中国がSDGsビッグデータ収集用の観測衛星「SDGSAT-1」を打ち上げ
日本語のニュースではCRI Online以外伝えられていないようなのですが、中国がSDG関連ビッグデータ収集用の衛星「SDGSAT-1(中国語名称: 可持续发展科学卫星1号)」を11月5日に打ち上げました。
SDGSAT-1は運搬ロケット「長征6号」を使って打ち上げられ、予定軌道に無事乗ったそうです。
SDGSAT-1は、中国科学院主導で開発が行われましたが、観測範囲は300kmらしく、11日間で世界中のデータを集められるそうです。集められるデータは主に森林モニタリング、砂漠化動態モニタリングなどのようです。
SDGSAT-1を通して収集されたデータは、先日紹介した「SDGsビッグデータ国際研究センター」などで活用されるのですが、全世界にも共有していく、ということが表明されてもいました。
同センターは「SDGビッグデータプラットフォーム」などの提供も行っていますので、SDGSAT-1で収集したデータが同プラットフォームに取り込まれ活用されていくのでしょうね。
中国は「宇宙太陽光発電」利用の構想なども持っていますし、中国の「宇宙×SDGs」も要注目です。
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