日記#55【社会に出たら厳しいってゆうけど社会を語る資格は誰にもない】

 子供の頃、学校の先生に社会に出たら通用しません。とよく言われたものだ。その時、新卒で先生になったお前は、普通の会社経験ないから社会を知らないだろと思っていた。だが本当は社会を知っている人は一人もいないのかもしれない。

 結局教員の仕事も社会である。しかし、私は教員にならないから別の社会だと考えていた。この理論が通じるなら、私の知りたい社会は入る会社での社会でしかない。そうなると私に社会を教えるのは会社での先輩たちになる。だが、バイト経験がある人はわかるかもしれないが、人によって言う事が違ったり、状況によって対応が変わる。それも社会だと言えばいいものだが、そんな不確かなものを教えたことになるのだろうか。私の感覚ではそれは教えた内に入らない。

 こんな考えは社会に通じないかもしれない。しかし、いつから社会は絶望の象徴のようなものになってしまったのだろう。そんな社会を私は変えたいと思う。だから社会に通用しないと言うのではなく、社会に通用すると言ってあげたい。

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