楽曲紹介その1 ささやかなこと

10/12リリースのサモエドの楽曲”ささやかなこと”(linkco.re/tem6fEv9

)についての解説です。


この曲は家にいた時にふとサビを思いついて、そのままギターでコードを弾きながら形にした曲です。
サモエドの曲の中ではコード進行もコードの切り替わりのタイミングも慌ただしいものになってます。

ポジティブで、かつ投げやりで、でも聴くと元気になるような曲にしたいなあと考えてる中で歌詞もすっと出てきました(基本的にサモエドの曲は”曲先”です)。

歌詞は以下の通り↓

#ささやかなこと

どんなにエラい王様にでも
僕らと同じ朝が来る
どんな綺麗なお姫様にでも
二度と会えない人がいる

どきどきすること涙が出ること
心はいつでも探してる

こんなに広い世界の中で
僕ら以外僕らはいない
悲しい時も嬉しい時も
あなた以外あなたはいない

どきどきすること涙が出ること
心はいつでも探してる
あなたといること
二人笑うこと
心の底から願ってる


ああ涙が出るほど
見つめ会えたなら
生きている心地になる

どきどきすること涙が出ること
心はいつでも探してる
あなたといること
二人笑うこと
心の底から願ってる


子供の頃からくだらないかくだらなくないかを周りが決めてくるのが不思議でしょうがなかったんですが、最近は特に”意識高い”風潮とか”実学”みたいなので余計に何でもかんでも役に立つとか収入が増えるとかの話に結びつけられてておかしいと思うんですよね。

カネと権力の代表である”王様”
美と若さと未来の可能性の代表である”お姫様”

どっちも全然自分にとっては意味ないことだと言いたいわけです。

だって、結局同じように朝がきて夜がきての繰り返ししてるだけですし、僕らが悩むような、例えば 本当に会いたい人と会えないような悩みから自由なわけでも何でもないんですよね。
死んでしまって会えない人なんかについて、彼我に何ら差はないですよね。

”日常のかけがえなさ”を肯定する話はよくありますが、同時にそれは現状肯定や疑問をさし挟ませない態度と結びつきがちだなあと感じていて、なのでここではやはり現状にもNOを言い、その上でささやかな人々の喜びや人生の話をしたいと思いました。

”こんなに広い世界の中で
僕ら以外僕らはいない
悲しい時も嬉しい時も
あなた以外あなたはいない”

この一節も、当たり前のことしか言ってないんですけど、外野のことではなくて自分がどう感じるか、どうしたいかで生きればいいんだ、というような気概が伝わるといいなあと思ってます。

ちなみにライブでは中盤のOi Oi言うところで拳を振り上げたりコールアンドレスポンスが起こる楽しい曲です^^



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