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自己採点しました(英検®︎一級合格へのセルフコーチング vol.4)

2024年第3回英検®︎を英検を受験しました。一発合格を果たした2019年から数えて5年ぶりの受験でしたが、大切な時期に体調を崩してしまい、結局無対策のままの受験となりました。

その翌日(2024年1月27日)の今日、午後1時から英検®︎協会のホームページに解答速報が掲載されていたので、お仕事がひと段落ついてから採点してみました。

結果はこちらです

リーディング:全35問中26問正解 正答率74%
リスニング:全27問中18問正解 正答率66%

全体で70%の正答率。7割前後の素点が合格ラインと言われる英検一級。これはまさにギリギリ受かるかそうでないか?のボーダーライン上にいるということになります。

あとは「ライティング次第」ということになります。

リーディング:語彙問題(Part1)のケアレスミス3つと全く読めなかったエッセイ問題が痛かった

リーディングは表題の通り、最も加点を期待していた大問1で大きいケアレスミスを3つもしていたところが大失点です。

選択肢の単語の意味は全部わかってたのに、なんでこれ選んだん?っていう間違いでした。前半にそのミスが集中していたことから、試験会場の独特の空気と緊張感に飲まれてしまっていたのでしょう。

エッセイリーディングでは、大問2の『JuMBOs』という文章の意味が全くわからず、途中で読むのを中断してしまい、あとは運を天に任せました。考えてもわからないものはわからない、という戦略(?)です。

ま、これらを勘案して正答率が74%なら、善戦と言って差し支えないんじゃないかとはおもいます。

思ったより遥かにできなかったリスニング

さて、今回は得意なはずのリスニングが大きなボトルネックになってしまいました。

本番までに実施した(たった)2回分の過去問でも、リスニングは結構取れていたし、リスニング問題の音源を聞き流して見る限り、普段視聴しているポッドキャストよりも遥かに優しく感じられたために完全に油断してしまいました。

まだ問題や内容を精査していないのでなんとも言えませんが、思うようにリスニングセクションのスコアが伸びなかった理由のひとつに「集中力」が挙げられるとおもいます。

僕は常々多読・多聴を通じて長時間英語を読んだり聞いたりしていても疲れないリスニング・リーディング体力をつけることが肝心、ということをお伝えしています。

そこは問題なかったと思うんです。ただ、ネックになったのが普段全くやることがない「ライティング」でした。ここで結構神経を削られてしまい、その後のリスニング問題にスムーズに移行していくことができませんでした。

英検一級は「リーディング」→「ライティング」→そして「リスニング」の順番で試験が進んでいきます。この「ライティング」の後ろに実施されたリスニングが始まった時点でかなり疲弊しており、普段の集中力で実力をフルに出し切ることができませんでした。

ここは本当に悔やまれます。

すべてはライティング次第!?

そんなわけで、正答率70%が合格ラインと言われる今回の試験の合否は「ライティング」次第ということになりました。

合格への望みがまだ残っていること。そのことに心から感謝です。

しかしながら、僕はこちらの記事にも書かせていただいた通り、ライティング対策はゼロ、全く実施していません。

「英文エッセイライティング」は、それに関する手持ちの知識を使ってどうにか200文字の英作文をしました。ざっと見直した感じ文法的なエラーはなかったと思うのですが、論理構成や内容に関しては書き慣れていないので、採点者からの評価には甚だ不安が残ります。

今年度から新しく導入された「要約問題」もしかりです。こちらは300字程度のエッセイを90-110文字程度に要約するというものですが、何をどう書けばいいかの知識が全くなかったため、ただ元の文章を別の単語を使ってシンプルに言い換えるだけのライティングになりました。

ただ、単語の学習を普段からしていたからかあるいは多読の効用か、英検協会発表の模範解答で使われている単語をうまく駆使できていたようだったのが少しの救いといえば救いです。

しかしながら、これらの英文ライティングがどのように評価者によって採点されるのか、僕には見当もつきません。

ライティングセクションは64点満点(32点満点×2ライティング)からの減点法のようで、「内容」「構成」「語彙」「文法」の4項目が各8点満点。
ここからミス等によって減点されていく方式です。

上述のリーディング・リスニングセクションの素点だと、総得点を合格ラインまで持って行こうと思えば、ライティングでは50点程度の素点が欲しいところです。

が、こればっかりはどのように採点されるのかもわからないし、そもそも自分が書いたエッセイを見返すことができないので、予想を立てるのはとても難しい。ほとんど運を天に任せるような、そんな心持ちでいます。

合否結果発表は2月17日12時から

そんなわけなので、しばらくは緊張の日々が続きそうです。

っていっても終わってしまったものはどうしようもないので、緊張しても仕方ないんですけどね。

今回、程よい緊張感の中で英検一級の試験に臨んだ2時間20分はとてもいい時間でした。こういう経験って大人になってなかなか味わえるものじゃないので、本当にありがたかったです。

しかし本当に悔しいなぁ。というのが今の正直な感想です。

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Ken Sugihara
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