コーヒーメーカーが欲しい

物欲というものは尽きることがない。
しみじみと感じた今日だ。

お金を使いすぎて出費を抑えるか、出費を抑えられたから遣ってしまうか、どちらかに陥ってしまうことが多い。
最近は節約できており、ここ数日の自分の頑張りをひとり褒めていたのだが、急にコーヒーメーカーが欲しくなってしまった。

おやつの時間にじっくりとドリッパーでコーヒーを淹れたのだが、ガラス製の保温性のないサーバーにコーヒーが入り終える頃には冷めてしまっていて、味すら変わってしまっているように感じる。
カフェで熱いコーヒーを淹れてもらって、火傷しないように気をつけながら飲み始めるあの至福の時間を自宅でも味わいたい。
そう思ったら、スマホ片手にメーカーや機種を選び始めてしまっていたのだ。

悪い癖なのだが、欲しいと思ったら取り憑かれたかのように調べて早々に判断に至る。
衝動買いではなく、衝動的に調べまくってあっという間に買うか買わないかをジャッジする。
今日はまずい。
買うならこれだ、というところまで行ってしまったし、これはあったらいいぞと生活の中で活用している姿が浮かんでいる。

考えること、判断することは問題ないが、注文ボタンを押す右手の人差し指を律しなくては。
もう少し寝かせてどうするかを決めよう。
コーヒー的に言うのならば、もう少し蒸らしてみようと思う。