見出し画像

マスターデュエルのゲートボール大会-アンリミ杯2011 ジャンクドッペルの解説記事


今回は第6回アンリミ杯2011で2位になられたカルピスさんに使用デッキのジャンクドッペルについての生地を書いていただきました!


まず初めに、カルピスさんから一言!

大会を通してまだまだ改善できる点が見えてくる構築です。至らぬ所があるかもしれませんがよろしくお願いします。

デッキレシピ



固定枠
モンスターカード
ライトロード・ハンターライコウ 3枚
ドッペル・ウォリアー 3枚
ジャンク・シンクロン 2枚
クイック・シンクロン 2枚
エフェクト・ヴェーラー 2枚
カードガンナー 2枚
デブリ・ドラゴン 1枚
レベル・スティーラー 1枚
ダンディライオン 1枚
グローアップ・バルブ 1枚
スポーア 1枚
カオスソルジャー-開闢の使者- 1枚

魔法カード
調律 3枚
サイクロン 3枚
死者蘇生 1枚
大嵐 1枚
ブラックホール 1枚
増援 1枚
光の援軍 1枚
ワン・フォー・ワン 1枚
おろかな埋葬 1枚

罠カード
なし

エクストラデッキ
フォーミュラ・シンクロン 1枚
A・O・Jカタストル 1枚
TGハイパー・ライブラリアン 1枚
氷結界の龍ブリューナク 1枚
ドリル・ウォリアー 1枚
ブラック・ローズ・ドラゴン 1枚
ジャンク・デストロイヤー 1枚
氷結界の龍トリシューラ 1枚
シューティング・クェーサー・ドラゴン 1枚


・採用理由
ジャンク・シンクロン
このデッキのキーカードその1
このカードから様々なシンクロモンスターに繋げていきます。
調律、増援でサーチ手段が豊富なのと手札に複数枚来たら事故るので2枚の採用。

ドッペル・ウォリアー
このデッキのキーカードその2
手札に来てくれれば勿論嬉しいですがライコウやカードガンナー等の墓地肥やしカードで墓地に落ちても、ジャンク・シンクロンから直接蘇生して展開できるので3枚の採用。

クイック・シンクロン
基本的にはドリル・ウォリアーを出す為のカードですが、ジャンド展開の後にスティーラーと組み合わせてクェーサーを狙えるカードでもあります。また、手札に来てしまった墓地に落ちてて欲しいカードもコストで墓地に落とせるので優秀です。

デブリ・ドラゴン
ブラックローズ、トリシューラを出して盤面を返せるカードなので採用。

エフェクト・ヴェーラー
インゼクター対策用のカード。それ以外にもレベル1チューナーというのがこのデッキと相性が良いのでメインからの採用となります。相手がヒーロービートの場合腐ってしまうので、3枚ではなく2枚の採用にしました。

レベル・スティーラー
トリシューラやクェーサーを出す際にレベル調整できたり、ワン・フォー・ワンで出せる唯一の非チューナーであったりとシンクロ素材として優秀なので採用。2枚採用してますがサイチェンする時1枚減らしたりします。

ダンディライオン
デブリ・ドラゴンの蘇生先、ドリル・ウォリアーとのコンボで優秀な為採用。後述するスポーアのコストにもなります。

グローアップ・バルブ、スポーア
墓地から自己蘇生できるチューナーでドッペル・ウォリアーのトリガーにもなるので採用。

ライトロード・ハンターライコウ、カードガンナー、光の援軍
このデッキは墓地を肥やしてから動くデッキの為、墓地肥やしとして優秀なこのカード達を採用。このデッキで苦手なインヴェルズ・ローチを破壊できるカードでもあります。

カオスソルジャー-開闢の使者-
光と闇が墓地に揃いやすいので採用。言わずもがな最強カードです。

死者蘇生、大嵐、ブラックホール
割愛

調律、増援、おろかな埋葬、ワン・フォー・ワン
キーカードへアクセスできるため限界枚数の採用。

サイクロン
罠が強い環境の為、メインから3枚の採用としました。

フォーミュラ・シンクロン
ライブラリアンと合わせて2ドローしたり相手ターンにブラックローズ、トリシューラを出せたりと強力なカードの為採用。クェーサーを出す為のシンクロチューナーがこのカードだけなので貴重な存在です。

A・O・Jカタストル
闇属性以外なら無類の強さを発揮するので採用です。

TGハイパー・ライブラリアン
1番最初に出したいシンクロモンスターで、このカードのドロー効果で次の展開にも繋がっていくので採用しない理由がないです。

ドリル・ウォリアー
場持ちが良く、サルベージ効果が優秀な為採用。相手ターンには場にいないのでインゼクターの破壊対象にならなかったり、墓地にあるエフェクト・ヴェーラーを再利用できる点がインゼクター対面で活躍してくれました。

ジャンク・デストロイヤー
チューナーを指定してるため出しにくいですが、相手の場を同時に複数枚破壊できる点が他のレベル8シンクロモンスターと比べて強力なので採用しました。

シューティング・クェーサー・ドラゴン
このデッキのエースカード。
無効効果と連続攻撃で出せればどのデッキも蹴散らせるので採用。
クイック・シンクロンの採用で通常のジャンドよりも出しやすくなってるはず…です。
シューティング・スター・ドラゴンはエクストラデッキの枠の都合で抜いてしまいましたが、余裕があれば入れたいです。

ブリューナク、ブラックローズ、トリシューラ
当時の最強シンクロモンスター達。このカード達で相手の場を空けて展開に繋げたり、ゲームエンドに持っていける為採用。


・自由枠

モンスターカード
カオス・ソーサラー
冥府の使者ゴーズ

魔法カード
月の書

罠カード
王宮のお触れ

エクストラデッキ
アームズ・エイド
ジャンク・ウォリアー
オリエント・ドラゴン
アーカナイト・マジシャン
スターダスト・ドラゴン
スクラップ・ドラゴン


採用理由
カオス・ソーサラー
2枚目以降の開闢と言いたいところですがレベル6なので効果を使った後シンクロ素材になれる点が優秀。自身が魔法使い族なのでアーカナイト・マジシャンの素材になれます。

冥府の使者ゴーズ
この環境のワンキルストッパー。御守りとして採用していますが、今回のデッキはメインから王宮のお触れを採用していますので若干噛み合いが悪いです。

月の書
相手のシンクロやエクシーズを妨害したり、インゼクターの初動を止めれる為採用。

王宮のお触れ
罠環境の為メインから3枚入れてみましたが結構刺さりました。好みによって他のカードと入れ替えていいと思います。

アームズ・エイド
レベル調整の為採用。チューナーを多く展開してしまった時など一旦このカードを挟むことによって高レベルシンクロに繋げることができるので便利でした。

ジャンク・ウォリアー
クイック・シンクロン+レベルスティーラーから出すことでクェーサーに繋げることがあるので採用しました。ジャンク・シンクロン+ドッペル・ウォリアーから出して高火力で殴ることもたまにあります。

オリエント・ドラゴン
デブリ・ドラゴンから出せるレベル6ドラゴン族シンクロモンスター。この枠は当時Cドラゴンだったのですが、今回のレギュレーションで使えた為採用してみました。

アーカナイト・マジシャン
フォーミュラ+ライブラリアンから出すことができ、後攻から捲る札として採用しました。

スターダスト・ドラゴン
奈落や激流葬など様々な破壊効果に対して使えるカードの為採用。

スクラップ・ドラゴン
汎用レベル8シンクロで相手の場を破壊できる為採用。


・サイドデッキ

D.D.クロウ
相手がインゼクターだった場合に投入。墓地のホーネットに対して発動しますが手札にもあるとそちらを装備されるので信用できるカードではないです。

スノーマンイーター
相手がヒーロービートだった場合に投入。アナザー・ネオスの攻撃を止めて破壊できたり、デブリ・ドラゴンから蘇生してブラックローズになれる点も優秀なので採用。

サイバー・ドラゴン
このカードもヒーロービートに対して投入。アナザーネオスを打点で超えれる点やこのカード1枚で召喚権を使わずにライオウを対処できる為採用しました。

魔導戦士ブレイカー
ライオウと相手の伏せカードを両方対策できるカードとして採用。

精神操作
メインで腐ったカードと入れ替える為に採用。相手のモンスターを除去しつつシンクロ素材にできるので強力でした。

砂塵の大竜巻
罠ビート系のデッキに投入。フリーチェーンで打てる罠も多いのでこちらが先行を取った時に相手のエンド時にセットカードを破壊できる確率を上げる為に採用。

サンダー・ブレイク
相手がインゼクターだった場合に投入。展開される前にこのカードで破壊します。

・採用はしてないが欲しいと思ったカード
ローンファイア・ブロッサム
召喚権を様々なカードに使わなきゃいけない都合上このカードを抜いてしまいましたが、墓地さえ肥えていればこのカード1枚で逆転できる場面が多々あったので次回は採用したいです。

連鎖除外
対インゼクター用。相手のダンセルを全て除外できるので次回はサイドに入れてみたいです。

リビングデッドの呼び声
フォーミュラシンクロンを立てた後に相手ターンにトリシューラを出す動きがしやすくなる為採用したいです。

以下の内容は主催者お酢が気になった点を聞きました!

・対インゼクターでのプレイ
インゼクターはこちらのカードを破壊しながら展開してくるので、できるだけ自分の場にはカードを置きたくないです。ですが、ジャンドは墓地を肥やさないと始動できない都合上どうしても隙を作ってしまいます。ライコウセット→ターンエンドが良い例ですね。その為相手がインゼクターと分かったらエフェクト・ヴェーラー、 D. D.クロウ、サンダー・ブレイク等のカードでインゼクター展開を妨害していきます。
プレイの中ではドリル・ウォリアーでエフェクト・ヴェーラーを毎ターン回収して逃げたり、フォーミュラ+αでブラックローズorトリシューラを出せる盤面を形成してターンを返すとかですね。


・輪廻天狗やデスガイドを採用する事についてどう思うか
この環境だからこそ是非採用してみたいカード達ですね。輪廻天狗を使い回して連続シンクロをしていくのは非常に強力だと思います。海外だとこの2枚を使った天狗植物デッキが流行っていたみたいなのでいつか使ってみたいです。


以上が今回の解説記事になります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?