告白

乳がんがわかった。

春の風に木々は揺られて、色鮮やかに花が咲く季節に、私はひとり病院の診察室で冷静にあっさりと現実を告げられたのは先日のこと。
未知の領域へと連れ込まれて、ただ不安に駆られる毎日を送り、今現在は治療を始めるための各種検査を行っている段階だ。
先行きの不透明さであるとか、夢や希望を抱いてもいのだろうかとか、自分の在り方を考えさせられている。

乳がんに関することをここに記事として書いていこうと思う。
何があったのか、どういうことが行われるのか、その時私はどう感じたのか。
これがこの先誰かの気休めになったり、少しばかりの参考になったら素敵だなと思うのと、自分自身の心の整理のためにも、形にすることで前へと進んでいきたい。