすらあるので、ここらへんは難しいんだな…と思いました。私は頭が大きい方だと思いますし、これ以上ゆるいと逆に多くの人にとってはガバガバすぎて大変かもですし…。
2020/4/18 追記
その後、ニッパーでリーフツアラーのフレームの顔に当たる所を切り取ったり、いろいろ調節しましたが、やはりどうしても額の所にフレームがあたり、クッションを付けても跡が残るぐらい当たり、長時間のプレイは厳しい感じでした。
VALVE INDEX の性能を 100% 活かすためには、専用レンズを作ることを強く推奨します。
スペースに余裕があり快適に使える Oculus Rift S の場合はリーフツアラーでも十分だと思いますが、乱視がある人はやはり Vket などの細かい文字を読む機会があるイベントの時には専用レンズの方が良いですね。