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洗濯は好きなのだけど

洗濯が好きだ。
洗濯機に入れれば、きれいになるのが嬉しい。

今使っている乾燥機付きの洗濯機から、ふわりと乾いたまだ温かい洗濯物を取り出すのが心地いい。
乾燥機が付いていない洗濯機を使っていた頃、手間ではあったけど、きれいにずらりと干された圧巻の洗濯物を見ると達成感で満たされた。
衣類の縫い目をぴしっと合わせて、タオルの端と端をぴたっと合わせて、丁寧にたたんでいくのも気持ちがいい。
ただなぜか、片付けるのだけは面倒くさい。

そんな楽しい洗濯なのだが、冬は洗濯物が多く、また子どもも大きくなって大人が複数人同居している状態だからか、洗濯物の量が昔に比べてずっと増えた。
洗濯をする際、入れすぎないようにと量を調整すると、自ずと洗濯する回数が増えていく。

洗う→取り出す→干す、またはたたむ

この流れを一日に一体何回やっているのだろうとふと考えてしまった。
乾燥機が便利で、さっき着ていた服を約3時間後にはたたんでいる事実。
楽しいんだけど、何度も何度もたたむことを繰り返す自分がいて、終わらない家事とは正にこのことだと実感した。
きっと気が付いてはいけない事だっただろうな。

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