近頃の在り方

お昼過ぎにあった地震と
アメリカのハリケーンのニュースが見たくてテレビをつけた。
映し出されたのはサッカーの試合。
意外にも画質が悪く、全体のプレーの動きはわかるものの少し物足りない。
局はNHKで間違いない。夕方だがニュースではなかった。

すると浦和レッズが２点目を決めた。
テレビをつけてものの数分のことだ。
私はサッカーに疎いため今なんの試合がやっているのか、
そもそもどんな試合の種類があるのか全くわからない。
ただ画面右上に「決勝は１９日」とあるからこれがなにかの準決勝戦だということは読み取れた。

画面が切り替わり観客が映し出される。
席を開けることなく人が入り、しかし全員がマスクをしている。
歓声も聞こえてはこず、大きな拍手だけが聞こえてくる。
コロナに関する規制の緩和と、それに伴うルールの徹底が見て取れる。
こういうところは日本人が誇っていいところだと思う。
日本の感染者数の減少の理由がなんなのかははっきりとしていなくとも、
このマスク着用や手洗いなどの対策が一助となっているのは確かだと思う。

ここ２ヶ月ほど、withコロナという生活を実現できているのではないだろうか。
確かに感染対策を怠ることは未だできないが、逆に言えば感染対策を行なっていれば
自由に出掛けることができて快適に過ごせている。
このまま、このまま、とみんなに伝えたい。
サッカーも、観戦も、買い物も旅行も、
ほんの少しの辛抱があれば叶うことは有り難い。