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何度も食べてしまうチェーン店メニューランキング

スーパーランキングマガジン。

何度も食べてしまうチェーン店メニューランキングを発表したい。

「あれのあれ食べたい。」そんなことをふと思う。

「あれ食べたい」ではなく「あれのあれ食べたい」だ。
あれだけにおさまらずあれのあれにまで欲求が伸び、手が届いてしまう現代人の豊かさに、少々おののきながら、発表させてもらおう。

何度も食べてしまうチェーン店メニューランキング




第5位 バーガーキングのアボカドワッパーセット

 

結局ハンバーガーはいつまでも美味い。子どもの頃からずっと。
ハンバーガーとコーラの荒い満足感からは逃れられない。

ワッパーって名前も良い。なにその名前。バカという日本語がないアメリカであるにもかかわらず、まるでバカが語源であるような名前。ワッパー。ちなみにバーガーキングはバーガーも売っているが、バーガーはワッパーより小さいらしい。細かいルールが全然わからないのもバーガーキングというものだと思う。


第4位 天下一品のこってりラーメンとライスとキムチ


こってりラーメンはたまに無性に食べたくなるが、それ単品で食べたことはない気がする。必ずライス。ライスなしでは食べられない。そこへキムチが加わるとなおよい。キムチはこってりラーメンとごはんに懸かる赤色の懸け橋だ。

それにしても昔より天下一品に行きたいと思う頻度が減った気がする。老いがこってりを拒否し始めている。寂しい。


第3位 上島珈琲のピザトースト


いつだって胸にいるのは上島珈琲のピザトースト。
なにせパンの具合が良い。軽めでサクッとしていて。持った瞬間、脳が感じる。このパン好きだなって。
上のチーズの部分も落ち着きがあって良い。ピザと名付いているのに胃に対する圧がない。上品なのだ。にもかかわらずやっぱりピザだ。味には迫力がある。ちょうど良い。

しかしデメリットもある。値段が高い。そして量が少ない。それなのに何度も食べてしまっているのは、量が少ない部分が、もう一度食べたいにつながっているのかもしれない。


第2位 星乃珈琲店のフレンチトースト(ホイップのせ)


うますぎる。想像しただけでうまい。フレンチトーストってそんなに好きでもなかったのだけど、星乃珈琲のそれは、あまりにもうまい。感謝の気持ちが沸き起こる。一口食べるたび美味くてうなだれてしまう。
しかし、上に乗ているホイップクリームがどんどん溶けてしまうので、あまり時間をかけられない。次々に口に放り込む。
気づけばあっという間になくなっている。ああ。無くなってしまった。と思う。なんでだ。食べたのか。

美味い物の弊害だ。うますぎてなくなるのが早い。人類はこれを解決できるのだろうか。


第1位 吉野家の牛皿麦とろ御膳


誇らしい気さえする。
日本の夏には吉野家の牛皿麦とろ御膳があると。(夏にしか出てこないメニュー)御膳が俺の後ろに控えていると。

麦とろが好きな自分にとって、オクラ、牛皿 麦とろごはん という不正解が一つもない理想的なセットが、700円程度とめちゃくちゃ安い。
サッと食べたいときは牛麦とろ丼でもよい。美味しさそのままにさらに安い。600円だ。

一昨年の夏は、これを食べると翌日だけ使える200円クーポンがもらえて、めちゃくちゃお得だった。
ただ次の日にしか使えないから、翌日に行くことになり、するとまた翌日200円クーポンがもらえるので、その次の日も行くことになり、このまま吉野家に吸収されるのかと思ったくらい行った。けど飽きなかった。

麦とろごはんってねぎしとか牛タン屋にあるイメージだけど、牛タン屋はのきなみ高い。吉野家の麦とろは安いうえに美味い。また夏になったら食べたい。


以上。何度も食べてしまうチェーン店メニューランキングでした。

思い出せないだけで他にもありそう。

皆さまの何度も食べてしまうメニューがあれば教えてください。

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