【子ども塾レポート1/9】「そんな、怒らなくても」
今週は、5年生3人、4年生1人、2年生2人の合計6人が来てくれました。
2025年最初の子ども塾、先週はお正月休みだったので、2週間振りとなります。
早速本日、子ども塾の新記録が生まれました。
「塾に早く来る時間」が更新されました。
13時46分です。
そもそも子ども塾は16時30分始まり、18時終わりです。
モチロン少し早く来る子もいると考えて、「15分前には来てもいいよ。」と最初から言ってました。
その内16時前に来る子が現れ、「出直して。」と言うのがかわいそうだったので、「中で待ってていいよ。」としました。
いつの間にか16時前に来る子が数人になりましたが、「お菓子食べたい。」との要望は「16時まではダメ。」と一線を引きました。
早く来る子は15時過ぎに来て、16時まではお菓子も食べず、宿題やらYoutubeやらゲームやら各自好きなことをして過ごしています。
今日、13時30分頃に私が仕事先から帰って、お菓子やミカンを買ったり、机を並べ替えてPCを設置したりしていると、5年生のジャイアンとあきなちゃんが「えへへ」と笑いながらやって来ました。
「まだ準備できてへんで。」
「中で待っててもいい。」
「いいけど、まだ2時前やで。」
二人は既に机に座り、
「パソコンつかへん。」と騒ぎます。
「まだ、電源入れてへんしな。ちょっと待って。」
PCの電源を入れると、二人は思い思いに何か始めました。
程なくして同じ5年生のまゆちゃんが来ました。
「まゆちゃん遅い!」とあきなちゃんが言います。
約束してたようです。
これは、言っておかないと、
「あんな、子ども塾はホンマは4時半からやしな、ぼくがいたら中に入って貰てもいいけど、いなかったら入れんしな。」
「分かってる。」とあきなちゃん。
「この時間にいたのはたまたまやしな。」
「分かってるって!」とあきなちゃん。
うーん、あきなちゃんはちょっと短気です。
「お菓子食べていい?」
「お菓子は4時からな。」
というやり取りを3人とそれぞれに3回くらいずつして、
でも、言えば「やっぱりな。」とすぐ諦めてくれて、
4時数分前から3人が時計をチラチラ何度も見て、4時ちょうどにお菓子に突進しました。
2時間以上よく待ってくれたなぁと安堵と共に感心しました。
1年前は、「お菓子は4時からな。」と言っても、私が用事で席を外して戻ると、少しお菓子が減っているということが普通でした。
子どもも私も子ども塾もいつの間にか成長しました。
今日は5時30分に仕事のお客様がいらっしゃって、(株)まちおこしの横田社長、藤井副社長と私が子ども塾の隅に屏風で間仕切りした仮応接スペースで面談をしました。
*社長はビジネスネームを西川から本名である横田に今年から変えました。
すると、帰る子が、応接スペースで大人四人にきちんと「さようなら。」と言って部屋を出て行きます。
もえちゃんもまきちゃんもジャイアンも。
最後にあきなちゃんが「さようなら。」と笑顔で会釈して帰りました。
「みんないい子ですね。」とお客様はおっしゃいました。
「いい子です。でもすぐ怒るんですよ。」と言おうと思いましたが自制しました。
来週あきなちゃんを直接冷やかすことにします。
また怒るかなー。