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おせちについておすくりおじさんが論文を 基に考える
もうすぐ正月ですね。今日も職場ですが、家族がいるとおせちというのも正月における食事の選択肢になるんじゃないかと思います。
作るか買うかは家庭によりますが、1から作るご家庭は少なくなっているんじゃ無いでしょうか?
では、おせちについて論文を本に調べてみました。さすがにPubmed調べてもしょうがないので、対象は医中誌・メディカルオンライン・GoogleScholarです。
おせち料理の「おせち」という言葉は「節供(せっく)」に由来するそうです。節供とは、季節の節目を祝う行事を指し、五節句(人日、上巳、端午、七夕、重陽)などの特定の日に供え物をして神様をお迎えする風習から生まれました。この際に神様に供えた料理が後に人々が食べるようになり、現在のおせち料理の形式につながりました。平安時代には、宮中で節供の行事が行われ、その際に供えられた料理が「御節(おせち)」と呼ばれるようになり、江戸時代に入ると、五節句の行事が一般の家庭でも行われるようになり、特に正月の節供での料理が重視されるようになります。この頃に、おせち料理の形が現在に近いものになったみたいです。
そんなおせち、流行ってる?みんなー、おせち食べてるー!?っていう2001年の論文
20年以上前から減少傾向、食べる人は少なくなっているそうですorz
2006年では正月に食べる人たちの中では、おせち料理を手作りする率は全国平均で 727%だそうです。まぢかよ。うち買ってるんだけど。ちなみにそばを大晦日に食べる率は70%オーバーだそうです。すげーな。
今のおせちは斬新になりすぎている!重に詰めて正月に意味のある素材を好きな味付けで食べろ!と説教臭く論じております。どうでもいいです。好きにすれば?と思います。
おせち料理における食べ合わせ、色彩、栄養価の検討
最近のおせち料理書より124件抽出し料理法別に5色(白、黒、黄、赤、緑)に分類し、さらに料理毎に1人分の栄養価を算出した論文です。
焼物、煮物、和え物の出現割合が高かった。出現数の多い焼物においては、エネルギー、たんぱく質、鉄などが他の料理法より優れており、ビタミンCの多い酢の物、和え物との食べ合わせが、好ましいそうです。
あと、塩分が多いのとカリウムが多いよっていう論文は山ほど出てきました。一気に食べないことも大事ですね。おせちは賞味期限もありますが、ゆっくり食べましょう。