浙江大学 短期留学日記②4日目~12日目
海外での生活にも少しずつ慣れてきました。
4日目木曜日 研究会準備
この日は特に実験はせず、今回の留学で行うプロジェクトとは別の研究に関して、論文化に向けた勉強等を進める。翌日の研究会（京大の方、オンライン参加）にむけた準備など。
5日目金曜日 たくさんミーティング
一応、将来のキャリアについても真面目に考えないといけないので、朝から某企業の研究部門の社員さんとのカジュアル面談に参加しました。時差を考慮し忘れたせいで、現地時間7:30~という、少し早めの朝でした。
就職すべきなのかアカデミアのポストを目指すのか本気で悩む。（この件は別で記事にするかも？）
午後からは所属研究室の研究会、所属研究室ボスと留学先研究室ボスを含めた打ち合わせ、留学先研究室に訪問された某教授によるセミナーと、とにかく"ミーティング"ずくめの1日でした。
夜は、私含むたくさんのニューフェイスを歓迎するピザパーティーが開催されました！ありがたいことに、日本のアニメのファンの方は多く、話題を提供してくれたおかげでたのしく過ごせました。
ピザは大量！ポテトも大量！
全部食べきる前に、パーティはお開き。
中国に来てから、「中国の人はご飯を残すって本当なんだ」と実感していたのですが、この日は、「デリバリーのご飯の場合でも一緒なのか？」ともう一度驚きました。「満腹です、ありがとう」を伝えるために残すって聞いてたのに、作り手がその場にいないデリバリーの場合はなぜ？と気になったんですよね。もしかして、注文してくれた人（もしくは主催者？）に対するマナーなのでしょうか。
6日目土曜日 洗濯機と格闘
渡航後初めての週末は、寮のコインランドリーの使い方に苦戦するところから始まりました。超キャッシュレス社会の中国は、コインランドリーの支払いも、Alipay(もしくはWachatpay)アプリからバーコードを読み取ることでミニアプリみたいなところへアクセスしてから、Alipayで決済する、というようなシステムになっています。
ここで決済がうまくいかず約30分格闘しました笑。
というのも、こういう決済サービスの利用には電話番号による認証をしないといけません。Alipayに関しては(たしかWechatpayも)、日本の電話番号+81が利用できるのですが、このランドリーのミニアプリは中国の電話番号しか対応していなかったのです！一応、中国SIMを差したスマホも持っていたのですが、そちらの方ではAlipayのアクティベーションやカードとの紐付けをしておらず、そこからのスタートでした。。
7日目日曜日 完全に引きこもり
寝たり覚めたりで終了。私は睡眠不足の耐性が全然ないので、こういうゆっくり寝れる日は大事。
8日目月曜日 2週目スタート！
朝9時から定例ミーティング
その後は実験、本格スタートの手前
晩御飯に買ってみたカップ麺が失敗で悲しかった。私には辛すぎました（笑）これからは赤いパッケージのものは警戒しなければ・・・
9日目火曜日
ほとんど勉強day。浙江大でのプロジェクト、京大でのプロジェクト両方。特に京大の方は論文に向けてすこしずつ深さが増してきているのではないかという感覚です。
実験は、すこしだけしました。正確に言えば合成実験の途中でトラブル発生し中止。
プログラムの奨学金（生活費）が一向に振り込まれない！！
実は奨学金の具体的な金額も、振り込まれる日も、プログラム本部は私たち学生直接情報を教えてくれず、RAの学生から又聞きするしかないという・・・。その又聞き情報によると何度もリスケされているという（笑）なんとなく中国らしいなと思ったり。生活はまだ大丈夫なのですが少し困る。お金は大事なのでね。
10日目水曜日
時の過ぎる速さに少し焦る。
カジュアル面談した某企業からインターンへの参加に誘われる。まだまだ進路について具体的な方向性が定まっていないのですが、企業での研究がどういうのなのかを少し知るには良い機会かもしれないので、エントリーしてみることに。エントリーシートの分量の多さに絶望。研究の隙間にやらなければ。もはや私に休むという概念は無くした方が良いかもしれない？と少し悲しくなりました笑
11日目木曜日
この日は修士時代以来、久々にSEMを使って楽しかったです。顕微鏡楽しい。この留学期間ではたくさん使えるので楽しみです。
この週は全て1日13時間くらい研究室にいたので、木曜日にもなると疲れが溜まってヘトヘトに。翌日のミーティング資料が全くできてないまま諦めて寮に戻りました。ベッドの中でスライドの構成を練りました。
12日目金曜日
午前は早めに（8時ごろ）ラボへ行きミーティングの準備。
金曜日は留学プロジェクトに関するミーティングと、京大のラボのウィークリーミーティングの二本立て。
終わった頃には17時ごろだったのですが、疲れが溜まってこの日は早くに帰りました。
こんな感じで、早くも渡航して2週間がすぎてしまいました。
あと6週間で帰国か、、早い！！
ポスターの準備や締め切りも考えると、実験ができる残された期間は5週間歩かないか。気を引き締めないといけません。