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うつ病になりやすい特徴ばかりの自分を整理してみる

「メランコリー親和型性格」というのがあるそうです。
うつ病になりやすい性格の特徴。
メンタル・クエストという本で知りました。

この特徴をもつのは「真面目な英雄」タイプ。
いわゆる、ヒーローです。

ヒーローは凄いんでしょ。
ヒーローだよ。
ヒーローなのに・・

さて、今日ですが、
「メランコリー親和型性格」について、
診療内科医の鈴木裕介さんの本、
「メンタル・クエスト」の名言を参照しつつ、
自分にあてはめて整理してみたいと思います。

メランコリー親和型性格の特徴

・ルールや秩序を守る
・几帳面である
・自分の仕事に対する責任感が非常に強い
・完璧主義である
・他者を重んじる
・親切・律儀・誠実である
・衝突や摩擦を避けるために、自ら折れることができる。


私、すべて当てはまりました。

では早速、各項目について、
休職前の状態を思い出して書いてみようと思う。
そして、今の気持ちでツッコミ入れてみる。

(1)ルールや秩序を守る

はい。

意識して遵守した覚えはないけど・・守る。
それが変なルールだったりしても、
「会社がそうだって言うのなら仕方ない」
そう思って従える。
(従順なのね・・)

秩序は大事にする。
なんとなくだけど、
集団等には上下関係などの統制はあるべき。
(はっ!「べき」論だ)

そこで落ち着かなかったり、
嫌な思いしている人がいたら、
早めに気付いて、対策を考えてあげる。
(HSP的な気づきあるよね・・)

(2)几帳面である

はい。

自分の仕事は隅々まで気になる。
何事も不安になると気が休まらず、
頭の中で押し問答が巡るくらいなら、
手間でも、調べてはっきりさせようとする。
(頑固・・ 白黒はっきりさせたがる・・)

たとえ、それが表面にでてこないような、
超マイナーな機能の動作確認だったりしても、
裏でこっそり確認して白黒つけたがる。
(几帳面が過ぎる・・)

システムで例えると、
それだけやれば「高品質」にはなるのだけど、
必要以上に裏で調査や動作確認をしてしまう。
確認しないと「大丈夫っしょ」という一言が言えない。
論理的な要・不要の判断が苦手で、
それなら手を動かそうと愚直にやってしまうタイプ。
(それベテランの対応じゃないよ・・)

(3)自分の仕事に対する責任感が非常に強い

はい。

「頼んだ仕事はキッチリ仕上げる」
若い頃は、そう評価してもらうのが嬉しくて、
提出期限までは全力で取り組み、
キッチリと仕事を仕上げていた。
(若い頃はいいんじゃないかな)

でも、中堅になり、やる範囲が広くなっても、
同じ出来を求めハードルを高くしていた。
自分もスキルアップしているのだからできないと!
自分で自分を追い込んでやるタイプ。
評価は貰えたけど、いつもヘトヘトだった。
(今までやりきれたのは、たまたまだよ・・)

自分の範囲の責任は必ず全うすべき。
この考えが強いから、期日までに完遂できなくて、
仕事を引き取ってもらっている人を許せなかった。
(べきが厳しい・・)

(4)完璧主義である

はい。

期限に100%仕上げてこないのはダメ。
仕事は100か0だと思ってた。
(極端過ぎるよ・・)

(5)他者を重んじる

はい。

仕事での尊敬とか関係無く、
先輩はみな重んじた態度で接する。

最近、なんとなく気付いたことだが、
重んじるかどうかは、
入社年数より、実年齢で判断してたみたい。
私、年齢主義者だったのかな。

でも、2社目でたくさんの優秀な若い子に会い、
上下無く他者を重んじるようになった。

(6)親切・律儀・誠実である

はい。

相談や質問をされたら、
必ず時間をとってでも対応する。
無下にしたことは一度も無いと思う。
(いいね)

頼られたら、
責任範囲を超えて手伝うのを苦にしない。
(yukiちゃんの教えだね)

割り込み等で会話中断した場合でも、
絶対覚えていて、
「さっきの話ね」と再開するタイプ。

誠実・・・だと思う。
もし私が裏の顔を作って対応していて、
相手がそれを知ったら悲しいだろうなと思う。
(あらま)

(7)衝突や摩擦を避けるために、自ら折れることができる。

はい。

「それなら俺がやる」と言って、
自分の首を占めるタイプ。
ポジションがリーダーの時でも、
揉めると「あーもう、俺やるよ」
と言ってしまい、すごく苦しくなった。

衝突、摩擦は本当に心理エネルギーを使うので、
とにかく避けたい。一番避けたい。
自分が苦しむだけで回避できるなら、
間違いなく回避を選ぶ。
(これは本当にどうにかしたい。本当に・・)


ストレスマネジメントにおけるマイナス面

メランコリー親和型性格の人は下記だそうです。

厳しい自分ルールの中にはまりすぎるため、気持ちの切り替えができなかったり、プライベートにも仕事を持ち込んでしまったり、未完了の業務があると気になってリラックスできないといった弱点もある。

ストレスマネジメントの観点からは、次のようなマイナス面があります。

・秩序を重んじるあまり変化に弱い
・融通がききにくい
・人に頼れない
・うまく手を抜けない
・他人の評価を気にしすぎる

・秩序を重んじるあまり変化に弱い
 →はい。
  新しいことに慣れるまで時間かかる。

・融通がききにくい
 →これはどうだろう。
  あまり思いあたるシチュエーションが無いけど、
  まぁ、ききにくいだろうと思う。

・人に頼れない
 →はい。極一部の人にしか頼れない。

・うまく手を抜けない
 →抜けない。
  「手を抜くと自分に跳ね返ってくる」
  どこで手を抜けるか判断できないから、
  愚直にやってしまう。

・他人の評価を気にしすぎる
 →これはどうだろう。
  上司からの評価は全然気にならないのだけど、
  部下や同僚からはよく見られたい気持ちがある。


こうした人達は、得てして他人に悩みを打ち明けたり、助けを求めることがすごく苦手だったりします。むしろ、優秀であるからこそ、大抵の困難を独力で解決できてしまったがために、他人に本気でヘルプを求めたことが今まで一度もない、というケースも少なくありません。

他人に本気でヘルプを求めたことあります。
休職(1回目)する1ヶ月くらい前、
解決できない問題をいくつも抱えていて、
本当に苦しくて苦しくてヘルプを求めた。

その時の上司は親身に聞いてくれて、
(その上司も壊れるギリギリだった)
解決策を一緒に考えてくれた。
本当に嬉しかった。
長い間曇っていた視界がバーっと晴れたくらいだ。

ただ、これくらいだ。
早めに相談しなさいと言う割に、
自分は相談できず抱えて苦しむタイプ。
(ダメだこりゃ)


そのため、自分のキャパシティを大きく超えた業務ストレスが襲いかかってきたとしても、他人からの評価が気になって、自分自身の心身を休めることを後回しにして限界まで頑張ってしまう。そして、心身の限界が訪れうつを発症するといったパターンが非常に多いのです。

私そんな感じでした。
それで適応障害を発症。


これまで学業も仕事も順調だった人が、初めて挫折して休職を余儀なくされる「優等生のファーストキャリアでの適応障害」はこのパターンが多いですね。

他人の期待に応えることが喜びで、その期待をエンジンにどこまでもハイスピードで走り続けてしまうハイスペックな人、いますよね。僕はこれを「ブレーキのないスーパーカー状態」と呼んでいます。どんなにしんどくても、フェンスにぶつからないと止まれないのです。

私は優等生ではないけど、
それまでのキャリアは順調だったなぁ・・
(遠い目)


4つのポイントで自分にブレーキをかけよう

本書では、このような性格の人が、
ダウンしないための対策を四つ挙げている。

①自分はストレス耐性が強いわけではないと自覚する

まずなにより重要なのが、「ストレス耐性が強いわけではない」と自覚すること。理解することで自分に起こり得る変化が予想でき、対処法をつかみやすくなるので、それだけで予防効果は大きく高まる。

はい!受け入れます。
私はストレス耐性は強くないです。
(これはこれで認めたくなかったけど)


②相手が求める成果物のレベル感を確認しておく

まず先に「レポートの原案ですが、ひとまずA4に5枚くらいでいいですか?」「スライド10枚くらいでしょうか?」というように、相手が求める成果物のレベル感を先に聞いておきましょう。そこに少しだけ加点するということを心がければ、評価がさがることはありません。

これは大事ですね。
規模感の確認。
自然とやれてると思います。
最後の1行はナイスなテクニックですね。


③「しょぼい頼みごと」でヘルプの練習をする

究極的には、どんなに大きな困難があっても、信頼できる誰かに助けを求めることができれば、潰れることはそうそうありません。
「頼る」というのは、どこまで頼るか、どのタイミングで頼るかといったバランス感覚を必要とする高度なスキルでもあるので、習熟していくためにはそれなりに練習が必要です。まずは信頼できる人に「小さい頼みごと」をすることで、「ヘルプ慣れ」をしていくのがいいと思います。

んなアホな。と思いつつも、
これができないから苦労したんです。。
でも、書いてあることはその通りと思うので、
まずは嫁、娘でヘルプ慣れしてみようと思います。


④他人の期待のみをエンジンとする運転をやめる

自分の体力や気力をしっかりと把握し、「厳しいな」と思ったら、相手からの評価が下がることを恐れずに「ちょっと無理です」「今日はそれはできません」と伝える勇気と強さを持つこともまた、高度な技術。

うん。
そうだね。。


おっと、こんな時間だ。
そろそろ図書館が閉まってしまうので、
今日はここまで!!





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