野洲のおっさん「子ども塾」レポート 10/10(木)「消えたおにぎりアゲイン」
「消えたおにぎりアゲイン」
今週は、5年生6人、3年生2人、2年生4人の合計12人が来てくれました。
人数は先週より3人多くなりました。
満席は15人なのですが、久し振りの12人で「ぎっしり感」があります。
子ども塾のおにぎりは、おにぎり食堂の「にぎりて」さんが、前回の参加者数にいくらかプラスした分を用意してくださいます。
前回参加者が9人であった今回は10個のおにぎりを用意してくださいました。
おにぎりは、1人1個という約束で、来てすぐ食べても、しばらくして食べても、食べずに持って帰ってもいいことになっています。
出席が10人になった時に、トレイのおにぎりがちょうどなくなりました。
ピッタリなんですが、ちょっとイヤな勘が働いて、
「おにぎりまだ貰ってない子おる?」と大きな声で尋ねると、ナント2人手を上げました。
ということは、2個足りません!
「おにぎりは1人1個やから、もし間違って2個取ってたら1個返してな。」と言いましたが、全く反応がありません。
「貰えてない子がいるんで、もし2個取ってたら1個返してな。」ともう一度、さっきよりもゆっくり大きい声で言いましたが、何人かが振り返って首を横に振るだけで、やはり誰も返そうという気配はありません。
貰えていない2年生2人は、事態が分かりかけて、ちょっと泣きそうになっています。
「下に行って握ってもらえるか訊いてみるからちょっと待ってて。」
私はそう言って、おにぎり食堂への階段を下りて行きました。
幸いまだおにぎりを作れる状態だったので、2個握ってもらうことができました。
おにぎりを二人に渡すと、地獄から天国、握りたてのおにぎりを抱えて「あたたかい」と言いながらニコニコ。
その後、遅い時間に2人来てくれましたが、その時はおにぎり食堂は後始末に取り掛かっていて、おにぎりが出来る状態ではなかったので、「おにぎりもうなくなってしもたので、お菓子いっぱい食べてな。」と言って我慢して貰いました。
あぁ、またおにぎりが消えるようになりました。
もう消えなくなったと喜んでいたのに・・・。
悪夢再びです。
子ども塾で定着させたいことの一つに、
「失敗OK!」があります。
実際何かやれば失敗します。
失敗を嫌がると行動しなくなります。
また、失敗は貴重です。失敗から一番学べます。
世に言う成功者は、いっぱい失敗して学んだ人です。
といつも子ども達に言っているので、私もガッカリしてはいられません。
またおにぎりが消えるようになったことを子ども塾の成長の糧にします。
と思おうと心に決めました。