マスカラまつげ
同じタイトルの歌がドリカムの曲にある。
恋がうまくいかなくて、かわいい姿の自分で彼に会いたいのだけど、それもうまくいかないという恋の終わりの歌詞だ。
久しぶりにマスカラを付けた。
かなり緊張して、大人なのに上手く付けられなかった。
小娘だった頃、初めてマスカラを付けた直後に目をぎゅっと瞑ってしまって、目の下にきれいな点線ができたなんてこともあった。
その頃と同じくらいのハジメテの気持ちが、マスカラを付けているときにあった。
ちょっと気恥ずかしくて、でも違う自分になれそうなわくわくする感じだ。
頭の中ではドリカムの曲が流れ、歌の中の女の子みたいにかわいらしい小娘なんかではもうないが、まだ自分を磨こうとする気持ちがなくなってはいない。
この数年お洒落をお休みしていたが、それも徐々に解放されて、また自分を飾りたい気持ちになり始めた。
この年になってマスカラの練習をすることになるとは想定していなかったけど、かわいい姿になったらいいことあるかもしれないし、きれいを楽しみたい。
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